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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
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第107話

     107

 原稿を書き終えてから、午後の時間はゆっくりと過ごし、早めに食事と入浴を済ませる。そして午後九時には眠った。一晩休み、疲れを取る。夜中に目が覚めても、再度眠っていた。書き物の仕事を始めてから、早寝早起きが続く。まあ、別にそう原稿の督促が来るわけじゃないんだし、努めてマイペースを保つ。

 翌朝午前五時に起き出し、キッチンで気付けのコーヒーを一杯淹れて飲んだ。朝はだるいのだが、一応目は覚めている。朝食の準備をし、テーブルで取った。冬の朝は寒い。街も冷え込む。

 食事後、洗面所で洗面してから、書斎へと向かう。パソコンを立ち上げて、キーを叩き始めた。原稿は出来ていく。疲れていても、欠かさず執筆する。いろいろ考えていても、無意識のうちに文章を綴っている自分がいた。

 ネット小説も書いて、随時入稿していた。以前よりもだいぶエネルギーが落ちているのだが、書き進めていく。いろいろあるのだ。一見、何もないようで。

 確かに冬は縮こまる季節だ。本来なら、眠れるだけ眠っていたい。だが、そうもいかない。執筆しないと、生活できない。所得のほとんどが原稿料だった。売れない作家でも、書けば相応に金が入る。もちろん、貯蓄はするのだが……。

 昼になり、仕事が終わって、パソコンを閉じる。そして昼食を取り、ゆっくりし始めた。録っていたテレビドラマや本など、自分の好きなものに充てる。寛ぎながら……。(以下次号)


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