ホワイトデーにディナーでも/糸香さんへのホワイトデーのお返し
「飯でもどう?」
「どうしたの?」
「ホワイトデーだし。あっ!ご主人と約束でも?」
「それは無いのだけれど…」
「じゃあ、ちょっとだけ」
「でも、あれは娘が作った手作りチョコの失敗作だし…」
「そうだったの?じゃあ、娘さんを誘おうかな…」
「それはダメ。まあ、あまり遅くならないなら付き合ってもいいわ」
「そう来なくっちゃ!」
約束した店に行くと、なぜか姉1号と姉2号。計太郎まで…。
「日下部さん、ご馳走になりまーす」