表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うぇるかむ?  作者: 不死の白猫
1/4

今日、私は死にました

どうも!不死の白猫です★

初の連載なので、どうなるか自分でもわかりませんが、楽しんでいただけると幸いです!

眩しい日差しがカーテンの隙間から差し込む

そして、眼を擦りながらベットから起き上がる


「ふぁ〜もう、朝かぁ」

寝惚けながらふらふらと階段を降りて朝食の準備を始めると、

「そう言えば、今日って何日だっけ?えーと………‼︎今日から新しい学校なんじゃんっ!どうしよう、忘れてたぁーー!」

急いで支度をすると、玄関を出て走って学校に向かった

「えぇ〜と確かここの大通りの先だったよね………んっ!」

寝起きだったせいで信号機で反射した光が眩しかったが気にせず走った。

プーーーーーーーーッ‼︎‼︎

すると、ものすごいクラクションが聞こえたので横を振り向くと大型トラックが真横から突っ込んできたのが見えた

「……!」

気付いた時にはもう遅かった

(あっ、私死ぬんだ。どうせならもっと生きたかったな……)

その時…

………ビリッビリビリッ‼︎

何かが裂けるような音と共に意識がなくなっていった


「……っはあ!」

目が醒めるとそこは見知らぬ草原の中だった

「ここは…どこだろう?………そういえば、私トラックに轢かれたんだよね、でもなんでこんなところに……」

すると、後ろの方から

「やっと気が付いたのにゃ、もう死んじゃったのかと思ったにゃん」

「?」

後ろを振り返ると、そこには一切濁りのない真っ白で艶やかな髪の少女が腕を組みながらこっちを見ていた

でも、一番驚いたところは頭からかわいらしい猫のような耳が生えており、足元を見るとしっぽも生えているではないか

(誰この子?でもめっちゃかわいいっ!抱きしめてもふもふしたい!)

そんな事を考えながら猫耳の少女を見つめていると

「なに見てるにゃ……そろそろひっかくにゃよ」

「ご、ごめんなさい!つつつついかわいくて、そのーもふもふしたいなぁ……なんて」

カアァァ……ぷしゅ〜ぼふっ…!

「へ?」

「か、かかかかわいいだなんて……そんな事!あ、ああるわけにゃいじゃにゃい……!ばかぁぁぁ!」

ポカポカッ

猫ならではのねこぱんちだろうか、それにしてもさっきまでツンツンしていた猫がデレたことがさらにかわいさが倍増し、理性を保つのが精一杯の状況に耐えようと必死になる

(か、かわいすぎるよ!何その反則ねこぱんちっ‼︎もー我慢できないよー‼︎!)

ガシッ!

「にゃにゃっ⁉︎」

もふ…もふもふ

「やわらかーい、思った通りだぁ〜、耳ぴくぴくしてるよー」

「や、やめるにゃ!そんなに、触られたら…にゃんっ!」

「えへへ〜しっぽは……っと」

ビクンッ!ビクビクッ

「にゃっにゃ、にゃあーーーーーっん‼︎」


「い、痛いよぉ…ひどいなーもおっ」

「あなたが変なことするからにゃ……そういえば名前聞いてなかったにゃね?えーと、あなたは……?」

「私はユリカ。あなたは?」

ユリカのその問い掛けに顔をうつむく少女

「もしかして…名前がないの?」

「にゃ……にゃん…」

「……じゃあ、あなたの名前は、えーと……リリィ。リリィはどう?」

「リ、リリィ?……リリィ、うん!私はリリィ!よろしくにゃ、ユリカっ!」

しっぽをふりふりしながら笑顔で手を前に出してきた

「こちらこそよろしく!リリィ‼︎」

ユリカはそっとその手に触れた


もふもふ、もふもふ

たまらんですなー

猫ってなんであんなにかわいいんだろう?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ