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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
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第116話

     116

 その日も午後はゆっくりと過ごし、早めに入浴して食事を取る。そして午後九時前には眠った。疲れていて、すぐに寝入る。熟睡できてなくても、朝は午前五時に起き出し、一日の準備をするのだ。

 キッチンでカフェオレを淹れて飲みながら、朝食を作った。食べながら、思う。今年も残り一日だと。今日が終われば、明日から新年である。また変わらない日々が続くと思うのだが……。大晦日というものを毎年独りで迎えていて、物寂しさもあったが、逆に言えば周りに人がいないこともいいと思えた。煩わしさや、余計な気遣いもなく。

 食事して洗面が終わり、書斎に入ってパソコンを立ち上げる。そしてキーを叩き始めた。原稿を作っていく。何かと疲労が滲むのだが、疲れている時は合間にチョコレートなどの甘いものを食べて、脳に栄養補給する。

 原稿を綴りながら、いろいろ考えるのだが、我ながらよくやっていると思う。今年一年を振り返っても、きっちり仕事してきたことが思い出された。まあ、人間は仕事とプライベートをきっちり分けて考えるもので、俺のように作家などはその境界があまりない。読書するにしても、書評などを書く本を読むことが多々ある。

 今年も終わっていく。一年があっという間だった。来年もまた、こんな単調な感じで流れるのだろうか?それもそれで、またいいのだが……。

 昼になり、仕事が終わって、パソコンを閉じた。そしてゆっくりし始める。疲れがあって、眠くなることがあった。朝早く起きると、午後からが辛い。仮眠を取ることもあるのだが……。(以下次号)

 


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