6. ようやく異世界転生……って、ええぇ!?
今日も長くなってしまいましたが、
よろしくお願いしますヾ(๑╹◡╹)ノ"
「んっ……」
ゆっくりと目を覚ます。視界に入ってきたのは、一面を囲む白い柵。 (……うっそ、ここどこよ。私は誰? じゃなくて、なんで柵の中に閉じ込められてるの!?) 状況を整理しよう。私はあの後……そう、神様のランスにチートをもらって転生したはず。 ってことは、ここは異世界? でも、なんでこんなに体が重いの? というか、手足が短くない? 自分の意思と関係なく、手足がバタバタと宙を泳ぐ。 (……知らんって、ランス! 説明不足にもほどがあるでしょ!)
とりあえず脱走を試みようとしたその時――。 扉の向こうから、ドドドドッという凄まじい足音が響いてきた。
――ドォォォン!!
「うわっ、扉壊れた!?」 なだれ込んできたのは、白銀の髪に藍色の瞳を持つ、モデル顔負けの超絶美青年だった。彼は私の元へ一直線に駆け寄ると、力一杯抱きついてきた。
「俺の妹、フィラル! ようやく起きたんだな、可愛いなぁおい!」 「あう、あいあ、だう……っ(ちょっと、苦しい、離してよ!)」
声が出ない! っていうか「フィラル」って誰? 私!? 混乱する私を救ったのは、さらに背の高い別の美青年だった。 「まあまあギルダーツ、落ち着け。フィラルが苦しがってるぞ」 「そうよ。離してあげなさい。私の可愛い妹が死んじゃったらどう責任取るのよ!」
怒っているのは、白銀の髪をなびかせた美少女・フィリエル。 ……なんなの、この状況。登場人物全員が、目が潰れるほどの美形。これぞまさにカオス。
そんな中、一番のオーラを放つ絶世の美女が、私をそっと抱き上げた。 「うふふ、ねぇフィニック。この子、本当に『千年に一度の神子』なんじゃないかしら?」 「ああ、間違いない。俺たちとは比べ物にならない魔力の奔流を感じる。それに、この体に宿る神や精霊たちの『祝福』の輝き……」 「うふふふ。私たちの娘は、きっと将来、世界を驚かせる存在になるわね」
(……ちょっと待って。千年に一度? 魔力? 祝福? それに、「私たちの娘」ってことは……この美形たちが、私の新しい家族!?)
「あお、あういう、ああんう!(おい、もっと詳しく教えなさいよ!)」 精一杯抗議したけれど、美女が私の目にそっと手をかざした。 「うふふ、フィラル。今はゆっくりおやすみなさい」
不思議な温かさが体を包み込む。 ちょっと、何するのよ。私はまだ、寝な……い……わよ……。 ぐー。
「あらあら、可愛い寝顔。おやすみなさい、私たちの愛しいフィラル」
今日もありがとうございました(*^o^*)




