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転生少女の無双物語  作者: 胡蝶
〜転生編〜
3/62

3. 超絶美青年君の正体は、無駄に顔がいい〇〇でした。

今日はいつもより少し長くなってしまいましたが、よろしくお願いしますฅ•ω•ฅ

私が「目がチカチカする超絶美青年」の方へ歩いていくと、いつの間にか彼はド派手な装飾の椅子に腰かけ、優雅にお茶を嗜んでいた。


(……あれ? さっきまで突っ立ってなかった? いつの間に椅子出したの?)


 知らないよ、なんて冷たい声が脳内に響く。……さっきから私、一人でノリツッコミやりすぎじゃない? 寂しいんだけど。  というか、そんなことより質問だ!  私が意を決して口を開こうとしたその時、超絶美青年が優雅な動作でカップを置き、言葉を被せてきた。


「君が噂の美鈴ちゃんかい?」


 ……。  うわぁ、なんか喋り方が絶妙にキモい。


「質問に答えてくれないかい? イエスかノーでね」


 あら、ちょっと黙っていただけで不機嫌になられた。二、三分黙られたくらいで余裕をなくすなんて、イケメンの無駄遣い。意外と器が小さいタイプだ。  まあ、これ以上機嫌を損ねても面倒なので、お望み通り答えてあげようではないか。


「あ、ごめんなさい。あまりの眩しさにボーっとしてました。……噂かどうかは知りませんが、美鈴です」  精一杯の愛想笑いを浮かべると、彼も顔に張り付いたようなキラキラの営業スマイルで返してきた。


「そう、君が美鈴ちゃんだね。噂以上に可愛いじゃないか。実はね、君に大事な話があるんだ。聞いてもらえるかな?」 「はぁ、別にいいですけど。……それで、『超絶美青年君』こと、あなたはどこの誰なんですか?」


 名前を問うと、彼は「おっと!」という顔をして慌てて姿勢を正した。


「失礼。自己紹介がまだだったね。僕の名前はランスヴァン。長いからランスって呼んでくれていいよ。……僕はね、君たちが住んでいた地球を司る『神様』さ。ここは天界。ちなみに、なぜ僕がこんなに超絶美青年なのかと言えば、神様は全員、性別を問わず生まれ持った美形だからなんだ」


 自慢げに指をパチンと鳴らすランス。 「…………ええぇぇぇぇ!!!」


 神様?! こんな、無駄に顔が良くて器の小さい男が?!

今日もありがとうございました。

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