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第二話 発動、スペシャルラッシュ

 少し短いですがバトルの描写です。今回スペシャルラッシュが何なのか明らかになります。

 一方筐体の外では、ディスプレイに愛乃が居るフィールドの様子が映し出され、それを観戦する正輝たちが、始まりを今か今かと待っていた。特別席には店長がマイクを持って待機している。このゲームセンターの一種の名物で、聖獣王伝説を初めてプレイするプレイヤーが居ると、その戦いの様子を実況してくれるのだ。勿論、上級者でも頼めば実況はやってくれるが、

「さあ、対戦相手が決まった。新しい神司、樋田愛乃選手の最初の対戦相手は………」

 店長がマイクを持ってこう言うと、フィールドに激しい光が発生し、大剣を所持した一人の少年と、五体の聖獣が現れた。

「な、なんと!愛乃選手最初の対戦相手となったのは、ゲーム聖獣王伝説の中で、最強の神司と謳われているキャラクター、綾小路源とその本気メンバー、ドラグーン、フェニックス、エレクトード、ジェットシャーク、ステゴサウルス・Jackだ!!」

 店長の実況が響くと同時に、見て居た者は一様に驚いた。彼らは皆、初めて聖獣王伝説をプレイした時は、ナビゲーターであるアテナが用意した、秘蔵聖獣五体との対戦だった。テストプレイ中の新バージョンの使用で、初めての対戦相手が変化したのだろうか?

 一方の愛乃は、デッキケースの中に入れたカードから、適当な聖獣を五体召喚した。この時、彼女が召喚した聖獣の一体を見た時、見て居た者は再び驚いた。

「え? ブシドラゴン? まさか使うつもりか?」

 愛乃と一緒にやって来たメンバーの中で、一番聖獣王伝説を熟知していると言っても過言では無い、正輝にして「コレクション用」と言われたカードの聖獣、ブシドラゴンが出て来たのだから。後は、フェニックス、石距、戦乙女・イスフィール、ソードロイドと部族、属性もバラバラだが、僅かに総合戦闘力レベルを上回る聖獣が現れた。

「さあ、始まるぞ。聖獣バトル!!」

 店長の実況は筐体の中の愛乃にも聞こえており、彼がこう言っている時、愛乃はこう思っていた。

「えっと、バトルってどうするの?」

 アテナは途中で居なくなってしまったため、バトルのやり方を教わっていないのだ。すると、今度は実況では無く、ゲームの音声でこう響いてきた。

「聖獣バトルを開始します。チュートリアルを説明しますか?」

「お願いします!!」

 愛乃がこう言うと、チュートリアルが始まった。

「最初に、互いの持つ五体の聖獣をシャッフルし、それぞれ戦闘に出す順番を決定します。その後、攻めの手を決め手互いにそれを明かしあい、勝利した者に攻撃権が与えられ、技カードを使用するフェイズに移行します。この一連の動作を繰り返し行い、最終的に相手に与えられた規定霊力を最初に失った側が負けになります。」

 チュートリアルを訊きながら、愛乃が頭上を見ると、自分と綾小路源の頭の上に50000と表示されているのが目に入った。これが所謂規定霊力、格闘ゲームで言う所のヒットポイントの事だろう。

 愛乃がある程度の事を理解すると、再びチュートリアルの時と同じ声が響いた。

「シャッフルを開始します。任意のタイミングで止めて下さい、戦闘順番が決定されます。」

「止める?どうするの?」

 愛乃がこう言うと、自分と源の目の前に居る合計10体の聖獣はカードになると、それぞれの目の前でくるくると回転を始めた。停止した時にどの順番で並んでいるかで、戦闘の順番を決めるのだろう、愛乃の目の前には「Stop」と書かれた表示が有ったので、彼女はそれに触れてみた。

 その結果、カードは回転を止めると元の聖獣の姿となった。その順番は左から、ソードロイド、イスフィール、石距、ブシドラゴン、フェニックスの順番となっていた。

 一方、源の聖獣もシャッフルを終えて、カードから聖獣の姿になった。その順番は、ステゴサウルス・Jack、ジェットシャーク、フェニックス、エレクトード、ドラグーンとなった。

「第一ターンの試合順番が決まった!最初のバトルはソードロイドVSステゴサウルス・Jack!早速バトル開始だ!!」

 実況がこう叫ぶと、場に出ている聖獣はソードロイドとステゴサウルス・Jackだけを残して後ろに下がり、逆にソードロイドとステゴサウルス・Jackは前に出た。その場で待機している源と愛乃の目の前には、ジャンケンの手「グー」「チョキ」「パー」を模したパネルが現れた。

「ジャンケン?」

 愛乃はそのパネルを見ながら、学校で正輝たちが疑似バトルを行っていた時、ジャンケンで攻撃権を決めていた事を思い出した。

「成程ね、ジャンケンに勝った側に攻撃権が与えられるわけか。」

 愛乃は目の前に現れたパネルの意味に付いて、このように解釈すると、源は自分の攻めの手を決定したようで、目の前のパネルを消していた。相手の出した手は、当然の如く分からなかったので。

「それじゃあ、小手調べにチョキ!」

 愛乃はチョキを表すパネルに触れた。その結果、互いの決めた攻めの手が開示された。愛乃、源共にチョキであった。

「あいこ、の場合は?」

 愛乃がこう言うと、自分の近くに居たソードロイドは、腕を引っ込め足をピンと伸ばすと、巨大な剣の形に変形してステゴサウルス・Jackに切りかかった。対するステゴサウルス・Jackは、鋭いスパイクの付いた尾を大きく一振りすると、ソードロイドを弾いて攻撃を阻止した。

 そして、愛乃と源の頭上に表示されている、50000が49000になった。

「あいこの場合は、互いの攻撃がヒットと同時に相殺されたと扱われるので、互いにバトルした聖獣の戦闘力レベルの差分だけ霊力を消費します。」

 チュートリアルを説明した声が響くと、あいこの場合の試合処理の説明を行った。今回の場合、戦闘力レベル3000と4000がぶつかり合った事で、4000-3000=1000となり、互いに1000だけ霊力を失ったのだ。

「そういう事、大体分かって来た。」

 愛乃がこう言うと、バトルを終えたソードロイドとステゴサウルス・Jackが下がり、次にバトルを行う戦乙女・イスフィール、ジェットシャークが現れた。

「次は、これで!!」

 愛乃はこう言うと、表示されたジャンケンのパネルに触れた。次の勝負の結果は、愛乃がチョキで、源はパーであった。

「おーっと!! 最初に攻撃の権利を得たのは、愛乃選手のイスフィールだ! よって、カードセレクトステップに移行するぞ!!」

 外で実況がこう叫ぶと、愛乃の目の前にジャンケンのパネルに変わり、今度は複数の技カードを表示した画面が現れた。

「ジャンケンに勝利した側は、バトルに出している聖獣の発動させる技を選択し発動させます。この中より、技カードを選んでください。」

 チュートリアルの声が響くと、愛乃はそのスペースを見ながら言った。表示されているのはイスフィールが使用できる技だろう、アパッショナート、ブレイキングラッシュ、斬撃の舞のカードが表示されている。そのスペースの上には、残り10秒と言う表示も出ているので、長く考える訳には行かないだろう。

「これにしよう。」

 愛乃は考えを纏めると、アパッショナートのカードをタッチした。その結果、パネルの中からカードが飛び出すと、前に出ているイスフィールの中に入り込んだ。

「参ります!!」

 カードが入ったイスフィールはこう言うと、どこからか錫杖のような形の笛を取り出した、それをいつでも咥えられる態勢になると、

「情熱の炎で燃え尽きよ、アパッショナート!!」

 イスフィールはこう叫び、笛を咥えるや否や演奏を始めた。訊いた人のテンションが上がるような、激しい曲に乗って、背後から強烈な熱波が襲来し、ジェットシャークを包み込んだ。

「イスフィールにしか使えない大技! アパッショナートがヒットした!! これは効くか!!」

 実況がこう叫ぶと、熱波が止んで攻撃を耐える態勢になっているジェットシャークが姿を現した。そして、源の頭上の値は49000より、46000に変化した。

「残念! 今のイスフィールの技は、相手の霊力を12000削れる大技だったが、相手が悪かった!!」

 実況の声が響くと同時に、攻撃を受けたジェットシャークの頭上に二つのパネルが現れた。そこには「耐熱」「AFE」と書かれている。

「耐熱、自身の受ける炎属性の一撃の威力を半分にする。A(アンチ)F(ファンタズム)E(エフェクト)、自身の受ける魔法の一撃の威力を半分にする。」

 表示に付いている説明を読んだ愛乃は、先ほどの実況の説明を聞いて納得した。12000を半分で6000、それをまた半分にして3000となったのである。

「このようにして、対戦順はルーレットで決まるので、意外な相性でダメージを抑える事も、逆に高める事も可能だ! みんな、気を付けよう!!」

 実況がこう言った後も、戦いは続いて行った。次のフェニックスVS石距戦は、源がジャンケンに勝った事で、愛乃の霊力値を43000まで減らした。その後、エレクトードVSブシドラゴンの戦いはあいことなり、互いに2000霊力を消費し、源は44000、愛乃は41000となった。最後のドラグーンVSフェニックスは、愛乃のフェニックスがジャンケンに勝利した事で、技カード「ファイアーボール」を発動させた。ドラグーンがフェニックスの吐き出した火炎玉に包まれると、源の霊力は38000まで減少した。

 1ターン目が終了し、霊力の差は愛乃が3000リードした状態で始まった。ターンの初めに行うルーレットの結果、愛乃は石距、ブシドラゴン、イスフィール、フェニックス、ソードロイドとなり、源はドラグーン、ステゴサウルス・Jack、ジェットシャーク、フェニックス、エレクトードとなった。

 石距とドラグーンが前に出ると、目の前にジャンケンのパネルが現れた。

「1ターン目でノリは分かった。後は………」

 愛乃がこう言ってパネルのグーに触れた結果、源が出した手はパーである事が明らかになった。ジャンケンに勝ったのは源なので、攻撃権は源に出た。

「ダメージは最大8000、これなら………」

 愛乃はこう思ったが、突如謎の表示が現れた。ドラグーンの頭上に、融合チャンスと。

「融合?」

 愛乃が疑問に思うと、外で実況している店長は、こう叫んだ。

「おぉーっと!!ここで何と融合が発動だ!!」

 店長の声が響くと、ドラグーンを中心に源の側に居る聖獣が光に包まれると、空中に浮いた状態で一つに合体した。光が止むや否や、その中からは一回り巨大な体躯となり、全身を金属の鎧で硬め、背中には鉄製の翼、両腕にリボルバー式の巨大な銃を装備した、ドラゴン族と機械族の特徴を持つ聖獣が現れた。名前の表示には「メタルドラグーン」と書かれている。

 メタルドラグーンは銃を構えると、それを戦っている石距目掛けて放った。結果、銃より発射された無数の弾丸は、石距の周りに大量に落下する事で激しい爆発を起こし、石距を包み込んだ。結果、愛乃の霊力は一気に31000まで減少した。

「な、何、今の攻撃?」

 愛乃が疑問に思うと、実況の声が響いてきた。

「融合した聖獣の通常攻撃は、戦闘力レベルを合計し、その半分のダメージを与える!一気に霊力差が逆転してしまった!!」

 愛乃がそういう事かと考えていると、戦闘を終えたメタルドラグーンはドラグーンに戻り、石距と同様に後ろに下がって行った。続いて、源の側からはステゴサウルス・Jack、愛乃の側からはブシドラゴンが前に出て戦闘になった。

「何とか勝って、霊力の差を縮めないと。」

 愛乃がこう考えてジャンケンのパネルに触れると、源も手を決めたようで、両者のパネルが消えて決定した攻めの手が公開された。愛乃はパー、源はグーであった。攻撃権はブシドラモンに発生した。

「えっと、ブシドラモンの使える技は?」

 愛乃が技カードを確認しようとした瞬間である、突如フィールドに男性の声でこう響いた。

「Special rush!!」

「すぺしゃるらっしゅ?」

 愛乃が響いた声に疑問符を浮かべると、実況している外の店長はこう叫んだ。

「あーっと!ここでテスト中の新スキル、スペシャルラッシュが発動だ!一体どんな効果が発生するのか?」

 今発動したスキルは「スペシャルラッシュ」と言うスキルで、テスト中の聖獣王伝説に新たに実装されたシステムであるらしい。しかし、今まで発動させた者が居ないため、どのような効果が現れるか分からないのだ。

 一方、戦場の愛乃の目の前には、新しいパネルが現れた。

「聖獣を選択して下さい。」

 こう表示されるパネルには、ブシドラゴンを除いた自身の聖獣、石距、イスフィール、フェニックス、ソードロイドが表示されている。愛乃は試しにと言う事で、フェニックスをタッチした。すると、

「技カードを選択して下さい。」

 新たにこう表示され、技カードが何枚か表示された。愛乃はその中から、フェニックスと思われる聖獣が爆炎を纏った状態で体当たりをする絵が描かれたカード「フェニックスブレイバー」を選んだ。その結果、

「Special rush OK!!」

 と声が響き、今まで後ろで待機していたフェニックスが前に出ると、光に包まれた状態になってブシドラモンに激突した。その直後、ブシドラゴンは左手にフェニックスを模した形状の弓矢を持った状態になった。

 ブシドラモンは何処からか矢を一本取り出すと、弓に番えた状態でステゴサウルス・Jackに狙いを定め、勢いよく矢を放った。放たれた矢は炎を纏ってフェニックスを模した状態になると、ステゴサウルス・Jackの目前まで飛翔するや否や、大爆発して彼を包み込んだ。その後、源の頭上の霊力表示は38000から26000に減少した。

「おーっと!!愛乃選手のブシドラゴン!自身の味方のフェニックスを武器に変え、フェニックスにしか使えない炎属性技、フェニックスブレイバーを発動させた!!更にダメージは12000、フェニックスが発動させた時よりも4000高いダメージを叩きだした!!」

 実況をしている店長は、様子を見ながらこう叫んだ。店長自身、初めて見たと言う事で何が起こったのかを十分理解できていないが、それでも凄い事が起こった事は十分想像出来た。

 霊力差が5000開いた事で、愛乃にいくらか軍配が上がり始めた。





 その後、ジャンケンの勝ち負けで攻撃権がシーソーのように移って行き、互いの霊力を削り合って行き、両者ともに4000残った状態になった。対戦カードはドラグーンVSブシドラモンとなっており、この一撃を決めた側が最終的な勝者となる状況で、ジャンケンは始まった。

「どの手で行こうかな?」

 愛乃は三つしかない攻めの手の表示を見ながら考え込んだ。勝てば勝利、あいこを当てれば時間を稼げるが一回限りであり、負けた場合は試合自体にも負けてしまう。

「こうなったら!!」

 愛乃は決心すると、チョキのパネルに触れた。戦略等は一切ない、ただ一番最初に出したと言う理由だけで、チョキを選んだ。結果、愛乃のチョキに対し、源の目の前に表示された結果はパー、愛乃が勝利し攻撃権を得た。

 戦闘を行うブシドラゴンの頭上には「スペシャルラッシュ」と表示され、愛乃の目の前には聖獣カードと技カードを選ぶパネルが表示された。

「これで行こう!」

 愛乃はこう言うと、場に出ているソードロイド、斬撃の舞と描かれた技カードにタッチした。その結果、ソードロイドは変形して巨大な剣となり、ブシドラゴンの手に収まり、ブシドラゴンは巨大な剣を一振りして、構えを取った。

「Special rush OK!!」

 声が響くと、ブシドラモンは巨大な剣を大きく振り回しながら、形状、大きさ、軌道等、全てが不ぞろいの斬撃を大量に発射した。ドラグーンはすぐに防御の態勢を取ったが、大剣故に重量のある斬撃を様々な方向から受けた事で、大ダメージを追ってしまった。その為、源の頭上の4000は一気に0になり、愛乃の勝利が決まった。





 その後、愛乃は筐体の中から出て、店長や正輝たちに出迎えられた。

「まずは勝利おめでとう!それにしても驚いたよ、まさか君が新システムを使いこなして勝利するなんて。」

 店長がこう言った後、正輝はこう言った。

「ナイスファイトだったよ、樋田さん。」

「どうもありがとう。」

 愛乃がこう返すと、正輝はこう訊いた。

「それでどうだった?聖獣王伝説を初めてやった感想は?」

「最高だったよ。」

 愛乃はこれ以上言える事も無かったので、正直にこう答えた。すると、店長はこう言った。

「いやぁ、面白い神司が出て来たもんだ。こうなったら、あれをやるか?」

「あれ?」

 皆が疑問に思うと、店長はこう言った。

「勿論大会さ!こうしちゃ居られない。早速色々と考えないと!!」

 そして、物凄い勢いで店の奥へと入って行く店長を見ていた正輝は、愛乃に目線を戻すと、こう言った。

「バトルのやり方が分かった所で、今度は俺とバトルしようぜ!」

「いや、俺と!!」

「俺ともお願い。」

 他の男子たちも口々にこう言ったが、愛乃は時計を見ながらこう言った。

「ゴメン、今帰れないとTVに間に合わないから。録画予約して来ていないの。」

「ブレないな。それじゃあ、また今度にして、今日は帰るか。」

 愛乃の言葉に、誘い主である正輝はこう言って、皆に解散を言い渡した。





 家路を急ぐ途中、ある場所に着いた愛乃はデッキケースを取り出すと、その中に入っているブシドラゴンのカードを取り出した。彼女が居る場所は、奇しくもブシドラゴンを拾った場所である。

「今日初めてやった聖獣バトル、貴方が居なかったら勝てなかった。本当にありがとう。」

 ブシドラゴンの絵に対して、愛乃がこう言うと、

(こちらこそ、よろしく頼むぜ。)

 突如愛乃の頭の中に、今日一日を思い出しても聞いた事の無い声が響いた。低い音質で有る所を考えると、男性の声で有ると思われる。しかし、愛乃が居る場所には愛乃以外、男性は愚か人間一人も居ない。

「ブシドラゴン………まさかね。」

 声の主をブシドラゴンじゃないかと考えた愛乃だったが、すぐにそんな筈は無いと考えると、TVの時間が迫っている事を思い出し、家路を再び急ぎ始めた。


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