13. 婆やの正体と、ノエルの劇的ビフォーアフター
やっと、ブックマーク30件にいきました!(*≧∀≦*)
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「ルンルルん、ルルん~♪」 ヤッホーみんな! ご機嫌な理由を聞きたい? それはね、なんと婆やからお外に行く許可が出たからなの! (え? 一歳児のくせに喜びすぎだって? いいじゃない、こっちは不自由な赤ちゃん生活を送ってるんだから!)
今は婆やに着替えさせてもらっているところ。今日の勝負服(?)は、大きな青いリボンがついた水色のワンピース。 (え、可愛いって? あらやだ、照れるじゃない。……え、褒めてない? もう、私の精神的ダメージを返してよ!)
心の中で忙しく一人相撲をしていると、婆やが目を細めて言った。 「お嬢様、この服を着るとまるでお姫様のよう……。本当にお美しいです」 「あう!(婆や、口が上手いわね!)」
そうそう、みんなに伝えておくことがあったんだ。 実は婆や、六十代に見えるけど実年齢は「天使」の数え方で三百歳くらい。人間なら三十代そこそこの、ピチピチの女性なのよ! 魔法を解くと、白銀の髪に病的なまでの美白肌を持つ、超絶美人なんだから。
「フィーちゃん! 準備できた?」 そこへ、ノエル君が部屋に飛び込んできた。……けど、君、さっきと格好が変わってないじゃない。
「ノエル、お前、着替えてないじゃろ? お嬢様の前ですよ、さっさと準備してきなさい!」 「げっ、バレた!? 今行くよ!」
婆やに追い出されるノエル君。……さて、どんな格好で戻ってくるのかしら。 数分後。コンコン、と控えめなノックの音。
「入るよ……」 扉を開けて入ってきたノエル君を見て、私は持っていた(想像上の)おもちゃを落としそうになった。 (――ワオ!! 誰よ、このイケメン!?)
さっきまでの「肩を出したワンピース風のゆるい服」と「長髪」はどこへやら。 今の彼は、黒いベルトがアクセントのスタイリッシュな長袖に、シュッとした黒のスーツパンツ。そして何より、あの長髪が魔法で「短髪」にアレンジされている! 野暮ったさが消えて、一気に都会的でクールな美少年に進化していた。
「……なぁ、変じゃないか? 婆やが用意したやつ、着てみたんだけど」 不機嫌そうに頬を掻くノエル君。 「ふむ、かっこいいぞ。お嬢様、どう思われますか?」 「あい!(最高にイケてるわ!)」
「……そうか。かっこよく見えるなら、いいんだけど」 私が「はい」って言っただけで、勝手に「かっこいい」と解釈して照れるノエル君。チョロいわね、可愛い。
そこへ、着替えを済ませた婆や……いや、真の姿のニイナさんが戻ってきた。紫のブラウスに黒のロングスカートを纏った彼女は、まさに「仕事のできる美人侍女」という雰囲気。 アクアブルーたちは用事でお留守番だけど、この最強の二人(?)がいれば安心ね。
「それじゃあ、出発しんこー!」 ノエル君の腕に収まった私は、意気揚々と公爵邸の外へと踏み出した。
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