56. 開戦前夜(?)。青空の下の決意。
久しぶりの投稿です...!
短めですがよろしくお願いします(^.^)(-.-)(__)
さぁ、皆様。ついにやって参りました。
三度の門前払いと、一度の不合格。足掛け四年……。
いよいよ今日は、ティフォディオークテ育成学園、入試本番です!!
(……あぁ、心臓の音がうるさい。やっと受けられるのに、もし落ちたらどうしよう。あんなに特訓したのに、またダメだったら――)
私はルフスとシアンに挟まれて会場へ向かいながら、不安の波に飲み込まれそうになっていました。
「おい、フィラル。なんで黙りこくってるんだ? さっきまであんなに鼻息荒かったのに」
シアンの問いかけも耳に入りません。
(一年前のあの悔し涙、そして三年前の門前払い……あれは確か一年前の……)
「おい、フィラルー? ……ダメだこりゃ。フィーラールー!!」
耳元で叫ばれ、私はようやく現実に引き戻されました。
「はっ! どこからか私を呼ぶ天の声が! はい、何でしょう!? 合格発表ですか!?」
「……ぷ、あはははは!!」
突然、シアンがお腹を抱えて爆笑し始めました。続いて、ルフスまでもが噴き出します。
「えっ、何? なんなの二人とも、失礼ね!」
「フィラル、お前……ククク。さっきから思ってること、全部口から漏れてたぞ。挙句の果てに一人二役で返事するし……あはは! 顔もすごいことになってたぞ!」
「……笑いすぎ。ルフスももう笑わないで。私の精神的HPがゴリゴリ削れていくから……」
でも、おかげで少し肩の力が抜けました。
そうこうしているうちに、私たちは目的地に辿り着きました。
試験会場は、学園の広大な広場。
雲一つない青空の下、大勢の受験生たちが殺気立った熱気を放っています。
「さぁ、二人とも。笑うのは合格してからにしましょう。行くわよ!」
「「おう!!」」
私は震える拳をぎゅっと握りしめ、三人と共に最初の一歩を踏み出しました。
今度こそ、私は絶対にこの門を潜ってみせる!
ありがとうございました。




