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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
240/245

第240話

     240

 散歩から帰り、シャワーを浴びる。午後五時過ぎには夕食を取り、録っていたテレビドラマを見て、その後、読書した。午後九時にはベッドに潜り込み、眠りに就く。まだ本格的な暑さじゃないのだが、心身ともに疲れきってしまう。朝は午前五時に目が覚めて起き出し、キッチンでアイスコーヒーを一杯淹れて飲んだ。

 朝食を作って食べ、後片付けと洗面を済ませて、書斎でパソコンを立ち上げる。昨日書き足していた雑誌連載の原稿を開き、続きを書いていく。暑くなってくると、疲労困憊が激しくなってくる。エアコンを入れたり、扇風機を稼働させたりして、暑さを凌ぐ。

 次の仕事も多分来るだろう。自作未発表の原稿を出版社の担当編集者に送っているのだ。おそらく読んでくれているものと思う。あくまで俺自身、プロなのだから、妥協しない。仮に出版となれば、納得いくまで原稿を読み返し、編集者と徹底してやり取りする。

 俺だって十年以上、この仕事を続けていて、一定の実績はある。過去に出した本も、未だにわずかな部数は売れていた。とにかく執筆が仕事だから、エネルギーを注ぎ入れる。

 日々あまり変化がない。別に気にしてなかった。仕事中はパソコンに向かう。合間に席を立ち、コーヒーを淹れて飲みながら、上手に休憩も取っていた。何かと疲れている。夏の日が連日蒸し暑くて……。

 雑誌連載の原稿を十枚書き足し、昼前にパソコンを閉じた。そして昼食と休憩を取り、ウオーキングに出かける。ペットボトルに飲み水を詰めてリュックに入れ、持ちながら、自宅周辺を歩いた。蒸し暑くなる前の季節の太陽に照らされながら……。(以下次号)


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