表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/188

70 人魚の魔女

 スクロール実証機一号は成功したが、喜び勇んですぐアメリカに送る愚を犯さず済んだのは慎重に事を運んだおかげだった。

 念のために行った追加試験により、スクロールは封入する魔法の種類によって不発したり、まともに機能しなかったりすると判明した。


 例えば、相手を攻撃する系の魔法は大抵封入できる。射撃魔法「撃て(ア゛ー)」とか凍槍魔法「凍る投げ槍(ドゥ・ヴァアラー)」とか。

 威力や規模も封入可否に関係しない。攻撃性の無い魔法ももちろん封入でき、夜の魔女の「真夜中の魔法」とか煙草の魔女の「饗宴魔法」などの消費魔力が非常に大きい大魔法であっても封入可能だ。

 封入する魔法の消費魔力が大きいほどマモノバサミの効果が弱まり、消費期限が短くなるデメリットはあるものの、理論上は何の力もない一般人がスクロールを使って大氷河魔法を発動する事さえ可能だ。コントロールが不十分で自爆になるだろうけど(蜘蛛の魔女談)。


 一方で、自分自身に作用する系は封入こそできるが不発する。自己強化魔法「沸き立て(×××)我が(××)血潮(デーニッ)」とか竜変身魔法「空を飛び(××××・××)火を吐けば(ニーテッテッタテ)蜥蜴も竜ナグ・ナズグ・エンィエンシュォア」とか。

 これは魔法を封入する者と魔法を発動する者が別々の場合に起こる。自分自身をどうこうする魔法は、魔力をチャージした時点で魔法と効果対象が結びつくらしい。


 例えば俺が竜変身魔法をスクロールに封じたとしよう。

 すると、スクロールに封じられた竜変身魔法は「大利賢師をドラゴンに変身させる魔法」になっている。

 だからそのスクロールをフヨウあたりが発動したとしても「近くに変身対象である大利賢師がいません。魔法効果は無効です」となる。

 まあフヨウが封じた自己強化魔法スクロールをフヨウが解放したら正常に強化が発動したから、自己作用系魔法であっても封入者本人が使う限りは問題なく発動するのは確かだ。

 このへん、ちょっとややこしい。

 なお、未来視魔法も自分自身の瞳に作用する自己作用系魔法なので、スクロールに封入しても封入者本人にしか使えない。残念だ。一回未来を視るってどんな感じなのか体験してみたかったんだけどな。


 スクロールは思ったよりも制限の多い魔法道具だと判明したが、それでも非常に有用なのには変わりない。

 素材に魔石を使うから民間への普及は難しいだろうけど、魔法大学から詠唱サンプルを取り寄せ、蜘蛛の魔女に協力を仰いだところ、荒滝組の防御魔法使いが使っていた高位防御魔法は問題なく封入・発動できた。

 この高位防御魔法は大魔法暴走の爆心地にいても無傷でいられるほど防御性能が高い。詠唱が長めで、消費魔力も大きいが、スクロールに封入すればどちらのデメリットも無くなり(魔力は封入時に消費されるため、発動時の消費はない)、スイッチポンで即時発動できる。

 高位防御魔法を瞬時に展開できるというただその一点だけでも、スクロール技術を開発した価値はあった。


 俺は高位防御魔法を封入するためのスクロール機構を小型化し、杖の握りの部分に装着する付属部品(アタッチメント)を制作した。

 杖の柄を腕に見立てた場合、腕甲をつけるような形になる円筒形アタッチメントだ。杖の使用者はアタッチメントを握りこむようにして杖を持ち、必要な時にスイッチを入れれば防御魔法を展開できる。

 この杖の防御魔法アタッチメントは小型化したせいでマモノバサミの効果が著しく低下してしまったが、そこは継火を封印した時に使ったマモノバサミサンドイッチ技術で効果を大幅に増強。30~35日程度の消費期限を確保できた。これだけ消費期限が長ければ十分実戦に耐えうるだろう。


 蜘蛛の魔女のアドバイスを貰いながらスクロール使用注意点をまとめ、戦場に投入できるだけの物に仕上げた俺は、防御魔法アタッチメントを東京に駐留しているアメリカ人外交官に送った。


 黒船は東京から青の魔女、竜の魔女、大日向教授の三人を連れて行ったが、代わりに何人か人を置いて行っている。

 魔法文字を教える臨時講師役や、日本の魔法道具技術を学ぶ役などの交流人員で、そのうちの一人に外交官兼緊急連絡役がいる。

 元はアメリカのテレビ局勤めだったその外交官は160Kもの魔力を持ち、日本で緊急事態が発生した際にアメリカに帰還魔法で戻り有事を伝える手はずになっている。


 俺が開発したスクロール技術とそれを使った防御魔法アタッチメントは、魔王戦の趨勢を変え得る。と、蜘蛛の魔女は言った。

 日本で緊急事態が起きたわけではない。しかし、片道切符一回限定の貴重な帰還魔法を切ってアメリカに届ける価値はある。


 蜘蛛の魔女は疑似餌を操り俺が作った魔道具を外交官に配達し、帰還の判断を委ねた。

 外交官は相当迷ったらしい。

 俺が作った魔道具の価値は外交官も正確に把握し、惜しみなく賞賛した。

 しかし、アメリカ便は一本限定片道切符。一度アメリカに戻ってしまえば、日本にトンボ帰りはできない。切るべきか切らざるべきか?


 もう少し待てば、アメリカ技術と日本技術の融合で更なる革新的魔道具が生まれるかもしれない。何しろ魔法文字伝来からたった二ヵ月半で応用新技術が誕生したのだから。

 帰還した後になってから日本で非常事態が発生し、それをアメリカに伝達できなくなる危険性も無視できない。日本は非常事態がよく起きるから。

 しかし今帰還すれば魔王戦でおおいに助けになるであろう魔道具を確実に持ち帰り、アメリカの魔石在庫を使って量産を進めたり、研究発展させたりできる。

 なかなか難しい判断だ。


 散々迷った外交官だったが、最後には待機より行動を選び、スクロールと魔法防御アタッチメントを持ってアメリカに帰還した。

 外交官は大変だ。今回の帰還判断が後々裏目に出たらやいのやいの言われるんだろうな……いや、俺は良い判断だったと思うけどね。この先何が起きるかなんてわからないんだから、今わかってる情報を元に最善の判断を下せば文句言われる筋合い無いと思う。


 さて。

 そんなわけで、俺は一仕事を終えてのんびりモードに入った。

 海を隔てたヒヨリと教授のためにできる事はもう何もない。魔法文字の応用も、思いつきを試して上手くいったのは最初のスクロールだけ。

 立体文字も糸文字も文字集合文字も崩し字も鏡文字もグレムリン文字も魔石刻字も、思いつく限りを試しはしたが全部これといった効果は無かった。

 まあ閃きが全てバカ当たりするはずもない。魔法文字を使って何かをしたければ地道に勉強を続け知見を深めないと難しそうだ。


 魔法文字の勉強をしながら晴耕雨読の生活をしていると、やがて雨読の割合が増える。六月に入り、梅雨入りしたのだ。

 今年の六月頭からの長雨は酷かった。未来視が洪水警報を発令するほどで、グレムリン災害後最大の連日の大雨により、東京の主要河川である荒川、墨田川、多摩川は揃って増水。水車は停止し、氾濫もおき、二万人を超える人々が避難生活を余儀なくされた。

 

 かくいう俺も大雨の被害を受けた。あまりにも雨が続くので田んぼが心配になって様子を見に行ったら、足を滑らせ増水した用水路に落ちたのだ。

 幸いフヨウが根っこですぐに引っ張り上げ助けてくれたものの、ズブ濡れで帰宅した俺に蜘蛛の魔女は肝を冷やし、丁寧で口調は柔らかだが有無を言わせない説教を頂いてしまった。

 まさかよくニュースでやっていた「田んぼの様子を見に行って流される」をリアルで体験する事になろうとは。危ないかな~とは思ったが、田んぼが心配過ぎてついやってしまった。もう二度とやらないです。


 蜘蛛の魔女は俺に雨天外出禁止を言い渡し、反論もできなかったため、俺が外出を許されたのは長雨が止んだ後になっての事だった。


 二十日間の長きに渡り続いた曇天は晴れやかに澄み渡り、青空が見える。

 久々に外に出ると、家の前の側溝に茶色の濁流が流れていた。雨は止んだが、まだまだ水の流れは激しい。

 家前の道路は泥と木の葉や木の枝でぬかるんでいて、一時は増水して冠水していたのが分かる。そしてグレムリンもジャラジャラ落ちていて、陽光を受け宝石の絨毯のように光っている。


 溜息が出る。グレムリン災害以来、雷の代わりに落ちてくるようになったグレムリンは畑仕事の大敵だ。

 雹や霰と違って溶けて消える事も無いから、土に小石がどっさり混ざるようなもので、作物の生育の邪魔になる。

 その上、屋根の瓦が傷んでボコボコになるし、ビニールハウスも潰される。


 俺が畑と田んぼからグレムリンを取り除く重労働を思って鬱になっていると、迷いの霧の向こうから蜘蛛の魔女がガサガサ這ってきて報告した。


「大利、山際をざっと見てきたよ……何ヵ所か地盤が緩んでる場所があった。崖崩れが起きそうな場所は糸で補強しておいたけど、危ないから近づかないようにして。一応、看板立てたし、入っちゃいけない場所は見れば分かると思う……」

「おお、ありがとうございます」


 蜘蛛の魔女さん有能過ぎません? 二次災害予防までしてくれるじゃないですか。


「他に手伝う事ある……?」

「いや特には。あっいや! グレムリン! グレムリン掃除手伝ってくれません? 畑と田んぼの。一人でやるの大変なんですよ」

「分かった。ウチの区でグレムリン掃除してるの見たことあるけど、やった事無いな。やり方教えて……?」

「そんなやり方ってほど大層な物は無いですけどね。要するにただの石拾いなんで。俺は目の細かい金網で表土をザッとすくって……ん?」


 説明の途中で足を何かに引っ張られ下を見ると、ズボンの裾が根っこに引っ張られていた。

 根っこは裏山の方に手招きならぬ根招きをしてくる。

 ふむ? フヨウがどうやら言いたい事があるらしい。なんだろう。


「蜘蛛の魔女さん、お願いできます?」

「いいけど……会ってあげないの……?」

「前呼ばれて行ったら吸い殺してミイラになった魔物の死体見せられたんで」


 大物を仕留めたから誉めてもらいたかったようだが、普通にホラーで漏らしかけた。

 蜘蛛の魔女は俺の説明に納得し、ガサガサ裏山に入っていった。

 そして木立の間に姿を消してそれほど間を置かず戻って来る。


 用件が何だったのか聞くと、蜘蛛の魔女は何度か首を傾げ、困惑しながら言った。


「あのね。人魚が河原に打ち上げられてるみたい」

「は?」


 なんで……?

 意味が分からないので理由を聞くが、フヨウもよく分かっていないらしい。

 増水した多摩川に人魚が打ち上げられていて、どうしたらいいのか分からないので相談してきたのだ。

 いや、俺にも分からんが。


 野良人魚か? いや、たぶん人魚の魔女だよな?


「まあ、東京湾と多摩川は繋がってるし。増水してるから川幅広くなって遡上しやすくはなってる、のか?」

「あ。そういえば人魚の魔女が浸水地帯に取り残されてる人を助けて回ってるって目玉の魔女が言ってた」

「なるほど? その流れで多摩川を遡ってきたのか。でも迷いの霧が張ってあるはずじゃ?」

「迷いの霧の悪いところが出たね……迷いの霧は侵入者を追い返す魔法じゃないから。方向感覚を狂わせて、自分がどこにいるか分からなくするの……人魚の魔女も、たぶん迷って帰れなくなっちゃったんじゃないかな……」


 迷いの霧って魔女ですら引っかかるのか。凶悪過ぎる。

 モロに不自然な霧が出るから一目で入ったらヤバいって分かる魔法だけど、人魚の魔女の知性が低下しているのは有名な話だ。不自然な霧の中に無警戒で突入するのはあり得る。


 家の前で話していても埒が明かないので、俺達はフヨウが人魚を発見したという河原に向かった。

 多摩川は増水して流木交じりの茶色い濁流が流れていた。人魚が河原に打ち上げられているという話だったが、正確には川横の道路にいた。

 長く美しい金髪は泥に汚れ、下半身の魚体は傷だらけで鱗が剝がれている。頭部からは血を流し、上半身も裂傷を負い、もう全身ボロボロだ。

 なぜそんなにボロボロかといえば理由は明白だった。緑の毛皮のバカでかい熊に襲われ、噛みつかれ、攻撃されているのだ。人魚の魔女は弱弱しく跳ね、手で押しのけようとしているが、ほとんど一方的にやられている。


「はーっ!? なんで!? 魔女なのに丙類魔物にボコられてる!」

「助ける! 人魚の魔女は水中だとすごく強いけど、陸上だとすごく弱いの……!」

 

 蜘蛛の魔女は人魚の魔女の窮地を見るや、糸を吐いて引っ張り寄せた。そして両足で立ち上がり吠えて威嚇してくる緑の熊に大跳躍してとびかかり、鋭い牙で首を食いちぎる。一瞬の早業だ。

 仕留めたついでに獲物をくるくる糸で巻いて保存した蜘蛛の魔女は、そーっと俺の方に戻ってきた。


「こっ、こんにちは……!」


 しかし、救助された人魚の魔女はなぜか挨拶しつつ怯え切った様子で蜘蛛の魔女から逃げようと後ずさる。

 蜘蛛の魔女は涎をだらだら垂らしながらじりじり後ろに下がった。


「ごめん大利。すごく美味しそう……じゃない、すごく怖がられてる。食べたい……じゃない、近づきたくない。介抱お願いできる……?」

「えっ!? いや……う……わ、分かりました」

「こんにちは~!」

「おえっ? こっ、こんにちは?」


 蜘蛛の魔女に怯える人魚の魔女はまたもや挨拶しながら半泣きで俺にしがみついてくる。

 怯えたいのはこっちだよ。俺に触るんじゃない! しがみつくなッ!

 でも全身ズタボロの重傷者を突き放すのは良心が咎める。それでも蜘蛛の魔女にお願いされなかったら突き飛ばして距離を離しているが、お願いされてしまったからには仕方ない。


 人魚の魔女は全身傷だらけで、特に頭部の出血が酷く、腹部の裂傷は肉が見えるほど深い。

 介抱するならこんなところに置いてはおけない。最低でも傷口を消毒して縫わないといけないだろう。

 俺は仕方なく人魚の魔女を担ぎ、家に急いだ。


 居間に人魚の魔女を担ぎ込み、テーブルの上に清潔なシーツを敷いて人魚の魔女を横たえる。鍋でぬるま湯を作って汚れを洗い流すと、負傷の深刻さが良くわかった。

 頭部の負傷は頭蓋骨が見えるほど深く、腹部の裂傷は内臓にまで届いている。

 どちらも太い血管が傷ついているようで、ずっと血が止まらない。

 素人の応急処置でどうにかなる怪我じゃないぞ、これ!


「蜘蛛の魔女さん、病院に運んでもらえます? これ介抱してどうこうなる怪我じゃないです」

「無理だよ。魔女は人間と体の構造が全然違う。病院に運んでもどうにもならない……」


 俺は匙を投げたが、窓の外に隠れて人魚の魔女を見ないようにしている蜘蛛の魔女は病院搬送を却下した。

 そうだった。半分人間に見えるが、全然人間じゃないんだこの人。

 100%人間にしか見えないヒヨリですら、心臓が無いし深部体温が氷点下という医学的に有り得ない体をしている。半分魚の人魚の魔女はもっと人間からかけ離れているだろう。人類の医学では対応が難しい。


「じゃ、じゃあどうするんですか? ほっといたら死ぬ怪我ですよこれ。魔女が丙類魔物に負けて死ぬ? そんな事あります?」

「あるんだよ。人魚の魔女は水中なら無敵だけど、陸に上がると本当に弱いの。迷いの霧のせいで間違えて陸に上がっちゃったんだと思う……人魚の魔女がこうなった責任の一端は私達にある。大利、治せない?」

「いや無理無理! 手術要りますよこれ!」

「こんに……ち……は……」

「え? 失神した!? やばいやばい!」


 人魚の魔女の全身から血の気が失せている。

 早く対処しないとマジで死ぬ!

 天下の東京魔女集会の一角、人魚の魔女が!

 丙類魔物に負け! 頓死する!

 アホみたいな話だがこのままだと死ぬ! 本当に死んでしまう!

 どーするんだよこれぇ! 助けてヒヨリ!


「大利、落ち着いて。大丈夫。大利ならできるよ……」

「何が!?」

「手術が要るんだよね? 大利ならできるよ。器用だから……」

「いや無理無理無理無理!! 俺、魔法杖職人(ワンドメーカー)! 医者じゃない!」


 なんでも器用さでなんとかなると思わないで欲しい。医学なんて勉強した事ないです。無理!


「でも、自分で自分にグレムリン移植手術したんでしょ……?」

「したけど! それとこれとは話が違うじゃないですか!」

「ん……そうだよね……ごめん、無理言った。私が病院に連れて行ってなんとかしてみるよ……」


 そう言って窓から顔を覗かせ脚を伸ばす蜘蛛の魔女の口からは、ダラダラと涎が垂れていた。

 アカン。どっちもヤバい。


 俺が手術するのは無謀だ。

 かといって蜘蛛の魔女に病院に運んでもらっても、途中で食べられてしまう。蜘蛛の魔女が食欲を我慢できても、急速に弱っている人魚の魔女の体力が病院までもつかも分からない。


 躊躇したが、躊躇っている間にも人魚の魔女は弱っていく。

 俺は覚悟を決めて手にアルコールを吹きかけ、彫刻刀を手に取った。


 大丈夫。やれる。俺は器用、俺は器用、俺は器用……!

 大昔は刃物の扱いが得意だからってだけの理由で床屋が手術してたんだ。

 俺は世界一刃物の扱いが上手い男だぞ。やってやれない事はない。

 大丈夫。いける。俺は器用、俺は器用、俺は器用……!

 俺がやらなきゃ誰がやる?


「よよよよよよし。蜘蛛の魔女さん、縫合糸だけ作って下さい。それ以外は全部こっちでなんとかします」

「え。じゃあ……」

「人魚の魔女の手術(オペ)を開始します」


 な、なんとかなれーっ!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

書籍化しました!
コミカライズ連載中!!
下記画像リンクから特設サイトに飛べます!
14f6s3b4md58im3azh77p2v1xkg_8ak_1jk_xc_s147.jpg
― 新着の感想 ―
このスクロールって反動?はどうなんだろ、それも詠唱した時に来るだけなのかな? だとしたら未来視の魔法使いさん垂涎の品になりそうだけど ただ未来を見る詠唱をした瞬間に観たいものが確定してるから後で見たと…
どこぞの軍の水泳部みたいに陸でも戦えたら良かったが( ・ω・)ずごっく残念だ
陸上エリアでの戦闘に潜水脚部で出撃してその辺の雑魚にボコボコにされるのはメダロットで身に覚えがありすぎる
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ