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頭に降ってきた詩集

空を泳ぐ

作者: pan

 

 雲の隙間すきまから差し込む光

 それは眩しく僕らを照らす

 目の前が見えなくなるほど眩しくて

 しばらく目をつむっていた


 頭にある景色が浮かびだす

 いつもと変わらない帰り道

 まわりにはいつもの仲間たち

 いつまでも、このままでいたいなと思わせられる


 おーい、と前から声が聞こえる

 いつもと変わらない友だちの声

 聞きなれているはずなのに

 少し悲しい気持ちが込み上げる


 そうだ、今日は卒業式だった

 いつもより高いが僕らを照らす

 つむっていた目をこじ開けて

 手のひらで光をつかみ取る


 いつか、夢をかなえられるように

 空にすべてをゆだねてみる






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