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転生少女の無双物語  作者: 胡蝶
〜幼少期編〜
8/62

8. 妖精と精霊王、ベビーベッドに大集合!?

今日もよろしくお願いします(ू•‧̫•ू⑅)

「ふわぁ……」  やっぱ、今日もねむい。  転生してこの世界にだいぶ慣れたけど、この眠気だけはどうしても慣れないわ。赤ちゃんの体って不便ね。早く大きくなって、自分の足で歩き回りたいわ……。


「クスクス、いつ見てもこの子は面白いわね!」 「ああ、そうだな」


(……ん? 今、誰か喋った?)  辺りを見回すけれど、部屋には誰もいない。空耳? いや、今のは絶対に「声」だった。  私がキョロキョロと首を動かしていると、また声が響いた。


「へぇ、この子、私たちの声が聞こえてるみたい」 「姿、見せちゃう?」 「いいよ。驚かせちゃおうか!」


 その瞬間、目の前がぱぁっと眩い光に包まれた。  光の粒がベビーベッドの柵の上に集まり、そこには――手のひらサイズの「妖精」たちが現れた。 (って、えええぇぇぇぇ!? 妖精!? 本物!?)


「こんにちは。私は妖精族のフランシア。よろしくね、フィラルちゃん」 「僕はグレー。以後、お見知りおきを」 「最後は私だね! 私はラルフィン。ヨロです、フィーちゃん!」


 金髪に琥珀色の瞳、そして背中には蝶のような透明な翼。  フランシアは透き通ったピンク、グレーは落ち着いた灰色、ラルフィンは鮮やかな黄色。それぞれが宝石のように輝く羽を羽ばたかせている。 「あい!(こんにちは!)」 (うう、赤ちゃん言葉しか出ないのが悔しい! でも、みんな綺麗……。私も早く翼が欲しい!)


「ねぇねぇ、フィーちゃん。『なんで妖精がここにいるの?』って思ったでしょ?」 「えっ、なんで分かったの!?」 「うふふ、それは秘密。妖精はね、自由にいろんな場所へ行けるのよ」


 妖精さんたちが楽しそうに私の周りを飛び回る。 「実はね、フィーちゃん。私たちの他にも、あなたに会いたいって言ってる人たちがいるんだけど……呼んでもいい?」


 他にも? 誰だろう。  私が首を傾げると、ラルフィンがパチンと指を鳴らした。 「おいで! 水の精霊王、火の精霊王!」


(――えっ、えええぇぇぇぇ!? 精霊、しかも『王』様!?)


「ハロー、フィーちゃん! 私は水の精霊王、アクアブルーだよー。よろしくね!」 「よっ。俺は火の精霊王、ファイアだ。……本当は他の精霊王たちも総出で来る予定だったんだが、緊急事態でな。今日は俺たち二人だけで勘弁してくれ」


 ……精霊王。  世界の理を司るような大物が、なんで赤ちゃんの私のところに挨拶に来るのよ!?  私が心の中でパニックを起こしていると、アクアブルーが優しく微笑んだ。


「そんなにテンパらなくて大丈夫だよ。私たちはただ、フィーちゃんと仲良くなりたくて来ただけなんだから」 「「「「「ねえ、私たちと友達になってくれる?」」」」」


 妖精三人に、精霊王が二人。  こんなキラキラした視線でお願いされて、断れるわけがないじゃない。


「あい!(もちろんだよ!)」


 こうして、私の「友達リスト」には、初日からとんでもない大物たちが名を連ねることになった。  ……私の異世界生活、これからどうなっちゃうの!?

投稿が遅れてしまい、申し訳ないです…。

でも、次回は投稿が遅れないように頑張ります!(๑و•̀Δ•́)و♡♡

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