表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本を書く仕事  作者: 竹仲法順
143/245

第143話

     143

 午後の時間を過ごし、夕方になると、食事を取った。そして入浴し、体を温めて、午後九時前にはベッドに潜り込む。一晩眠り、また朝が来た。午前五時には起き出して、キッチンでカフェオレを淹れ、飲む。朝食を済ませてから、洗面し、午前六時半前にはパソコンに向かう。日曜だが、通常通り仕事だ。

 キーを叩き、原稿を作っていく。疲れていても、やることはやる。俺も意志は固い。それに執筆と読書、それにテレビを見ることぐらいしか、選択肢がない。だから、朝から自ずと小説の原稿を書くのだ。

 確かに毎日淡々と流れていく。何かと疲れていた。同じことの繰り返しで。だが、それでも原稿を作り続ける。一つのリズムとして回っているのだった。

 他作家とも、最近は電話やメールなどあまりしない。別にこれと言って交流がない。元気にやってるんだろう、とぐらいしか思ってなかった。特にたくさん書籍が出る書き手は、取り巻きや宣伝などが多いので分かる。そういった連中は頻繁に東京や大阪など、首都圏で活動しているようだ。ツイッターなどで足跡がはっきりしている。ああいった風にはなれない、と思いながら……。

 自由な時間が多いので、エッセーなどを書き溜めることがあった。いつか出版してやるぞ、と思っていて……。そういった野心ならあるのだ。毎日パソコンのキーを叩きながら……。

 正午前に一日の仕事が終わり、マシーンを閉じてゆっくりし始める。キッチンで食事を作って取りながら、和む。また休息時間だ。自由業だから、集中してやれば、一日に四時間とちょっとぐらいの作業時間で業務が片付く。まあ、仕事のこと以外にも、いろいろ感じることはあるのだが……。(以下次号)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ