表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本を書く仕事  作者: 竹仲法順
110/245

第110話

     110

 午後の時間、寛ぎ、また夕方を迎える。食事を取り、入浴も済ませてから、午後九時前にはベッドに潜り込んだ。一晩ゆっくり休むつもりでいる。すぐに寝入り、翌朝午前五時前には自然と目が覚めた。起き出し、ベッドから出て、キッチンへと向かう。世間がクリスマスでも、俺には関係ない。コーヒーを一杯淹れて飲んだ後、食事を作る。

 毎朝作る味噌汁は健康の源だ。俺も体調はいい。食生活をきちんとしていたので、どこも悪いところはなかった。それにネットや文芸雑誌などに連載を抱えているので、下手に休めない。

 食事を取ってから、洗面所へと行く。歯を磨き、洗顔して髭を剃った。毎日同じことの繰り返しだ。だが、慣れていて平気である。日常生活も執筆も回っていた。書斎でパソコンを開き、原稿を作る。キーを叩き、ドキュメントを開いて加筆していく。

 年末の大掃除などはいずれやるつもりでいた。一人きりの年越しが、ここ数年続いている。別に違和感はない。何かと侘しいのだけれど、一人での時間は大事だ。実家に帰ることもない。ずっとそれで来ているから、平気なのだった。

 通常通り原稿を書いていく。日曜でも必ず仕事する。一つのリズムだった。もちろん、合間に休憩も上手く取るのだが……。

 街は晴れていた。昼になり、キリのいいところで仕事を終えて、パソコンを閉じる。そして昼食を作り、取った。午後からはゆっくりする。いつものように。(以下次号)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ