ケビンのパーフェクト狩り方講座(色々やばくないか?このタイトル)
次の日、俺はケビンさんに狩りの仕方を教えて貰うように頼んで見た。
「別に良いけどよ、これからどうするか決めたのか?」
「とりあえず、狩りのやり方でも教えて貰おうと思ってね、この異世界じゃあ生物を殺さずって訳にはいかなそうだし」
「なるほどな、だが生を奪うことに魅了されちゃ駄目だぞ」
「わかってる」
こうしてケビンさんの狩りに着いて行くことになった。
「今日はイノックを狩りに行くぞ」
へ?If God is not the fate which dies here where it has saidの人ですか?
と思っていたら頭の中に何やら浮かんできた。
【イノック
魔物レベル E+
剥ぎ採れる物 猪の皮 猪の肉 猪の牙
世界のあらゆる所にいる魔物
何でも食べる雑食性
肉はそれなりの美味しさ
突進攻撃が強力だが知能はあまり高くない
狩りをする者には練習相手的な存在】
(なんだこれ・・・解析眼・・・違うな)
イノックと言う生物のデータが浮かんできたため混乱するが
(スキル・ステータス確認みたいなものか)
俺は、ケビンさんの強さが気になったので解析してみた。
【ケビン 34歳
称号 熟練狩人
武器 短剣・弓
防具 軽装鎧(皮製)・軽装ブーツ(皮製)
スキル 罠設置(中級)
解体術
短剣技術(初級)
弓技術(中級)
森で狩りをして生計を立てている
弓の技術が高くランクCくらいの魔物を狩れる実力を持つ
罠の設置にも長けており狩人としては中堅クラス】
意外にもケビンさんはそれなりに強かったという
「どうした?さっきから黙っているが・・・」
「あ、すみません、イノックってどんなのですか?」
「オークを少しちっちゃくして四足歩行にした感じだな、まぁ、そこまで強くはねぇから安心しな」
「あ、はい」
ケビンさんは立ち上がると軽装鎧とブーツを身に着け始めた。
「防具は・・・幸いにももう一式あるからそれ使え」
ケビンさんが指差した先には良く使い込まれた軽装鎧とブーツが有った。
「あくまで貸しだからな、まぁ、そんな強い魔物じゃねぇから心配ないけどな」
If it which God has said is a flag…
なんか頭に浮かんだ気がするが気のせいにしておく
「武器は・・・俺の短剣を貸してやるよ」
ケビンさんから渡されたのは刃渡り20cmくらいの短剣だった、持ちやすくよく使い込まれている印象が有った。
「さて、んじゃ行くか」
そして初めての狩りが始まった。