「夢」って何ですか?
また何も考えずにつくってしまった(笑)
「夢」って何ですか?
Ayaka
夢。私の夢は将来、優秀な医者になる事だった。
夢をかなえるために、私は毎日毎日勉強しヒマさえあれば勉強と、子供らしい遊びや、子供らしい思考にいたらなかった。遊んでいるヒマなんか私にはない。どうしても優秀な医者になり、人々を救いたいと思っていた。だけど。だけど…。親に言われた。今までは見守ってくれていたのに、もうだめだと。
もう私は…。思考が追いつかない。何故?何故私には無理なの?才能が無かったの?
どうしてもうだめだというの?私は、私は!
もう、何も考えたくない。頭が痛い。
そして、私は大切なものが分からなくなった。
友達なのか家族なのか頭脳なのか名誉なのかお金なのか。
すべてがどうでも良く感じた。
そして私は、考えるのをやめた。
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
病室で鳴り響くこの音は、娘の死を意味する。
娘は、娘は誰よりも勉強し、将来有望だった。しかし、ある日突然トラックにひかれた。
そして入院し、1ヶ月ほど目を覚ます事はなかった。
「先生!この子は、もう、だめなんですか…!」
「残念ながら、意識不明です。目を覚ます確率はかなり低いと思われます。」
「そんな!この子は将来有望なんです!誰よりもがんばって、努力して、いた、の、に...!」
私は娘を抱いて大粒の涙を流す。大きな声を上げてなく。
「あああああああ!ああ!目を覚まして!」
「奥様、希望を持ちましょう。まだ可能性はあります。」
そして、今に至る。死。娘の死は、娘の努力を知っている私が一番惜しいと思う。
あの子の努力は子供とは思えないほどのものだった。
…憎い。世の中は不公平だ。娘は何も悪くない。ただまっすぐ夢を追いかけていただけなのに。
夢ってなに!あきらめなければかなうなんて、絶対にない!ほかの誰も、夢をかなえてほしくないよ。
娘に、帰ってきてほしいよ。
「もうだめなの...?」
END
もっと長いものを私も作りたい・・・