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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
187/245

第187話

     187

 散歩から帰り、少しだけゆっくりする。夕刻にシャワーを浴びて食事し、午後九時前にはベッドに潜り込んだ。寝付いて真夜中に目が覚める。トイレに行き、二度寝した後、午前五時には起き出した。

 キッチンで冷たいカフェオレを一杯淹れて飲み、朝食を作りながら、頭の中で一日の計画を立てる。食事が済んでから、洗面し、書斎へと向かった。

 パソコンを立ち上げて、メールなどをチェックした後、キーを叩き出す。新刊の執筆は快調に進んだ。疲れていても、書くことが本業だから、苦にならない。

 新作は間もなくリリース予定だ。連載原稿などを書きながら、並行して書き進めるから、幾分きついのだが、必死になる。作家にとって新しい本が出ることは嬉しい。出版社の関係者もずっと俺の原稿執筆の様子を見ている。合間にツイッターなどのSNSで書き綴るからだ。最近は書き手も宣伝のためなら、何でもありになった。俺もパソコンからそういった媒体に文章を寄せている。反応もあった。楽しみにしてくれている読者も多数いるらしい。励みになる。

 しばらくは新刊の原稿をメインに書くつもりでいた。疲れるのだが、執筆は面白いように進む。仕事時間中はずっとパソコンに向かっていた。ツイッターは随時更新する。ネットは反応が楽しみな分に相応して、恐ろしい世界でもある。特に掲示板などは何を書かれるかが怖くて、俺も手出ししない。それにツイッターで十分だ。自分の近況をリアルタイムで報告するのなら……。

 昼前に仕事を終えてパソコンを閉じ、ゆっくりし始める。昼食を取り、散歩に出かけた。外は暖かくなったり、冷え込んだりの天候だ。飲み水はペットボトルに詰め込んで持っていく。帰宅してから、シャワーを浴びることばかり考えながら……。(以下次号)


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