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旧:転生少女の無双物語  作者: アイアイ
〜記憶喪失編〜
51/56

49.私と同じ転生者を発見しました!

誤字・脱字などがあったら教えてください!

 「ハァー…。今日はほんと疲れた…」


そう言うと、フィラルはベッドに倒れこんだ。

 

 ほんと、いろいろあったわ…。

マスターと対決したり、ルフスとシアンっていう面白い子供に会ったり、私も子供だけど…。

そして何よりも衝撃を受けたのはママが…あんな趣味を持ってたことだよ…。


「ハァー…「なぁにため息ついてんの?ため息つくと幸せが逃げるらしいぞ?」


え…


「うぎゃぁぁぁぁ!!」


え、え?


「かわいくねぇ叫び声だなぁ!」


悪かったわね!可愛くない叫び声で!てか、


「どこから入って来たの?!え?ここママが借りた部屋だよね?!

何でここにいるの!?何で目の前にいるの!?ってかいい加減どいて?!」


「フィーちゃん?どうした、の?」


あ…。


「…何であなたがここにいるのかしら?ってかいい加減フィーちゃんからどいてくれないかしら?さもなくば…」


「フィラル?…おい貴様、フィラルから身をどけろ」


あ、あはは…。


「アクア?ここで水龍を出すのは止めて!?それとファイアも火龍を出すのは止めて!?

あと、フランちゃんとグレーとフィンちゃんも!!ここで魔法を使うのは止めて?!

それといい加減にどけ!アホルフス!」


私がそう大声で言うと、みんなは私のお願いを聞いてくれた。


『ふぅ…。疲れた…。てかルフスはどうやって部屋に入って来たの?気配も感じなかったんだけど…。

はっ!まさか、あなたは忍者「なわけあるか。転移だよ転移!それと気配を感じなかったのは気配を消す魔法をつかったからな。そりゃ気づかなくて当然だ」


…。


「ん?どうした?」


「みんな、一旦外に出て?ルフスと二人っきりで話したいの」


「「「「「了解」」」」」


私がお願いするとみんなは私とルフスだけにしてくれた。


「あのさ、何で私の言ってることが分かるの?私、この世界の言葉で話してなかったのに。それと、

ため息をついたら幸せが逃げるって言葉、どこで知ったの?」


私がそう言うと、ルフスの顔がどんどん強張っていった。


「お、お前こそ。何でんなもん知ってんだよ!」


「ん?私の友人が教えてくれたんですよ。…で、さっさと教えてくださいな。何故その言葉を知っているのです?」


「……だ」


「ん?」


「転生者だからだ!」


「…よし!今のお前の言葉、録音したわ!」


これで、よしっと!


「ふふ、まさかあなたも転生者だったなんてねぇ…」


「え、え?あなたもって、まさかお前も?…でも、さっき…」


ん?さっき?…あ~!


「さっきのは嘘だよ~。あなたが転生者だという決定的証拠を得るために嘘ついたの。ごめんね?」


「…マジかよ…」


そう言うと、ルフスは床にへにゃりと座り込んだ。


「あらま…。あ、そーいえばまだ自己紹介してなかったね!」


「は?もう自己紹介はさっきギルドで…」


「私の昔の名前は雨宮 美鈴。今はフィラルよ。よろしくね?」


「俺の昔の名前は天野 颯太。今はルフスだ。こちらこそよろしく」


え…?そう、君?


「…ね、ねぇ。ルフスってさ、昔女の子の幼馴染いた?」


「え?いたけど…」


「その幼馴染ってさ、黒髪の腰くらいまであるちょいつり目の女の子じゃなかった?」


「なんで、知って…。まさか、お前、みーちゃん?」


やっぱしか…。


「うん!お久しぶりだね、そう君」


もうすぐ学園編に入るかもです!

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