おはよう『おっぱい』
どうも、不死の白猫です★
今回は新しい娘が現れます
ではでは、お楽しみください
(ん〜、今日もよく寝たなぁ)
ふょん、ふょふょん
「…………っにゃん、にゃにゃん……」
「……?」
バサッ‼︎
そこには、無防備な子猫がまるまって寝ているではないか
しかもそこは自分がさっきまで寝ていた場所
(も、もしかして、一緒に寝てたのかな?)
「ふにゃ〜ん、おはようにゃ……ユリカ」
こくんっ、こっくん
目をこすりながらも朝の挨拶をしてくれたリリィ
「お、おぉはようござい、ましゅ!リリィちゃんっ」
「ん〜、なんか今日もユリカおかしいにゃん」
「そそんな事ないよ、ほらね?昨日と変わらずかわいいユリカちゃんだよぉ〜?」
自分でも何を言っているのかわからないが、これで押し切れるはず……
「まぁ、いいにゃ」
(なんとか誤魔化せた…お、お、おっぱい触っちゃったけど、バレて……ない、よね?)
何とか押し切れたという安心感で気が緩むと、かわいらしいぐぅ〜という音が鳴ってしまう
ぼふっ
それと同時にユリカは顔を真っ赤に染める
それをからかうように
「あれぇ〜?今の何の音にゃ?それになんで顔赤いにゃ?あれれ〜?」
「〜〜〜〜もぉ、リリィちゃんの意地悪っ!ふんっ」
いつもはリリィの事をからかっているが、いざからかわれると思った通りかわいい反応
「ご、ごめんにゃ……怒らないでにゃ〜、代わりにもふもふしていいから」
ぴくっ
「?」
ユリカは振り向いてリリィを見つめると、我を忘れたような目でこっちによって来る
ビクビクッ‼︎
動物の本能だろうか、リリィには一瞬でわかった
もうユリカではないコレに捕まってしまったら、オワル……と
「にゃにゃんっ!」
窓から飛び降りるリリィ
それを見ていたユリカではないユリカが我を取り戻し、手を伸ばす
「あ、危ないっ!ここ、三階だよ⁉︎」
だがその声と手は届かず、リリィはそのまま外に飛び出して行った
窓から身を乗り出して確認するユリカ
だが、そこにはリリィの姿はもう無かった
「はぁ〜、勢いで言ってしまったにゃ…でもここまで来れば流石に大丈夫、にゃよね?」
きょろきょろした後にまた溜め息をつく
ごつんっ!
「にゃん!」
「いたたたた、ご、ごめんなしゃい!しゅみましぇん!許してくだしゃい!まだ私死にたくないでしゅ〜」
そこにはボロくなった布を縫い合わせて作ったようなフード付きコートを着たうさ耳の美少女がいた
うさ耳美少女・うさ耳美少女・うさ耳美少女・うさ耳美少女・うさ耳美少女……
こうやって唱えると元気出るんですよ?w
次回は、この娘の名前がわかります