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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
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第178話

     178

 散歩から帰ってくると、入浴して食事を済ませ、部屋でゆっくりした。そして午後九時前には休む。寝付いてから、翌朝午前五時まで一度も目が覚めなかった。夜間の睡眠は安定している。

 午前五時に起きて、キッチンでカフェオレを一杯淹れた。飲みながら食事を作る。食べてから後片付けし、洗面所で歯を磨いて洗顔も済ませた。そして書斎に入る。パソコンを立ち上げて、メールなどをチェックし、キーを叩き出す。

 原稿は書けていた。連日、何かと神経が疲れるのだが、執筆は進んでいる。キーを叩きながら、時折コーヒーを淹れて飲む。インスタント式で、香りなどはあまりないのだけれど、愛飲している。いつも口にする味なのだ。慣れていて。

 作業が続く。外は暖かかったり、寒かったりで、天候がコロコロ変わるから大変だ。小雨が降る時などは傘を持って外出する。天気予報はネットで見るから、対策をしていた。

 三月に入って春らしさを感じる。寒の戻りがあっても、もう春だ。自宅マンション近くにはあちこちに花が咲いている。散歩の時に欠かさず見ていた。

 先の方の原稿まで入稿しているので、焦ることはない。書き物が続き、大変だったが、仕事だから仕方ないのだ。合間にネットの動画サイトで昔の音楽などを聴いて、楽しむこともあった。適度な息抜きも大事だ。過労やストレスなどで心身をやられるのだから……。

 その日も昼前に執筆が終わり、パソコンを閉じて昼食を取る。そしてゆっくりし始めた。一休みして散歩に出かける。その日は外が寒く、シャツの上からコートなどを重ね着して行った。気分は幾分優れないのだけれど……。(以下次号)


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