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本を書く仕事  作者: 竹仲法順
105/245

第105話

     105

 午後の時間を過ごし、夕方軽く散歩して、午後六時過ぎには食事と入浴を済ませた。そして午後九時前には休む。寝つきが悪い時はホットミルクで体を温めてから、眠るようにしていた。

 翌朝も午前五時に起き出し、コーヒーを一杯淹れる。飲みながら朝食を作った。味噌汁を一人前作り、ご飯や納豆と一緒に食べて、食後ヨーグルトを口にする。片付けをして、洗面所で歯を磨き、顔を洗った。髭を剃って、厚着のまま、書斎へと行く。

 暖房を入れて室内を温めながら、パソコンに向かう。キーを叩き、原稿を綴り始めた。毎日の仕事を欠かさずやる。俺も人間だ。疲れた時は休む。だが、基本的に朝型で、頭のすっきりしている時間帯に原稿を書く。

 外は冷えていた。冬は容赦なく寒さをもたらす。作業中も時折、室内からガラス戸越しに屋外を見ていた。時折コーヒーを淹れ直しながら、仕事する。暇なくやっていた。特にネット小説の連載原稿は先の分まで入稿していく。新聞連載などと同じで、毎日アップされるから、気を抜けない。

 もちろん、ネットなど、どんな人間が見ているかは分からないのだが、東部出版のサイトはチェックしていた。連日、いろんな書き手がそのサイトで自作を載せている。俺のようなプロもいたのだし、セミプロなどもかなり投稿しているようだ。

 気分は安定している。年末でも精神的に落ち着いていた。日々の仕事をこなす。まあ、何かあっても、気が動転することはない。普段からそうだ。気を張ったりすることも特にないのだし……。

 昼になって昼食を取り、午後からゆっくりし始めた。テレビドラマや本など、楽しみはいくらでもある。今ある娯楽物で十分なのだ。普段からネット通販などで書籍を購入していて、不足はない。自分の稼ぎでやっていけている。現段階では。(以下次号)


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