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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
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第121話

     121

 午後も計画していたことをこなす。そして夕食と入浴を済ませ、午後九時にはベッドに潜り込んだ。すぐに眠りに落ちる。日々疲れていた。原稿の執筆などで。だが、夜間は睡眠に充てる。

 翌朝も午前五時に起き出し、ベッドを出て、キッチンへと向かう。カフェオレを一杯淹れて飲んだ。朝食を準備しながら、いろいろ考える。食べ終わり、後片付けをしてから、洗面所へ行く。歯を磨き、顔を洗って髭を剃った。書斎でパソコンに向かう。朝の早い時間帯から執筆だ。一際健康的な感じで。

 キーを叩き、原稿を作っていく。いつもやっていることだから、慣れていた。創作を始めて十年以上が経ち、いいリズムが続いていた。普段からしっかり書く。原稿の依頼は少ないのだが、糊口を凌ぐぐらいの金は稼げていた。

 コーヒーを飲んでしまった後、席を立ち、淹れ直すこともある。カフェインは相当取っていた。中毒じゃないのだが、眠気が来ればすぐに飲む。確かに依存はしていた。カフェイン飲料がない生活は考えられない。別にコーヒー自体高いわけじゃないのだし、普段から飲みながら、そのありがたさは十分感じ取っていた。

 仕事が終われば、パソコンを閉じてゆっくりし始める。疲れている時は、適宜仮眠を取っていた。人間だから、頭でいろいろ考えるのだ。俺にとって午後は休憩する時間である。疲れていた心身を癒す。緊張と弛緩の繰り返しだ。人間の心も体も。(以下次号)


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