真実を写すモノ
なっぺの一次創作シリーズ!
ま、内容の面白さは保障出来ませんが。
舞台は現代。しかし、現代とは違っている点もあります。都市伝説みたいな感じ?
「この作品の続きが見たい!」と思った方は、メッセなり感想なりをお願いいたします。
写真という文字は、"写された真実"と書く。だがしかし、写っている真実をどう捉えるかは、それを見ている者次第でしかない。
カシャ、という音と共に切られたシャッター。風景と時間はその瞬間に周囲から断絶され、フィルムの中に収められる。
「……うん、こんな感じかな」
黒い髪と、それに似合わぬ赤い瞳。見た目から予想される年齢からすると、分不相応にも感じるような立派なカメラを構えた少年が、あちこちにカメラを向けながらさらにシャッターを切っていく。
彼の名前は武井優斗。若干小学5年生にして、風景写真コンクールで賞をもらったことのある、才に溢れる少年だ。
「……って、もうこんな時間だ! 急がなきゃ!」
慌てた様子で、近くに置いてあったランドセルにカメラをしまい込む優斗。そして、そのまま急いで走り出す。
何を隠そう、今の時刻は7時50分。移動時間を考えると、始業時間に間に合うかどうか微妙な時間なのだ。
慌てて走り出す優斗。だが優斗が、いつの間にか近くの物陰に顕れていた"鏡"に気づくことはなかった。
「なんだと頭でっかち!」
「なんですか単細胞!」
教室が近くなるにつれて、そんな言い争う言葉が響いてくる。だが、彼のクラスではそう珍しい話ではない。
優斗が教室に入ると、二人の少年が今にも取っ組み合う勢いで言い争っていた。
片方はいかにもなワンパク小僧といった風貌だ。まだ手足身体こそそれほど筋肉質ではないが、日に焼けた肌は彼がしょっちゅう外で遊んでいることを示している。
対し、もう片方は逆にいかにもなインドア派の風貌をしていた。子供だということを考えてもあまりにひ弱に見える手足は、ただ歩いただけでも折れてしまいそうだ。顔に掛けたメガネは、彼の目が悪いことを示している。
ワンパク小僧の名前は安藤忠志。メガネ少年の名前は西山大樹。共に、優斗の友達である。
「だいたいあなたはいつもそうですよね! 何にかけてもおおざっぱで!」
「お前が細か過ぎるんだよ! そんなことを一々気にしてよ!」
ギャーギャーと互いに主張しあう二人。その意見が交わることなど、とても望めそうにない。
こういうときの優斗の対応は、既に決まっている。
――カシャ
シャッターを切る。それだけだ。
「だいたいなぁ……あぁ、優斗。おはよう」
「いい加減に……あ、優斗君。おはようございます」
「うん、おはよう」
優斗がシャッターを切ると、先程の喧嘩が嘘のように挨拶をする忠志と大樹。どうやら、語気ほど怒り狂っているわけではないらしい。周りもそれを理解しているからこそ、止めたりしないのだろう。
そして間もなく先生が入ってきたことで一同は解散することになった。
学校の帰り道。優斗はやはりカメラを片手にあちこちを歩き回っていた。被写体を探しているのだろう。
「相変わらずカメラ大好きね、優斗」
ふと、優斗に誰かが話し掛ける。声を頼りに、カメラから目を離して顔を向けると、そこには優斗と同じくらいの年齢であろう少女がそこにはいた。
長い髪を二つに纏め、年相応のかわいらしい服を身に纏った少女だ。目尻の上がったその眼はさながら猫を思わせる。将来はきっと美人になるのであろう気配を漂わせているのは、恐らく誰が見ても明らかであろう。
「あ、真奈……」
彼女の名前は日下部真奈。優斗の幼なじみだ。生まれた病院が同じことから始まり、家は隣同士。さらに親同士が親友という、これでもかと接点を持っている。
「『あ、真奈……』、じゃないわよ。マヌケそうな顔して。もう5時よ? 早く帰らないと。アンタん家のパパとママは仕事で家にいないから、私の家に泊めてあげてるのよ? つまりアンタは私の家の門限を守らなきゃいけないの!」
「うん……。あ、でも今日取った写真を現像しとかないと」
優斗が言うと、真奈は呆れたように肩をすくませる。
「全く……アンタっていつもそうよね。分かったわよ、パパとママには言っとくから」
「うん、ありがとう」
家路につく二人。夕陽に包まれながら仲睦まじく帰る二人を見つめる者は誰もいない。
――――いないはずだった。
「ッ!?」
「えっ?」
突然背後を振り向く優斗。それに釣られて真奈も後ろを向く。だが、そこには何も無い。
「ど、どうしたの?」
「……なんだか、見られてたような…………」
「や、やめなさいよ! そんな……。誘拐犯とかだったらどうするつもりよ!」
たちまち真奈の顔が不安げな表情に変わる。対し優斗の表情は恐怖と言うよりは、訝しげな様子だ。
やがて、自分で改めて確かめることにしたらしい。物陰からその視線を感じた優斗は、震える真奈を庇うような姿勢を取りつつ、ゆっくりと歩みを進める。
そして、物陰をこっそりと覗き込んだ――
「ひっ! …………って、あれ?」
二人が見たものは、ただのゴミ捨て場だった。壊れたブラウン管テレビや冷蔵庫、欠けた鏡やカバーの破れたソファー。生物はカラスぐらいしか見当たらない。咄嗟に誘拐犯が隠れられそうな場所は無さそうに見えた。
「……勘違いだった……みたい?」
「ッッ〜…………優斗のバカぁっ!」
今の優斗の言葉で機嫌を悪くしたらしい真奈は、そのまま背を向けて去っていってしまった。
「あっ、待ってよ真奈!」
その後を慌てて追いかける優斗。二人の後ろには、やはり何も在りはしなかった。
――ねぇ聞いた? あの噂。
――あれでしょ? "神隠し"なんて馬鹿げた噂。ここ田舎じゃないってのにさ。
――くだらないよな〜。
――でも、失踪者は増えてるらしいよね。なんでだろ。
――そういや、俺の近くにもいなくなった人いたな。あいつどうしたんだろ?
――ニュースでも取り上げてるよね。どこかの国の陰謀とか?
――そういえば聞いた話なんだけど、人が消えた場所には、必ず同じ共通点があるんだって。
――何なに?
――それは……
次の日、いつものように騒がしい教室に、優斗と真奈は二人揃って入る。普段ならば、そのことを忠志辺りが冷やかすという風景が見られるのだが、今日は様子が違っていた。
何やら、二つほどの陣営に別れて口論をしているらしい。中心にいるのは忠志と大樹のようだ。
「宇宙人だ!」
「拉致です!」
「ちょっと! 何よ朝から! もうすぐ授業始まるわよ!!」
「二人とも、何の話?」
クラスメート達を真奈が叱り飛ばし、そこに優斗が質問する。
「あぁ、優斗君。実はですね……」
「俺が宇宙人が攻めてきたんだって言ってんのに、コイツらが……」
「人の話に割り込まないで下さい!」
「んだと!?」
再び言い争いを始めてしまう二人。どうにも今日は様子がおかしい。
「一体どうしたんだろ?」
「優斗!」
首を傾げる優斗に、真奈が声をかける。騒ぎの中心にいては話しづらいと思ったのか、真奈は教室の端へ優斗を連れていく。
「何?」
「他の子たちに聞いたんだけど、なんか先生が失踪したんだって」
「先生が!?」
優斗たちの言う先生――つまり、担任の教師。それがどうやら行方不明になっているらしい。授業開始直前だというのに担任が現れない理由は、それのようだ。聞くところに寄ると、場合によってはこのまま下校に成り得るという噂も流れているらしい。
「それってやっぱり最近ニュースとかで言ってる……?」
「そうだと思ったから、みんなが口論してるんでしょ。宇宙人の侵略派と拉致派に別れて」
真奈が再び喧騒の中心に目を向ける。
「宇宙人だろ! だってパッといなくなっちまうんだぞ!? 拉致って人がやることじゃんか! 人間にそんなこと出来ねぇよ!」
「だからといって安直過ぎるでしょう! 宇宙人だなんて、映画や漫画じゃないんですから有り得るわけがありません!」
「絶対に宇宙人だ!」
「外国人による拉致です!」
さらにヒートアップしていく口論。結局この口論は、代理としてやって来た教頭先生が「本日の授業は中止にします」と告げるまで続き、決着がつくことは無かった。
「はぁ〜、何だかむだ足な気分……」
「何言ってんだよ優斗! 昼間っから遊び放題じゃんか!」
肩を落とす優斗の背中を忠志が叩く。その隣には真奈や大樹までいる。この後、優斗の家で遊ぶつもりのようだ。
「しかし、本当に何なんでしょうね……。確かに拉致にしては、やることが人間離れしている……。しかし、宇宙人と言うには証拠が……」
大樹は今だに考えを頭に巡らせているようだ。とはいえ、この中で一番頭のいい大樹が分からないのでは、優斗たちに分かるはずが無い。優斗たちの興味は既に、今後の遊びについての話にシフトしていた。
「あれ? そういや今日はいつものカメラじゃないのな。どうしたんだ?」
忠志が優斗が構えているカメラを見て、疑問を口にする。優斗が今持っているカメラは優斗が普段使っている一眼レフではなく、ただのポラロイドカメラだった。折り畳めるタイプのようで、そのような機構が見られる。
「あぁ、これ? 実はフィルムを切らしちゃって。今あるカメラがこれしか無かったんだ」
「珍しいですね。優斗君がカメラのフィルムを切らすなんて」
普段から事あるごとにカメラを構えている優斗がフィルムを切らすなどというミスをするというのは、優斗のことをよく知る者であればまず有り得ないと考えるだろう。それほど、優斗はカメラに入れ込んでいるのだ。
「まぁ、これはこれですぐに現像されるから楽でいいんだけどね」
そう言いながら忠志たち三人を撮影する優斗。間もなく吐き出し口から真っ黒な写真が排出される。時間が経てば、黒い部分に撮った景色が現れるはずだ。
だが、その時。
「ぐああっっ!!?」
「や、やめ……ァァァァッッッ!!!」
不意に、叫び声――というよりは、悲鳴と形容されるであろう声――が響いた。
思わず身を竦める四人。
「な、何だよ今の声……」
「喧嘩とかだよね……?」
「…………け、喧嘩よ! きっとそう!」
忠志も優斗も真奈も、一様に恐怖を露にしている。大樹に至っては、言葉を話す余裕すら無いようだ。
しかし、彼らの願いにも似た思いは、簡単に裏切られてしまう。
彼らの目の前のT字路。優斗たちから見れば、正面と左に道が別れている場所で、道の脇にはカーブミラーが立っている。その、左側の道から何かが現れる。
「ひぃっ……ひぃぃぃぃっ!!!」
大人だ。どういう立場の人間かは分からないが、迷彩服にライフル銃という出で立ちだ。その大人の顔は、恐怖に歪んでいた。
そして優斗は見た。その大人の服に、微かに赤い斑点があることを。迷彩服の模様と捉えるにはあまりに異質な模様があることを。
「あれって…………?」
優斗の疑問は、目の前で起こった結果によって解消された。
不意に、先程大人が現れた道から何かが現れる。その次の瞬間、優斗の顔に水滴が当たる。
雨――というには、それは余りに粘度が高く、鉄臭く、そして――――赤かった。
優斗たちは見てしまった。先程まで恐怖に震えていた大人が、真っ赤な華になった瞬間を。
"何者か"が凄まじい勢いで繰り出した拳が、大人の頭を握り潰した瞬間を。
もう少し離れた場所であれば、彼等は吐き気を覚えていただろう。もし既にあのT字路を越えていたなら、彼等は脇目も振らずに逃げ出していただろう。
だが、彼等は逃げない。
――否、逃げられない。
本能が告げる命の危機を、肉体が受け取り処理しない。腕も脚も口も脳も、身体を構成する全てが働かない。
「グルルル……」
唯一、正常に機能している瞳が、目の前にいる"何者か"を捉える。一見すればそれは、熊に似ていた。だが、熊に分類するには骨格があまりに人間に近すぎる。言うなれば、"熊人間"とでも言うべきだろうか。
その時優斗はふと、この目の前にいる熊人間が現れた道の先を思い出していた。昨日も通ったそこは優斗の帰り道であり、何かの視線を感じたゴミ置場もその途中にある。優斗は悟った。あの時感じた視線は、この怪物のものだったということを。根拠は無い。だが、何故だか優斗はそれが真実だと感じていた。
となると再び疑問が沸き上がる。あの時、ゴミ置場には人が隠れられるような――ましてや、成人男性よりさらに大きいであろうこの熊人間が隠れられる場所はどこにも無かった。ならば、この怪物はどこにいたのか。
周囲の風景と同化出来る? 身体が凄く柔らかく、ゴミとゴミのほんの僅かな隙間に入ることが出来る?
その答えは、すぐに明らかになる。
「クルルル…………」
声が、響いた。
熊人間のものではない。それよりもっと甲高い声だ。勿論、優斗たちの物でもない。
次の瞬間、カーブミラーの鏡面が"波打った"。さながら、水面のように。
波はだんだんと大きくなる。まるで、何かが近づいて来ているように。
そして、"それ"は鏡面から身体を乗り出した。
人間のような骨格。しかし、その頭部には鳥の――鷹に近いような――頭が在った。加えて、全身に生える羽根と所謂鳥の脚が、"それ"が人間ではないことを示していた。
二体目の人ならざる者の出現。それが、あの場で怪物を見かけなかった答えになっていた。何のことはない、最初からいたのだ。"鏡の中"に。
「ぁ………………」
誰かの呼吸が洩れる。分かっていたのだ。相手は大人をいともたやすく殺すことの出来る存在。ただの子供がどうこう出来る訳がないと。
熊人間は優斗たちの方に向き直り、鷹人間は空に舞い上がる。その動きはまさに、"狩る者"のそれ。
間もなく、優斗たちに向けて、鋭い爪が――――
「させるか!」
瞬間、凄まじい音が辺りを包み込む。あまりの激しい音は瞬時に優斗たちを正気に引き戻した。
「あ……う……うわァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
つんざくような悲鳴が優斗の口から放たれる。
さっきの音は熊人間と鷹人間を襲ったようだ。先程熊人間が現れた路地に向かってしきりに吠えている。
「死ね、バケモノ!!!」
再び激しい音が鳴る。改めて聞くとそれが銃撃音だと分かる。どうやら、向こう側に銃を持っている人物がいるようだ。
だが、それ以上に恐ろしいのがこの怪物。先程から銃撃を浴びせられているというのに、ダメージを受けた様子が全くない。
さらに、ここまで騒ぎがあっても、近くの人が誰も出てきていないという疑問も残る。
「大丈夫か? 君達」
不意に、優斗たちの後ろから声がする。優斗たちが振り返ると、そこには先程殺された男性と同じような外見をした女性がいた。銀色の髪と蒼い瞳を見る限り、外国人のようだ。
「動けるか? 早くこっちに」
女性が優斗たちの手を引き、無理のない速さで走り出す。
「あの、貴女は?」
ようやく落ち着いてきたらしい真奈が、女性に聞く。あれほどの事態があったのだ。警戒してしかるべきだろう。
「とりあえず、君達の敵ではないし、あのバケモノの仲間でもない。私の名前は高井レキ。特務軍と呼ばれる組織の人間だ」
簡潔にそう話すレキ。名前が意外にも日本人のそれだったからか、少しの安堵が優斗たちを包んだ。
しかし、状況は再びこの場を恐怖に塗り潰した。
不意に目の前の塀が破壊され、そこから熊人間が現れたのだ。
「クソッ、このバケモノめ……!」
ライフルを構えようとしたレキ。しかし、空中より急襲してきた鷹人間により、ライフルが弾き飛ばされる。
「ひっ……」
逃げるしかない。そう考えた一同だったが、再び鷹人間が空中より現れ、何かを落下させる。
「うわっ!!」
一番近くにいた大樹が、風に煽られて転倒する。
落下してきたのは、巨大なトラックだった。これにより、退路は完全に塞がれた。
鷹人間と熊人間が瞬時に動き出す。レキが熊人間の前に出るが、丸太のような腕の一撃で吹っ飛ばされ、崩された塀とは反対にある塀に激突してしまう。
「グァァァ!!」
熊人間の腕が、鷹人間の脚が、何かをちぎりとった。
「ア゛ァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
悲鳴をあげたのは、忠志と大樹。
よく見れば、熊人間と鷹人間は何かを食べていた。
比較的細い、肉。先の方は平たくなっており、五本のさらに細い肉が生えている。
そう、それは腕だった。それも、子供の。
ここから導き出される、答えは決まっている。
優斗は忠志と大樹を見た。真実を確かめるために。
そこにいたのは、泣き叫ぶ忠志と大樹。ただし、先程までの二人とは違い、忠志には左腕が、大樹には右腕が欠けていた。
やがて忠志と大樹の腕を食べ終えた怪物たちが、優斗と、そのすぐ後ろにいる真奈に狙いを定める。
――死ぬ、のかな。
優斗の足から力が抜けた。もう、怪物は目の前にいた。
優斗の腰が、地面に着く。瞬間、まばゆい光が一瞬輝いた。
怪物は、消えていた。まるで、全てが幻だったかのように。
だが、今だ続く忠志と大樹の叫びが、気絶したらしい真奈に付いた血痕が、壊れた辺りの風景が、まだ骨にわずかに肉がこびりついた腕だったものが、これが現実だと告げていた。
ふと優斗は、視線を自分の右手に移す。そこには、写真を排出するポラロイドカメラがあった。
間もなく、写真に色が付く。そこには、先程の熊人間の右手と、羽ばたく鷹人間の左翼が写し出されていた。
「何だったんだ…………」
優斗の脳は、それ以上の活動を放棄していた。意識を失い、倒れる優斗。
その場には、壊れた物以外、何も無かった。壁面にたたき付けられたレキも、もがき苦しんでいた忠志と大樹も、気絶した優斗と真奈も。まるで、"神隠し"にあったかのように。
――そういえば聞いた話なんだけど、人が消えた場所には、必ず同じ共通点があるんだって。
――何なに?
――それはね、そこには必ず、鏡があるんだって。
唯一無事のは、民家から覗いている、化粧台の"鏡"だけだった。
ホラー風味にしようとしたら、ただのファンタジーになっちゃった!←
主人公が小学生という、私としては多分珍しい作品。いや、見た目が小学生な奴なら他にいますが。←
この作品の元は、私が見た夢になります。舞台は学校で、私はカメラを持っている。近くには腕を失った友人(私の夢に出る人物は顔が出ないので、誰かは分かりません)、辺りには怪物がたくさんいて、怪物をカメラで撮ると消え去る、みたいな夢です。そこから純粋に発展させたつもりだったんですが、バッドエンド一直線だったのを方向転換したら内容がガラリと変わってしまいました。少しでも怖い雰囲気が伝わればいいなぁ。
この作品は、同時期に更新された一次創作作品の一つです。現在は短編小説ですが、一連の作品の中で連載希望の1番多い作品を連載に移行したいと考えています。
この作品の続きを見たいと思った方は、メッセージや感想をお願いいたします。あなたの意見がこの作品の続きを作ります。
ではではこの辺で!