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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
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第92話

     92

 午後の時間が過ぎて夕刻になり、雨の中、傘を差して散歩に出かける。軽く疲労して帰宅し、夕食を取った。そして入浴し、体を温めて、午後九時にはベッドに入る。一晩眠れば、また新たな一日が始まるのだ。夜間はなるだけ睡眠を取ることにしていた。

 翌日午前五時には起き出し、キッチンで気付けのコーヒーを一杯飲んで朝食を作る。味噌汁を作り、ご飯や納豆などと一緒に食べて、ヨーグルトも口にした。後片付けをし、洗面所へと向かう。歯を磨き、顔を洗って髭も剃った。

 書斎でパソコンを立ち上げてネットに繋ぐ。ニュースを見てから、メールもチェックし、ドキュメントを開いて原稿を打ち始めた。キーを叩き、加筆していく。疲れはあったが、淡々と仕事を続けた。

 この仕事を始めて十年以上経つから、慣れている。よほどのことがない限り、原稿を書く。作家は地味に活動する人が多い。俺だって暇なく仕事だ。特にお盆や正月も関係なく、パソコンに向かう。

 ネット小説も進んでいた。出来た分から入稿していく。東部出版の担当編集者の今城もきちんと対応してくれていた。毎日サイトは閲覧している。アクセス数も上々で安堵していた。

 昼前には仕事が終わり、昼食を自炊して取ってから、午後は自分の時間に充てる。パソコンを閉じて、リビングでテレビを付け、DVDレコーダーに録っていたドラマを見る。そして読書もした。日々充実している。夕方には散歩に出るつもりで……。(以下次号)


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