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転生少女の無双物語  作者: 胡蝶
〜幼少期編〜
24/62

24. 残酷なギフトと、最高神の降臨。

遅れてすみません!m(_ _)m


「お詫びに、欲しいものを三つ叶えてあげる!」  エリカの言葉に、私は即答しました。 「じゃあ一つ目。最高神と契約したい!……もちろん、使い魔としてね」


「「……は?」」  神族二人が固まりました。人を生き返らせる以外は何でもいいって言ったのは、そっちじゃない。 「美鈴さん、あなた……僕が授けた『妖精と精霊の姫』というギフトの恐ろしさを、まだ理解していませんね?」  ランスヴァンが頭を抱えました。どうやら、彼が勝手に私に持たせたそのギフトは、とんでもない代物らしいのです。


「妖精と精霊のすべてに愛される『姫』。けれどその本質は……もし姫を傷つける者がいれば、たとえそれが姫の大切な友人や家族であっても、精霊たちが総出でそいつを『殺害』する。……お姉ちゃん、そんな愛に耐えられるの?」


 エリカの真剣な問いに、背筋が凍りました。 (何それ、愛が重すぎる! 私の大切な人たちを、私の守護者が殺すなんて、そんなの絶対嫌よ!)  無意識に発動したそのギフトのせいで、今頃レボルヴァ家には心配した精霊たちが押し寄せて、大変なことになっているのだとか。


「……まぁ、その話は後よ。早く最高神のところへ連れて行って!」  私は強引に話を前に進めました。 「分かったよ。じゃあ、転移するね。いっくよー!」


 視界が揺れたと思った瞬間、そこは豪華な宮殿の廊下でした。  騎士たちの静止を黄金の許可証(!)で突破し、私たちはある一室の前で待たされることになりました。


「ねぇ、ランス。アクアを呼んでもいい?」 「呼んだぁ?」  返事をする前にアクアブルーがヌッと現れました。相変わらず神出鬼没ね。 「アクア、あんた最高神ドラグニールと知り合い?」 「ドラ? うん、腐れ縁だよ。……え、フィーちゃん、ドラと使い魔契約するの? 私やファイアの時は様付けなのに、最高神は呼び捨てなの!? ひどいよぉ!」


 アクアが隅っこでいじけ始めました。……精霊王の威厳が台無しよ。  私はそんな彼女を無視して、エリカに二つ目と三つの願いを告げました。 「二つ目は、『全世界の理不尽な規則を書き換える権利』。三つ目は……エリカ、あなたに任せるわ」 「オッケー! お姉ちゃんの夢、全力でサポートしちゃうよ!」


 これで冒険者への道も安泰……と思ったその時。  部屋の奥から、空気を震わせるような重厚な声が響きました。


「――呼んだか?」


 扉が開くと同時に、凄まじい神威しんいが溢れ出しました。  そこに立っていたのは、書類の山を抱えながらも、すべてを統べる瞳を持った男――最高神ドラグニール。


「……え、本物?」  私の人生三つ目の大きな契約が、今、始まろうとしていました。

今日も読んでくれてありがとうございました!

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