迫る闇編ー2
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休み時間。
千菜は4人のクラスメイトに囲まれていた。
「あたしは幸坂和葉。趣味はオシャレ!」
「私は久城舞、よろしく!」
「私は結城詩織よ。クラス委員長をしているわ」
「わ、わたしは川澄柚月。吹奏楽部です」
「改めて私は天咲千菜!よろしくね!」
満面の笑みを浮かべ、千菜は改めて自分の名前を4人の可愛らしいクラスメイトに名乗った。
「早速だけど千菜って今日の放課後空いてる?」
そう千菜に質問をした癖っ毛が特徴的なギャルっぽい印象の和葉。
右腕にオレンジ色の可愛らしいシュシュを身につけ、オシャレな雰囲気を際立たせている。
「うん!空いてるよ」
「あたしたちと遊びにいかない?柚月は部活があるから一緒できないんだけど」
申し訳なさそうな表情を浮かべる黒髪お団子ヘアーの柚月。
控えめな性格の柚月の隣にいた茶髪セミロングの詩織が優しい言葉をかける。
とても中学生とは思えない大人顔負けのプロポーションと落ち着いた雰囲気だ。
「部活が休みの時にみんなで遊びましょう」
赤いマニキュアが塗られた手を柚月の肩に乗せ、綺麗な黒い瞳を向ける。
「流石は新鋭モデルのしおりん!」
「ちゃ、茶化さないでよ和葉!」
「詩織さんってモデルなの!?」
「詩織でいいわよ千菜。少しだけね」
「なに謙遜してんのよ!あの津島朱華と共演経験があるのに」
モデルに関して無知な千菜は、初めて聞く名前に首を傾げた。
その様子を見た舞は、知らない千菜のために説明を始める。
「津島朱華は我が地域のトップモデル!同い年とは思えないプロポーション羨ましい!」
ブラウンのツインテールをした舞は、説明を終えると隣に立つ新鋭モデルの美乳を制服の上から鷲掴む。
「な、なにしてるのよ!?」
「手のひらに収まるお手頃サイズ!」
突然の出来事に呆然と口を開ける千菜の耳元で和葉がそっと囁く。
「舞って時々あんな風に胸を揉んできたりしてくるけど気にしないで」
「そ、そうなんだ」
苦笑いをして目の前で繰り広げられる破廉恥な行為を見つめる千菜であった。