後悔とドロップと
誰も投稿しないとは言ってない。
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数学が分からなすぎるストレスにより投稿する奴
「あ〜。クソい。マジでクソい」
俺は虐殺者との戦闘が終わった後、激しく後悔していた。
「なんであそこでああいう選択肢を選んでしまうかなぁ俺はっ!普通に死に戻りでよかったやん!確かにデスペナ痛いけど!だああああああああもうマジバカだろー!」
臨はとある事を恐れていた。それは自分の正体の露見である。もし自分がキチゲーマーと呼ばれる存在であることが運営にバレたら最悪出禁になる。
事実彼は様々なVRゲームの大会に出場し、そのほぼ全てを出禁になっている。なぜなら彼の技量は他の人間と離れすぎているから。そのため、出場した回数も少なくなり、今では彼の事を知っている人間は少数とされている。
(い、いや!でもこれはあくまでMMORPGに入る!出禁なんてものはまず存在しないはず!よし終わり!この話終わり!)
★
一通り後悔し終えた俺は、ずっと俺の目の前に出ているドロップを示すウィンドウの内容を確認する。
ドロップアイテム
虐殺者の外套
虐殺者の短剣
虐殺者の魂
う、うーん?なんか思ってたより数が少ないような?なんかもっとこう・・・うわーすげー!みたいな量が貰えるもんかと思ってたんだけどなぁ…まあとりあえず性能確認していくか。
虐殺者の外套
VIT+99
AGI+99
STR+99
特殊効果
受けるダメージ+100%
与えるダメージ+100%
敵味方区別無効
精神系状態異常無効化
虐殺者の短剣
攻撃力+50
素早さ+80
特殊効果
破壊不可
特殊スキル
虐殺剣【短剣】
…おおう。かなりぶっ飛んだ性能してるなぁ。まあ実際LV40越えの敵からのドロップだからな。これぐらいが妥当な性能…なのかな?うーん…あんまりMMOはやったことないからわかんねぇなぁ。まあいいや。強い装備が手に入ったと喜べばいいだろう。
虐殺者の魂
虐殺者の全てが入っている。これを取り込めば莫大な力を得ることが出来るが精神の汚染は免れない。
武具に憑依させれば精神の汚染は免れるが、取り込むことに比べればある程度能力は落ちる。
使用方法
飲み込む
武器に憑依させる
うわぁ…これもやべぇ。てかなに?使用方法雑すぎない?何?飲み込むって。これ食うの?それはきついっすわぁ…
使っている大剣を出す。
憑依…どうやればいいんだろう?
押し込めばいいのかな?
持っている大剣に対して虐殺者の魂をグイグイと押し付ける。虐殺者の魂はよくイメージするような人魂のような感じだ。一見掴めないように見えるが、なんか柔らかい実体があって、それを持って今武器に押し付けてい る。うーん。なかなか入らないなぁ。使い方間違えたか?…あ、入った。
すると持っていた大剣が俺の手を離れて浮き上がり、赤と黒の光を放ち始める。
うわ、なんかやばそう感半端じゃないなこれ。
そんな事を考えている間にもどんどん光は強くなり、そして大剣が見えなくなるほど光が強くなり、目の前には黒と赤い色の何かで作られた大剣があった。
手に取り、性能を見てみる。
虐殺者の大剣
攻撃力+100
素早さ+20
防御力−50
特殊効果
与えるダメージ+50%
即死(極小)
成長
破壊無効
状態
LV1
特殊スキル
虐殺剣【大剣】
なんか、ドロップ品とは大分感じが違うな。しかし防御力下がんのか…まあそこはいいとして特殊効果がよりどりみどりだな。
えっとまず与ダメージ+50%。まあこれは普通に攻撃の威力が1.5倍ってことだろ?
即死(極小)ってのは多分極低確率で即死させるってことだろ。
成長…これはまあ状態にLV1って書いてあるから多分LVが上がったりするんだろうな。
特殊スキル…これなーんか怖いんだよなぁ。
虐殺剣って絶対ヤバいでしょ。
内容見てみるか。
虐殺剣【大剣】
使用可能スキル
属性付与【虐殺】
STRバフ
属性付与【虐殺】
使用者に属性【虐殺】を付与する。
この属性が付与されたプレイヤーは敵からのヘイトが大幅に上昇し、使用者よりも弱いモンスターは逃げて行く。使用中は攻撃力が大幅に増大し、スキル【チャージアサルト】を使用可能になる。
チャージアサルト
力を溜め、指定方向に向かって突進する。突進中に敵に当たると、一定以下の重さの敵を吹き飛ばす。突進中に攻撃を繰り出すと、溜めた分だけ攻撃の威力に補正がかかる。
攻撃を終えると、突進は終了する。
溜めた分だけの反動ダメージを食らう。(このダメージでHPは1以下にならない)
尚、溜めている最中はヘイトが上昇し続ける。
成る程…なんと使いづらいスキルなんだ。
え、だって周りのモンスターからヘイトバリバリ貰ってる状態で溜めが必要なんでしょ?いや普通に攻撃食らって死ぬわ。いや多分しっかり溜めれればかなりの威力になるんだろうけれどね。それでもきついものがあるよね。多分STRバフはそのまんまだろうから別に見ないけれどさ…
はあ…どうすっかなぁ…
時間を見たら昼をとっくに過ぎていたので、とりあえずログアウトすることにした。




