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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
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第81話

     81

 その日も午後の時間を過ごし、夕食と入浴を済ませてから、午後九時にはベッドに潜り込んで眠った。とにかく夜は寝る。夜間しっかりと睡眠を確保しておき、また新たな一日を始めるのだ。

 翌朝も午前五時前には目が覚めて起き出し、キッチンへと向かう。コーヒーを一杯淹れて飲んでから、朝食を作った。疲れはある。夜眠れていても、朝はだるい。温かい味噌汁とご飯、納豆、それにヨーグルトで食事を済ませた。

 洗面してから、書斎へと向かう。パソコンを立ち上げて、ドキュメントを開き、キーを叩き始めた。朝から原稿を打つ。やり慣れた仕事だ。躊躇いも戸惑いもない。

 ネット小説も書き進めた。執筆した分から、順を追って入稿していく。疲労していたのだが、キーを叩きながら、原稿を作っていく。推敲も徹底していた。一際大変な作業なのだが……。

 確かにミステリーやハードボイルドは奥が深い。どれも文学作品である。俺自身、著作は多かったが、慢心することなく創作活動を続けた。もちろん収入は原稿料が中心で、印税はほとんど入ってこない。

 室内は冷える。暖房を入れても暖まらない。コタツで凌いでいた。そして昼前には仕事が終わる。パソコンを閉じて、ゆっくりし始めた。録っていたテレビ番組を見て、読書もする。自分の時間が大事だ。仕事以上に。(以下次号)


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