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旧:転生少女の無双物語  作者: アイアイ
〜幼少期編〜
24/56

24.また⁈

遅れてすみません!m(_ _)m


「だから、そのお詫びに欲しいものを何でも3つ叶えてあげる‼︎」


は?なに言ってんのこいつ。


「何でも良いの?」


「うん、いいよ〜。ただし、昔の命を返せなど、人を生き返らせることは無理だよ〜。それ以外のものなら何でもオッケー!」


私の言おうとしたことはバレてたのかよ。


「当たり前じゃない。神族は人の心なんて簡単に読めるわ」


「ふーん。んじゃ、まず一つ目」


何にしよっかなぁ。.....そ〜っだ‼︎


「んじゃあ、最高神と契約したい‼︎.....もちろん使い魔のね」


「「.........は?」」


「ちょっ!美鈴さん、何言ってるんですか!」


「そうよ!いくら何でもそれは....」


「あれれ〜?人を生き返らせる術以外は何でもオッケーじゃなかったの?」


「くっ、それは.....」


「.......仕方がないですね。いいでしょう。僕が許可します」


「ちょっ!ランスヴァン‼︎.....お姉ちゃん、それだけはダメ‼︎」


「それだけは?じゃあ、人を生き返らせる術は良いの?」


「それもダメ‼︎」


「エリカさん諦めてください。美鈴さんには、僕が『妖精と精霊の姫』を与えてしまいましたからね。あの子が『妖精と精霊の姫』でも使ってしまえば、僕たちは妖精と精霊全てに敵と見なされてしまいます。それでは、僕たちが困りますからね」


「……あんた、馬鹿じゃないの‼︎お姉ちゃんになんてものを与えたのよ‼︎『妖精と精霊の姫』はメリットがとても良くても、デメリットがダメなパティーンよ‼︎っていうか、それを使えばお姉ちゃんが壊れてしまう‼︎」


「.......2人とも?さっきから『妖精と精霊の姫』とか訳の分からん話を2人だけでしないで、私も混ぜてよ!」


そうよそうよ!勝手に私を除け者にして話さないでくれる?


「お姉ちゃん。......本当に最高神と使い魔契約したいの?」


「えぇ、契約したい‼︎」


「はぁ.........分かったわ。それじゃあ、今から最高神の元へ行くわよ」


「オッケー‼︎」


「んじゃ、今から転移するから気をつけてね」


「分かった!....は?」


「いっくよー‼︎」


「えっ、ちょっまっ、わぁぁぁ〜!」


転移⁉︎何それ!じゃなくて、それって禁術じゃないの⁈


「へぇ〜、異界では禁術になっいるんですね」


「うん、なんか男の人が女の人が入っているお風呂に転移したりと悪用するから異界のお偉いさん達が禁術にしたの」


「ふーん、まぁ、着きましたよ」


…………は?喋ってる間に着いたの⁈はっやいな。

っていうか、ここどっかの廊下じゃん。


「止まれ‼︎何者だ!ここからは許可なく入ることは許さん」


「えっ、は?へ?」


何、この人たち。騎士さん?


「大丈夫ですよ。………僕たちはドラグニールに用があってきた」


「ランスヴァン様ですか?」


「ええ」


「……すみません。いくらランスヴァン様でもそれはできません。許可証を見せてくれなければムリです」


……ああ、やっぱり許可証がなきゃ入れないんだね〜。


「それじゃ、これでいいかい?」


……何、その黄金の許可証は…。

そう、ランスヴァンが取り出したのは黄金の許可証だったのだ。


「いいでしょう。どうぞお入りください」


……あれ?騎士さん達、この黄金の許可証を見ても何とも思わないの⁈


「行きましょう、美鈴さん」


「うん、分かった」



「……………………ねぇ、ランス?」


「はい、なんでしょう?」


「アクア呼んでもいい?」


「はい、どうz「呼んだ?」」


「僕の話してる最中に話を被せないで下さい」


「ああ〜、すみません」


「べつにいいですが、いったい僕たちはいつまでこの部屋に待たされるのでs「ところでさ、何で私を呼んだの?」……」


「嗚呼〜、それはね、アクアさ…アクアはドラグニールを知ってる?」


ブーブー、何でアクア様って言おうとしたら睨むのさ。意味分からんよ。


「ふふ……こほん。うん、ドラでしょ?ドラがどうかしたの?」


ドラ⁈アクアとドラグニールは普通にあだ名で呼ぶような関係なの⁈


「いや、あのさ。ドラグニールはいつもここで書類とかをやってるの?」


「うん、そうだよ〜。……ところでさ、何で私やファイアの場合は様付なのにドラの時は様付で呼ばないのさ〜」


「ああ、それはね。今からドラグニールと使い魔契約するからねぇ〜。使い魔になるものは様付なんていらないんだよ‼︎」


「私たちと契約しても様付だったじゃん……ひどいよ、フィーちゃん……」


……うわぁ、アクアが1人でブツブツ言いだしたんだけど。こっわ‼︎


「あ、アハハ〜…。まぁまぁ、この話は終わりにしよっか‼︎………えっと、あっ!エリカちゃ、こほん。エリカ。残り2つの叶えたい願い事はさ、全ての界の規則を変えたいんだけど。いいかな?」


「いいよ〜。あ、最後の願い事は?」


「……エリカちゃ、こほん。エリカに任せる」


「オッケー‼︎」


おっしゃあ‼︎これでもう私の夢は簡単に叶えられる‼︎わーはっはっは!


「あっ、フィーちゃん。さっきさ、フィーちゃん翼の訓練で倒れたよね。あの後やばいことになったよ〜‼︎

精霊と妖精のみんなが心配してフィーちゃんの家に今押しかけてるんだよ。やばいねぇ」


……何で精霊と妖精のみんなが家に押しかけてるの⁈何、何があったの⁉︎


「嗚〜呼、無意識にギフト発動させちゃったんだ〜」


「エリカ?ギフトって何?」


「……えっと〜、そのね…」


「美鈴さん。今から言うことに怒らないでくださいね」


「……分かった」


「では、まず美鈴さんは最初会ってチート能力あげるときに最後の願い事は僕に任せるって言ってましたよね。あの時僕はそんなこと言う子は初めてだったのでついついスケールがでかいギフトをあげてしまいました。それが『妖精と精霊の姫』なんですよ。それで、そのギフトのメリットは妖精と精霊の全てに愛されて姫と認められる。そして姫に何かがあればすぐに何かした者を排除させて姫を守る。それで、デメリットなんですけど、妖精と精霊たちはあなたの友達でも大切な者でも何でもあなたを傷つければ全て排除、いや殺します。でも、妖精と精霊たちより位が高いものは敵とみなされるだけです。……それが僕が与えたギフトですね」


……何言ってるの?ランスは。妖精と精霊に姫?何でそんなのあげるのよ⁈そんなもんいらない。私にそんな残酷なギフトをあげてないでよ‼︎


「…ねぇ、さっきの話もその話をしてたの?」


「はい。あ、言い忘れてたんですけど、それは自分で発動させるものなので発動させてない時に傷つけられても別に大丈夫ですよ〜」


…はぁ、よかったぁ〜……って良くないじゃん!


「私さ、ギフトを発動させてないのにアクアの話によると今私の家は妖精と精霊たちに押しかけてらしいんだけど⁈」


「嗚呼、それはですね。あなたが無意識に発動させたんですよ」


へ?無意識に発動させた?……何冗談を言って…


「いえ、冗談じゃないですよ?本当です」


「えっ、止める方法は?」


「あなたが今すぐ体に戻って妖精と精霊たちを宥めることですね」


……さ、サヨウデスカ。


「……まぁいいや。ねぇ、ランス。さっきの話なんだけどさ、私が壊れるってどういうこと?」


「……それはd「それは私が説明するわ」…………」


「もう何でみんな僕の話してる最中に話を被せるんだよ………」


……ランスもブツブツ言いだしたぁ‼︎


「お姉ちゃん。私の話をき・い・て‼︎」


「あぁ、うん。ごめん」


「まぁいいよ。それで、何でお姉ちゃんが壊れてしまうかというと。お姉ちゃん、お姉ちゃんは大切なものとかいる?」


「うん、いるけど…」


「ふふ、そのお姉ちゃんの大切なものを妖精と精霊たちはお姉ちゃんの目の前で殺すわよ。妖精と精霊たちにとってお姉ちゃんは命より大切なもの。その大切のものを誰かに傷つけられた場合。お姉ちゃんの大切なものでも殺すわ。お姉ちゃんはその苦しみに耐えられる?」


「……ムリ、よ」


「でしょー?だからお姉ちゃんが壊れるって言ったのよ」


……もうランスが送ったギフト取り消せないかな?


「ムリだよ〜。一度もらったギフトは死ぬまで付いてるわ」


…そんな……。


「まぁ、どんまい!」


「はぁ……、まぁ、発動させなきゃいっか!」


「そうそう!その意気だよ!」


「…っていうか、ま〜だ最高神のドラグニールは来ないの?」


「呼んだか?」


「えっ………」



今日も読んでくれてありがとうございました!

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