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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
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第177話

     177

 午後二時過ぎに散歩から戻ってきて、しばらくゆっくりした後、夕食と入浴を早めに済ませて、午後九時前には眠った。すぐに眠りに就き、朝は通常通り起き出す。月曜も原稿の執筆をしてから、夜は早めに眠る。早寝早起きが習慣付いていた。

 火曜も朝起きて、キッチンで冷たいカフェオレを一杯淹れる。飲んだ後、朝食を作った。いつも食事はしっかり取る。後片付けを済ませて洗面し、書斎に入った。パソコンを立ち上げて、キーを叩き出す。ネット小説や各連載原稿に加筆していった。

 コーヒーを淹れて飲みながら、原稿を綴る。脳の刺激にカフェインは適切だった。執筆中、基本的に眠気は差さないのだが、コーヒーはブラックで結構飲む。もちろん、胃が荒れそうな時は止めていたのだけれど、カフェインはかなり取っていた。

 毎日同じような日が続く。部屋で原稿を書くのが常態化していた。だが、健康だと思う。最近、散歩もほぼ欠かさずしているのだし、鬱病治療のため、精神科に行くこともあって……。作家など、少し変わっているのだ。それに誰もが皆同じだと面白くない。普段から人前に出ることはほとんどないのだが、ずっとこもっているわけでもない。思う。四十代でも、俺ぐらいマイペースな人間は少ないだろうと。

 自宅にいても、きちんと金は稼げている。多くはないのだが、蓄えはあった。作家業が現役で続くにしても、備えは必要だ。ずっと書くために、いろんなことを想定しておかないといけない。金は掛かる。何をするにしても。コツコツと貯蓄しながらも、いつも不安心はあった。大丈夫かな?と。まあ、人生は最終的に自分が思っていた通りになるのだが……。

 一日の執筆が終わり、昼食を取って、午後から散歩に出かける。街を歩いた。歩き慣れたペースで……。(以下次号)


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