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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
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第96話

     96

 午後の時間を過ごしながら、思う。今年も暮れていくと。まあ、俺自身、時代が変わろうが、ビジネスパートナーが変わろうが、仕事自体にそう変化はない。淡々と書く。それだけだった。実際ここ数年間、年末年始なども特に執筆以外、何もしてない。それでも生活は十分回っていく。時間を大事にしながら、日々やっていた。

 夕食を作って取った後、入浴し、ゆっくりし続ける。そして午後九時には眠った。健康的なのだ。夜間は睡眠を取り、昼間活動するという。

 翌朝も午前五時に起き出し、キッチンでコーヒーを一杯淹れて飲む。軽くオリゴ糖やミルク類を混ぜることもあった。朝一のコーヒーは実に美味しい。具にそう感じる。

 朝食を作って食べた。和食のメニューにヨーグルトを一品付ける。バランスよく、だ。食事後、後片付けをして、洗面所へ行く。歯を磨き、洗顔して髭を剃る。そして書斎へと入っていった。

 普段から執筆しているので、慣れている。パソコンを立ち上げてドキュメントを開き、加筆していった。キーを叩き、原稿を作っていく。いろいろあっても、仕事をした。頭の中で考えることは、実に多いのだが……。

 午前中いっぱい書き物する。原稿を打ちながら、雑念が頭をよぎることもあった。だが、それは仕方ない。人間だから、誰でも考え事はする。極自然なことだ。

 仕事が終わり、ゆっくりし始める。疲れている時は休憩を取った。焦りはない。自分の時間も全部をフル活用することは出来ないのだ。どうしても無駄にしてしまうことがある。あくまで生身の一人間だから、仕方ないのだけれど……。(以下次号)


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