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転生少女の無双物語  作者: 胡蝶
〜記憶喪失編〜
48/62

48. 怪物ルーキーの集い。そして、暴露大会?

遅れてすみません!m(。≧Д≦。)m

「……ん。ここ、どこ?」


 目を覚ますと、そこは真っ白な天井。どうやら医療室に運ばれたようです。


「医療室だよ。……フィーちゃん、負けたからって自分を責めちゃダメよ?」


 現れたフランシアは、相変わらずのマイペースな励ましを残して消えていきました。


「……ありがと。……で、そこの二人。いい加減隠れるのやめたら? 魔力でバレバレよ」


 私が壁際へ声をかけると、バツが悪そうに二人の少年が姿を現しました。


「お前、人の名前くらい覚えろよな。俺はルフス。よろしくな、フィンランド!」

「あたしはフィラル! 国名じゃないわよ!」

「俺はシアンだ。よろしく、フィッシュボーン」

「フィラルだってば!!」


 赤髪のルフスと、青髪のシアン。

 口を開けば喧嘩ばかりの二人ですが、どうやら私の戦いぶりを見て「強い」と認めてくれたようです。


「三人とも、ティフォディオークテの『冒険者科』を目指すのね。いいわ、一緒に頑張りましょう!」


 私はふと表情を引き締め、二人に問いかけました。


「ねぇ。二人とも、人間じゃないわよね?」

「……なんでそう思う」


 シアンの瞳が鋭く光ります。私はクスリと笑いました。


「だって、私の『ナイトメア』が効かなかったもの。あれ、人間族にしか効かない魔法だもの」


 観念した二人は、それぞれの正体を明かしました。

 シアンは吸血鬼族。そしてルフスは、歴史の表舞台から消えたはずの希少種――『竜人族』。


「……へぇ。じゃあ、私の正体も教えてあげる。内緒よ?」


 私は二人の耳元で囁きました。


「あたしは天使族。精霊王と上級妖精を使い魔にしてる。……もしバラしたら、闇魔法で記憶を消去してあげるわ」


 言い終わった瞬間、二人の顔が凄まじいことになりました。

 ルフスは顎が外れそうなほど口を開け、シアンに至っては衝撃のあまり白目を剥いています。


「ぷっ……あはははは! 何その顔! まじウケる!」


 大賢者に負けた悔しさも吹き飛ぶほどの変顔に、私はお腹を抱えて爆笑しました。


「「笑うな!!」」


 二人の叫びが響いた時、タイミングよく扉がノックされました。


「失礼。フィラルよ、起きておったか」


 入ってきたのは大賢者ラクサス。


「お主に、今から行ってもらいたい部屋がある。付いてきなさい」


 大賢者の眼差しは、先ほどの戦いの時とは違い、どこか試すような深みを持っていました。


「……分かったわ。じゃあ二人とも、また後でね!」


 私は新たな友人たちに手を振り、再び「伝説」の背中を追いかけて歩き出しました。

ありがとうございました!

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