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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
151/245

第151話

     151

 日曜の午後もゆっくりと過ごし、一晩眠って、月曜も朝から通常通り仕事をこなした。パソコンを立ち上げてキーを叩き、作りかけの原稿に加筆していく。疲れていても、書き物する。そして執筆が終われば、午後はまた寛ぐのだ。

 日々流れていく。何かとだるさを感じていた。世間は真冬なのだが、すでに先の方に発表する原稿を書いている。やるしかないのだ。踏ん張りながら……。

 火曜も朝カフェオレをカップに一杯淹れて飲みながら、食事を作る。済ませた後、書斎に入った。パソコンでネットニュースを一通り軽く見て、執筆する。特に気を張らなくとも仕事は進む。

 二月も一週間が過ぎて何かと速い。時間の管理をしていても、浪費することがある。俺も仕事で忙しいのだし、編集者とはメールのやり取りで連絡を済ませる。作家というのは物を書くのが仕事だ。スランプなどもあって……。

 ただ、俺自身、定期的に原稿を入れている。締め切りはきちんと守っていた。自ずと原稿は書けている。合間に上手く休憩を入れ、執筆はきちんとこなせていた。

 鬱の症状で悩むこともある。気分が晴れないことがあった。抗うつ剤を服用しているのだが、鬱自体辛い症状だ。執筆しながらも、疲れは溜まっていく。目に見えない形で。

 一日の仕事が終わると、パソコンを閉じてゆっくりし始める。食事を作って取りながら、寛ぎ続けた。録っていたテレビ番組を見たり、読書したりで時間が流れていく。冬の寒さはまだあっても、気温などは少し春めいてきているのを感じていて……。(以下次号)


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