猫耳ロリ
不死の白猫です★
前回の続きで、リリィとユリカのかわいい所がいっぱい詰まってるので、どうぞ楽しんでください!
「……っんはぁ、はぁ……っんはぁ」
「このくらいで疲れていたらダメにゃ。魔法が使いたいならまずは体力を付けないといけないのにゃ」
肩で息をしているユリカに対してキツイ一言を言うと「もう一回!」と言わんばかりに手を叩いたリリィ
「そろそろ日も暮れてきたところで夕食とするにゃ」
街に戻るとリリィが美味しいお店を教えてくれた
「この世界のお店ってなんか雰囲気あっていいねっ」
「ユリカの住んでいた世界ではどんな感じだったにゃ?」
魚のステーキをもぐもぐしながら聞いてくるリリィはとてもかわいらしい
「うーんとね、レストランって言う所があってね………あ!私のご飯きたよー‼︎」
「はぁ…ユリカは本当にもう……」
呆れたように溜め息をつきながら魚を口へと運ぶ
「それでは、私の寝泊まりしている宿へ向かうにゃ」
「ふわぁ〜……それにしても眠くなってきたな……リリィちゃんは眠く無いの?」
「まぁ、今日は色々あったから私も眠いにゃ……」
目をこする仕草がたまらなくかわいいのも、流石にユリカもその気にはなれなかった
「着いたにゃ!」
その声にビクッと飛び跳ねるように睡魔を吹っ飛ばすと慌てて「うんっ(?)」と、訳もわからず返事をしてしまった
「……?」
その勢いにリリィも首を傾げる
「リリィちゃん。そういえば、私のお部屋代も払ってくれるの?」
「何を言ってるにゃ?私でもそんなにお金は持ってないにゃ。だから同じお部屋に決まってるじゃにゃいか」
「同じ部屋?……私とリリィちゃんが?………‼︎‼︎な、な、なななななにぃ〜〜〜!」
「っ!びっくりするからやめるにゃっ‼︎心臓に悪いにゃ‼︎それと、さっきからずっとユリカちょっとおかしいにゃ?別に女同士なんだし同じお部屋でも問題ないじゃにゃい」
そんな疑問気な質問に対してユリカは、
「問題ありありだよ!リリィちゃんと同じお部屋なんて……考えるだけでもう、オカズになっちゃうよぉ〜………はぁ、はぁはぁ」
「オカズってなんだにゃっ?……ま、まさか私が寝てる間に、食べられちゃうにゃ?……そんなのやだにゃ!」
「そ、そうだよぉ〜リリィちゃんを食べちゃうんだよぉ〜、初めはどこから食べられたい?私はどこでも歓迎だよぉ?」
「や、やっぱりそうだったにゃ!私はたべられたくないにゃあーーー‼︎」
「待てぇ〜〜この猫耳ロリがーーー」
「にゃ、にゃ、にゃあ〜〜〜〜ん…………?」
恐る恐る目を開けるとベットで倒れて熟睡していた
「はぁ、危うく食べられてしまうのかと思ったにゃ……もう、そんな格好で寝たら風邪引いちゃうにゃよ……」
寝ているユリカにそっと毛布をかけてリリィもその中に入っていった
パチッ、その音と共に
「お休みにゃさい、ユリカ」
いや〜、2人の勘違いは書いてて楽しかったですw
オカズとオカズ
日本(?)語は難しいですよねぇ
次回は人に会います