食事は睡眠と同じように大事
さて、食事に関して。
私は最近基本一日に二食しか食べてない。
本来人間の食事は長い間二食だったらしい。
無論肉体労働を主とするものは二食だと少し足らない気はするので腹が減ったら間食は取ったようだけど。
そして三食より二食の方が良い理由は内臓がそれだけ休息し修復できる時間が出来るからである。
特に胃は強い酸を発生させ食べた食べ物に含まれる細菌などを殺し消化を行うわけだが、食事後に胃が空になって修復開始するには5時間以上かかる。
無論食べた食事内容によってこの時間は異なり穀物であれば2時間、タンパク質であれば4時間あれば大丈夫だが脂肪が含まれると5時間以上かかるらしい。
なので朝昼晩と脂肪が含まれている物を食べてしまうと朝から晩御飯の間ほぼずっと胃が活動しっぱなしになり粘膜の修復が行えず結果として穴が空いて潰瘍ができたりする。
なので胃の健康のためにも食事の間隔はなるべく開けた方が良い。
また夕食は寝る前4~5時間前には終え、寝るときには胃がからっぽの状態にしておく方が修復が速やかに行われる。
胃の調子が悪くなると消化不良となる。
そうすると、腸が傷つき、免疫にも悪影響を及ぼす。
だから、胃の健康は腸の健康にも重要で体全体の健康にも重要だ。
また糖質だが可能な限り低GIの食べ物を食べて血糖値が急激に上下するのを防いだほうが良い。
GIというのはグリセミック・インデックスの略で、食後の血糖値の上昇度を示す指標で砂糖などは高く、玄米などは低い。
GIが高いと急激に血糖値が上がるが血液中に流れるブドウ糖は毛細血管をてきめんに傷つけるからね。
ちなみに塩の結晶もおなじなので塩分も取り過ぎは良くない。
まあ量を取りすぎては意味ないのですが。
あと、納豆や糠漬けなどの発酵食品を毎日食べると風邪とか引かなくなるのは間違いないと思うよ。
日本人は炭水化物を取りすぎてることが多いのでご飯などを減らしその分タンパク質や必須脂肪酸もキチンと取ったほうがいい。
ただ脂質は胃に優しくないのでそのあたりは注意が必要。
日本人には動物性タンパクは合わないということはないけど、植物性蛋白質はアミノ酸スコア的に偏ってることが多いので、食合せが大事。
大豆は米と合わせて食べるのが良い。
植物性で違いはないので、健康に害が生じるのは別の要因と思われます。
ミネラルは取りすぎても不足してもいけないのでそのあたりは注意が必要。
ビタミンに関して脂溶性ビタミンは油と一緒に取らないと吸収が悪くなるのと過剰摂取しても排出されにくいので注意が必要。
水溶性ビタミンは取りすぎても尿と一緒に捨てられるので大丈夫と言われてるけど。
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル以外にも重要なのはファイトケミカルと食物繊維。
食物繊維は腸の中の腸内細菌の餌になるしファイトケミカルには健康に重要な作用が行われるものが多い。
ちなみにファイトケミカルというのは植物の色素。
お茶の緑とか葡萄ジュースの紫とかそういった食べられる植物の色素は大体は健康にいいからね。
あと可能な限り農薬とか遺伝子改良食物とか保存料、マーガリンとかそういう体に悪い化学的物質が含まれてないものを食べないほうがいいのは言うまでもないですね。
ガンの原因だとアメリカでは指摘されてますし。