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カエデちゃんのお仕事。

作者: おつきさま

今は最近、此処最近・・・だったのは、もう十年も前の話し。


なので今は・・

昔々、その昔。

あるところに小さな々、女の子がいました。


名前はカエデ。


カエルの手のような葉が、青く瑞々しくしげる頃に生まれた女の子です。


あれ?カエルちゃんかな。

いやいや、カエデちゃんです。


カエデちゃんにはとても大切なお仕事がありました。


晴れの日も、雨の日も、風が強い日も働き者のカエデちゃんは頑張ります。



今日も朝から、お仕事です。


いつものようにカエデちゃんがお布団の上でボケボケしてると「ぽっン」とお口に哺乳瓶の吸口が挿し込まれ、『ごくごく、ごくごく、頑張れ』と応援されながらカエデちゃんはミルクを飲み進めます。


「ごくごく(今日も多いわね)、ごくごく(でも、そろそろ終わりかしら)」

「ぷはぁ~(終わった〜)、ゲッップ、Zzz..」


『お仕事お疲れさま。頑張ったね』


そうです、カエデちゃんのお仕事は哺乳瓶の中身を空にするお仕事だったのです。


・ ・ ・ ・


眠りから目覚め、お布団でウツラウツラしてると「ぽッン」。


『はい、また頑張って』

「ごくごく(あれ、さっき終わったはずなのに?)、ごくごく(まだ残ってたのね)、Zzz..」


・ ・ ・ ・


『はい、ミルクだよ』

「うぎゃー(もう!さっき空にしたのに、なんでミルクが増えてるの?これじゃ、いつまで経っても終わらないじゃない、どうゆうこと!!)」


・・おしまい







大きくなりました。

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