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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
35/245

第35話

     35

 日々いろいろと考えながらも、時間は過ぎていく。夜間、寝付きにくいことがあった。ストレスや疲労があるのだ。まあ、眠れない時は睡眠導入剤を服用し、ベッドの中で目を瞑っているだけでも脳が休まる。不眠が常態化しているわけじゃない。ただ、眠り辛いこともあるというだけだ。

 金曜も午前五時には起き出し、キッチンでコーヒーを一杯淹れて飲む。朝食を作って取りながら、頭の中で一日の計画を立てた。疲れていても、頭の方は回るのだ。

 食事後、後片付けをし、洗面を済ませてから、書斎へ向かう。パソコンを立ち上げてネットに繋ぎ、ほんの十五分程度ニュースを読んだ後、キーを叩き出す。

 原稿を書き進めていった。特にネット小説は着実に先の方まで書いていく。いい意味で宣伝になると思えるのだ。ネット連載は誰もが気軽に読みやすい。まあ、俺が他人のネット小説作品を具に読むことはまずないのだが……。

 執筆の合間に一息つく。コーヒーを淹れ直して飲みながら、頭をリフレッシュさせる。午前中は能率がいい分、何かと眠たい。仮眠も取っていた。眠気が差すと、書ける作品も書けないので……。

 キーを叩き、原稿を綴る。戸惑うことはない。単に画面上の白い部分を文字で埋めていくだけだ。多少の疲れも、返って起爆剤になる。暇なく仕事を続けた。執筆の手が停まった時は軽く休憩する。そしてまた執筆。その繰り返しだ。

 昼前には仕事が終わり、録っていたテレビ番組を見る。その後、読書した。ゆっくりする。オフとオンのスイッチを上手く切り替えて。いろいろと考えることはあるのだが……。もちろん、いったんパソコンを閉じてしまえば、よほどのことがない限り、翌日まで起動させることはない。そして後の時間を有意義に使う。時間の管理をしていた。自分なりに。(以下次号)


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