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Myth World  作者: マック
第一章 『四重奏曲』
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第十六話 状況説明

デスゲームが始まってから10日、『四重奏』として活動を始めてから一週間が過ぎた。

最初はデスゲームという環境に戸惑っていたプレイヤー達もある程度落ち着きを取り戻し、それぞれが行動を起こし始めたようだ。


前からゲームに慣れているゲーマー達はそれぞれ自分にあう役割を見つけ奮闘している。

戦闘に自信のあるものは慎重に安全マージンを取りながら狩りをして、生産系のプレイをしたくてゲームを始めたものはさっそく自分のやりたいことに必要なスキルや情報収集を第一として動いているようだ。


一方、始めてゲームを始めたプレイヤーや、年齢の低いプレイヤー(といってもMWは12歳以上じゃないと出来ないのであまり年齢の低い子はいない。)は、親切なプレイヤーが募集している初心者への講習会のようなものに参加して、出来るだけ早くこの環境に適応しようと頑張っているらしい。

こういう情報も掲示板があるおかげで楽に手に入れることが出来る。掲示板に関しては運営様様だ。


そんな中で戦闘をメインにしているゲーマー達のトップ層はゲーム攻略に向けて動きだし始めていた。

俺たち『四重奏』も攻略のために情報収集やレベル上げをしている。

まず、この一週間で攻略に関して分かった重要な事はボスに関してだ。

ボスはそれぞれのエリアの奥に大きな扉があり、そこにボスが居ると予想されている。

さらにそのボスにはパーティ単位でしか挑めないようだ。


なぜそんな事が分かるのかと言うと、扉に触れた時に出たウィンドウに一パーティしか参加出来ないようになっていた。

ただこれ以上は未だにボスに挑んだパーティがいないので分からない。

いくら腕に自信があると言っても命がかかっていたらそりゃあそうそう危険なことはしないのが普通の対応だろう。


しかし、このまま攻略しないままでいたら一生ここから出られない。

そこで一部のトッププレイヤー達は10日後に初のボス攻略をすることに決めた。

俺たち『四重奏』ももちろん攻略組に参加することになり、攻略に参加するプレイヤー達で直接集まり話し合った結果、俺たちは東の草原フィールドのボスを攻略することになっている。


しかし俺たちのパーティは4人、パーティの最大人数は6人なので、足りないところは攻略組の中で組むことになったのだが、村長とアヤも攻略組にいたので互いに知り合いと組んだ方が連携が取りやすいからと言って、他の攻略組のプレイヤー達にも認めてもらった。


他の方面を攻略するプレイヤー達も出来るだけ知り合い同士で組んだり、俺たちのように人数の足りないパーティにソロのプレイヤーが入ったりと、パーティメンバーを調整していたようだ。


この時、攻略組にいたメンバーのほとんどが超有名プレイヤーばかりで、実力も折り紙付きのトッププレイヤー達が勢ぞろいしているのを見た時は流石の俺たちもちょっとビビってしまった。


その攻略組の中には他のゲームで知り合った人達もいたので話し合いにはちゃんと参加出来たけどね。

そして話し合った結果が10日後に各フィールドボスに2パーティずつで挑むということだった。

なぜ2パーティで挑むのかというと、一つのパーティが挑んでいる間にもう一つのパーティは扉の外で待ち、どんな状況にも対応出来るようにするためだ。


ちなみに俺たちは戦闘をする班なので東のボスとは直接戦うことになる。

この話し合いは昨日行われたことなので攻略まであと9日間しか時間が無い。

もちろんこれまでもレベル上げはしっかりしてきたが、流石にボス戦だと防具も必要だし、武器もいくらドクター製だとはいえ、急ごしらえのものではなしっかりしたものが欲しい。


レベルに関してはやっぱりずっとゲームの世界に入っているだけあって相当レベルが上がった。


プレイヤーネーム:ユウ

レベル:46

ステータス

STR:25

DEX:12

VIT:20

AGI:23

INT:10

MEN:16

スキル

『刀剣』レベル51

『刀』レベル9

『回避』レベル48

『格闘』レベル16

『感覚』レベル74

『第六感』レベル4

『隠密』レベル11

『剣術:刀剣』レベル20

『交渉』レベル3

『風魔法』レベル37

とこんな感じになっている。


『四重奏』としての活動を始めてからは朝九時に起きて昼まで兄弟や知り合いとPvPをして、昼飯を食べてから夕飯までフィールドに出て狩りをするという生活を送ってきたので、戦闘系のスキルは相当伸びたが、それ以外のスキルをほとんど手に入れられなかった。


新しく増えたスキルについてに関して、まず『刀』のスキル。

これは『刀剣』のスキルがレベル50になった時に取得したスキルの中の一つで、刀を装備した時の攻撃力が上がり、さらに刀専用のアーツも覚えられるスキルだ。

他にも派生スキルはあったが、派生スキルは一つしかセット出来ない様なので、今使っている武器に合わせて『刀』をセットしている。


『第六感』は『感覚』の派生スキルで、これも『感覚』のレベルが50になった時に取得した。

しかしこの『第六感』というスキルは少し特別なスキルらしく、兄弟の中でこのスキルが派生したのは俺だけだった。


まさか俺だけのスキル!!!


とテンションが上がったが、掲示板を見るとそんなに多くはないがそこそこの人数がこのスキルを持っていたのを知って萎えたのは言うまでもない。

ちなみにアヤもこのスキルを持っていました。

『第六感』以外の派生はそれぞれ五感に関する派生で、俺たちのパーティはそれぞれ別の派生を選んでセットしている。


次に『剣術:刀剣』は『刀剣』のスキルが30になった時に、派生ではなく新たに取得したスキルで、このスキルはレベルを上げるとアーツを覚えていくアクティブスキルの類のようで、覚えるアーツは『刀剣』と違って、攻撃の威力を上げるというよりも自身の能力を上げたりなど、戦闘を有利に進められるアーツを覚えるみたいだ。


『交渉』についてはただ町中のNPCの店でNPCに、ふざけて値切って見たら覚えたスキルで、スキルレベルに応じてNPCの店で買う商品の値段が割引きされる。


最後の『風魔法』は、このゲームが戦闘に魔法を使うことを前提に作られている、という掲示板の情報に乗っかり、魔法石を買ってきてドクターに付けてもらって覚えたものだ。

正直威力も低いし、詠唱時間はアーツも使えないので戦闘には使えないのだが、レベルが上がれば使えるようになると信じて、戦闘中にちょくちょく使ってレベルを上げている。

こんな感じでこの一週間は情報収集とレベル上げに費やしていた。


そして今俺は絶賛素材収集中です☆


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