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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
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第112話

     112

 月曜の午後もゆっくりと過ごし、夕食と入浴を済ませて、午後九時前には眠りに就く。ベッドに入り込むと、すぐに寝入った。やはり疲れている。夜間は眠っていた。もちろん、合間に目が覚めることもあったのだが……。

 火曜の朝、午前五時前に起き出し、寝床を出る。キッチンへと入っていき、牛乳とインスタントコーヒーの粉末でカフェオレを一杯作って飲む。朝食をこしらえ、載せた皿をテーブルに並べて食べた。別にいつもと変わらない朝である。

 食事後、洗面所に行き、歯磨きと洗顔をして髭を剃った。そして書斎へ入る。パソコンを立ち上げて、キーを叩き始めた。何かと疲れていたのだが、仕事はする。欠かさずに、だ。書き物が習慣付いている。言われなくてもやっていた。職業兼日常のリズム作りとして……。

 原稿料はだいぶ貯めていた。日常では金をそう使わないので、貯蓄出来ている。何かあった時のために、なるだけ貯め込む。それにわずかな額の印税も受け取っていた。大抵増刷が掛からずに、初版で終わる作家は印税収入など極わずかだ。

 確かに収入は程々である。だが、上手く貯蓄していた。仕事もきちんと回っているのだし、好調といえば好調である。いろいろ考えていても、時は過ぎ去る。これから年始まであまり時間はないのだが、年末に書ける原稿もある。執筆はしっかりやっていこうと思っていた。何せ、俺には暇がないのだし……。

 パソコンに向かいながら、キーを叩いていく。ミステリー小説はもちろん、書評も綴っていた。順調に仕事が進む。滞ることなく。

 昼になり、仕事が終わったのを見計らって、キッチンで昼食を作った。ゆっくりし続ける。時間の大事さは十分分かっていた。自由業だから、計画的に時間を使う。日中は分刻みで動くことが多い。それが俺のやり方だった。ここ数年来の。(以下次号)


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