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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
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第232話

     232

 散歩から帰ってきて、入浴と夕食を済ませ、寛ぐ。何となく毎日疲れている。執筆ははかどっていても、その分、疲労があった。午前九時にはベッドに入る。そして眠り、朝は午前五時に目を覚ます。連休で出版社や雑誌社が休みでも、通常通り執筆していた。

 コーヒーを一杯淹れて飲み、朝食を作る。食べ終わり、皿などを片付けて、洗面を済ませた。書斎のパソコンを立ち上げ、書き掛けの連載原稿を開き、加筆する。キーを叩きながら、原稿を作っていく。同じことを長年続けていて、慣れがあった。

 連休が終われば、新刊が出る手筈だ。編集者も自宅のパソコンなどで、俺の送ったゲラをチェックしているだろう。お互い意見は出し尽くした。後は誤字の訂正などをし、製本して、世に送り出すだけである。思う。ここまで来るのには、幾分長かったと。

 キーを叩き、原稿を綴りながら、合間にコーヒーを淹れる。カフェインで目を覚ます。だいぶ疲れているのだ。連日暑く、夜は眠っていても、あまり疲労は取れてない。

 ネット小説も雑誌の連載原稿も、先の分まで書いていた。新しい仕事は今のところ来てない。だが、俺だっていろいろ考えるのだ。自発的に原稿を書きおろし、送るという手もその一つである。過去に書き溜めていた未発表作品が役に立つ。俺にとって作るという行為は、当たり前のことなのだったし……。

 昼前には一日の仕事が終わり、パソコンを閉じてゆっくりし始める。外は天候が悪く、曇り空だった。昼食後、外出を控え、リビングで録っていたテレビドラマを見出す。見終わった後、読書した。本を読む合間に昼寝する。目で字を追う行為は一際単調で、眠気が差すのだから……。(以下次号)


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