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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
209/245

第209話

     209

 散歩から帰ってきて、入浴した後、夕食を早めに取る。そして眠る時間まで読書などをしながら、寛ぎ続けた。午後九時にはベッドに潜り込む。若干蒸し暑さがあった。眠りに就き、真夜中一度目が覚めたのだが、トイレに立ち、また眠る。午前五時には起き出し、キッチンへと向かった。

 カフェオレを淹れて飲みながら、朝食を作る。日曜なのだが、いつも通り仕事するつもりでいた。食事を取り、洗面も済ませてから、書斎に入る。パソコンを立ち上げて、ネット小説の原稿を開いた。キーを叩き、加筆していく。

 新刊の原稿は送ったばかりで、まだやり取りがない。いずれメールを使ってのやり取りが始まる。それまではネット小説や他の連載原稿を書くつもりでいた。

 合間にコーヒーをアイスで淹れて口にする。カフェインは神経を十分刺激した。爽快感を味わいながらも、暇なくキーを叩く。日常は変化がない。基本的に人とは会わないのだし、世間とのすれ違いなど、気に留めることもなかった。

 ネット小説の原稿を作っていく。淡々と打っていった。作業中は目の前のことに集中する。何かと疲れていたのだが、午前中は能率がいい。きちんと書けているから、大丈夫だった。焦ることはない。それに新刊の原稿のやり取りを控え、気分が上がるのを感じていた。

 昼前に一日の仕事を終え、パソコンを閉じて、ゆっくりし始める。昼食を作って食べた後、軽く休憩し、午後から散歩に出かけた。外は晴れている。桜の花が木々に咲いていた。歩きながら見る。暖かい季節を心地よく感じながら……。(以下次号)


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