裏切り者
―47年前、カブラル軍総本部元帥執務室
「ザック元帥! おられますか!?」
「・・・どうした」
アインス中心部に構えるカブラル軍の総本山、その中で最も最高位である元帥がいる執務室の扉が勢いよく開け放たれる。そこに息を切らしながら顔を出したのは将校の1人だった。
「まずは落ち着け。何があった?」
「は! 今しがた門の前に1人の男が現れたのですが、元帥殿に会わせろ、などと宣っておりまして・・・」
「ほぅ・・・、誰だ」
「それが、通行証も持っておらず、分からないのですが・・・」
将校は呼吸を整えながら答える。
「ただ、自分はゼクスピアから来た、とだけ・・・」
「・・・・・・何?」
元帥は予想外の一言に言葉が詰まる。
「・・・いかがなさいますか? 今のところは無理矢理侵入してくる様子もなく、門前で留まらせておりますが」
「むぅ・・・」
元帥は瞬時に思考を巡らせる。自分の首を狙う者だとしても正門から訪ねてくるなど馬鹿正直も良いところだ。そう思わせるために敢えての可能性もなくはないが、冷静に考えてやはりその線は考えにくい。
「・・・・・・わかった。対応しよう、応接室に連れて行け」
「はっ!」
結局、元帥はその男に一目会う決断をした。
机に手を突きながらゆっくりと立ち上がると同時に将校はさっと敬礼をした。
―応接室
「この度は突然の訪問にもかかわらず寛大な対応、感謝いたします」
施設内に通されたカイルは広いソファに浅く腰掛け、深々と低頭する。
「まあそう気張らないでくれ。まずは話を聞こう」
元帥は門の前にいた男が年端もいかぬ少年であったことを意外に思ったが、あくまでも警戒したまま茶を勧める。
「単刀直入に申し上げます。私は、カブラル軍の皆様にルディアス帝国が使用している暗号の法則をお教えに来ました」
「!? ・・・何だと!?」
元帥は思わず口にしかけたティーカップを慌てて戻す。
「・・・本来なら初めに聞いておくべきことだった。・・・君は一体何者だ?」
元帥の鋭い視線がカイルを刺す。
「これは失礼、申し遅れました。私はカイル=ルディアス。ゼクスピアから参りました」
「ルディアス!? まさか・・・」
「はい。現ルディアス帝の三男にあたります。」
「・・・・・・馬鹿な・・・」
元帥はあまりに荒唐無稽な話に頭を抱えた。
「・・・悪いが正直言って、その話を全て信用するなど無理な話だ。戦争の元凶たる皇帝の皇太子がのこのこやってきて、勝敗に関わるような重大な情報を曝露するだと? 目的は何だ、揺動か? 撹乱か? 頼む、何か証明できるものをくれ・・・・・・」
額に汗を滲ませ、半ば懇願するような元帥にカイルは予め用意していた回答を示す。
「もちろん、私もこんな話だけで全てを信じて頂けるなどとは考えておりません。ですが、その方策は講じております」
「・・・・・・」
「こちらを」
「これは・・・、帝国の暗号文書か?」
そう言ってカイルは数枚の汚れた紙片を取り出す、いずれにも細かい文字列が記されているが、どれもどの国の言語ではない。ただの記号の羅列だった。
「帝国軍が隊ごとの情報伝達に使用しているものだろう? 我々もこの9年間これを放置するほど阿呆ではない。完璧とまでは言うまいが、ある程度は解読の術を持っている。まあ、ただ・・・」
「ただ、内容と実際の帝国軍の動きが異なっている、ですか?」
「な・・・、何故それを・・・?」
元帥は思考を見透かされたことに驚き、反射的に視線を文書からカイルに移す。
「それが帝国の狙いだからです。内容を示す暗号自体は隊の誰でも解読できるように難しいものにはしていない。ですが、これは軍の真意を示すものではありません」
「どういうことだ」
元帥は腕を組み、眉をひそめる。
「私はこれを8日前に北方の山岳地帯で帝国の兵士から奪いました。カブラルとルディアスで衝突があったときです」
「まさか、あの日突然戦況がかわったというのは・・・、いや、この際それはいい。続けてくれ」
元帥は驚嘆の連続にも疲れ、落ち着きを払う。
「カブラル軍はあの戦場でこのような文書をあと2枚手に入れたはずです」
「あ、あぁ。確かに拾ったが・・・。どれも解読は済ませてあるぞ」
「そこに書かれているのは全てデタラメです」
「は!!?」
傍らに立っていた衛兵にその文書を持ってくるように指示をした元帥は、唐突なカイルの一言に声を荒げた。
「ここを見てください」
カイルはそれでも冷静に、紙の端にある装飾の模様のようなものを指さした。
「これは暗号に必要な文書と組み合わせ方が記されいる別の暗号です」
「別の暗号・・・?」
「この場合は3枚。そしてこのように紙を直接重ねます。あとはずれないように気をつけながら光にすかしてみてください」
「ほぅ・・・」
元帥は半信半疑のままカイルの言葉に従う。
「・・・!? これは・・・、確かに今までとは違う、別の内容に・・・・・・」
重なったことで記号の形が変わり、新たな文字列が現れる。それはカブラル軍が解読した内容とは全く異なるルディアス帝国の作戦内容だった。
「はい。これがルディアスの使用する暗号の全容です。作戦内容を複数の文書に分け、全て揃わなければ真の意味を持たない。その仕掛け自体は簡素なものですが、その1枚1枚に意味の通る内容を含ませることでその仕掛けと、忍ばせた別の暗号から注意を逸らす。これはルディアスのとある学者が考案した3重の暗号です」
「なるほどな・・・・・・」
元帥は思わず感嘆を漏らす。
「・・・それで、これをどうすれば信用できる?」
問題はここだった。暗号の解き方は確かに理にかなっているように思える。しかし、帝国から突然現れ、あっさりと重要な情報を漏らすカイルの意図が読めない。カブラルを陥れようとしている可能性が0ではない限り、軍を率いる者として簡単に従うわけにはいかなかった。
だが、この問に対してカイルは間髪入れずに回答する。
「この文書が示す作戦の真偽は実際の戦場で確かめてください。そして、それまでの間、私を投獄してください」
「はぁ?」
カイルの突飛な発言に間の抜けた声が溢れる。
「そうすれば私は誰とも連絡を取れない。私が帝国軍の差し金だったとしても、貴方が暗号を理解したことを帝国に伝えることはできません」
「君が事前にこのことを知らせ、私が作戦を理解したことを前提に帝国が策を講じてくる可能性は?」
「私がカブラルに来たのは2年前です。お世話になった人がフュンフゲイトにいるので疑うのであれば確認してみてください」
カイルはその質問がされることは分かっていたと言わんばかりに即答した。
「・・・だとしてもだ。そうだとしても戦場にいるのは人間だぞ? 国のために命を賭けて闘っている者達を実験台のように扱うことに、私は看過できない・・・!」
「では尚更です。私もこの戦争での犠牲者が1人でも減るように、この戦いを1秒でも早く終わらせたいと思っていますので」
「・・・・・・」
数秒、睨み合うように2人は顔を合わせる。
「・・・・・・この少年を捕らえろ」
元帥は左手を軽く挙げ、衛兵に指示を出す。
カイルは抵抗しなかった。
―5日後、アインス中央監獄
「気分はどうだ? 少年」
鎖の付いた足枷で繋がれたカイルの前に元帥が手を差し伸べる。
「・・・・・・先の作戦だが、カブラル軍は帝国勢力の奇襲を躱し、一部地域の奪還に成功。死傷者はゼロだ。・・・疑ってすまなかった。出てくれ」
その報告にカイルは小さく口角を上げる。
「えぇ、お疲れ様でした」
カイルは元帥の手を取る。
この日、カイルは正式にカブラル軍に迎え入れられた。
それから、暗号の解読法だけでなく、帝国の兵法や兵器の知識を得たカブラル軍は情報を連合国軍間で共有することで戦況が一変する。
程なくして帝国は情報が漏れていることに気づいたが、国内の混乱とそれに伴う物流の滞りにより十分な対策が間に合わず、各地で撤退を余儀なくされた。
結果、僅か数ヶ月という短い期間で、連合国軍は9年間奪われ続けた領地の過半数を取り戻すことに成功する。
+++
―終戦より6日前
カブラル軍本部にて、戦況と相手方の減衰を好機とみたカブラル軍は敵地の本丸であるゼクスピアを落とす最終作戦を画策していた。
「――というように、ツヴァルスフィアの奪還に加え、一部捕虜の解放、これによりゼクスピアまでの導線は確保できた。あとはあのルディアス帝に降伏をさせるための条件だが・・・」
「それなのですが、私に任せて頂けないでしょうか?」
「何・・・?」
話の間に入るように会議に加わっていたカイルが手を挙げる。
「私は城内の造りも侵入者が現れた際に衛兵がどう動くかも把握しています。もちろん、ルディアス帝の居処である玉座の間も」
「なるほどな・・・、まあ確かに君の能力ならばそうそう途中で討たれるとも考えにくい・・・。わかった。君の指揮の下、兵を配置しよう」
「いえ、城内には私1人で行きます」
「は!? 何を言っているんだ!」
カイルの提案にその場に居た全員が同様の反応をする。
「はぁ・・・、いくら何でもそれはできない。君を疑っているわけではないが、それはあまりにも危険だ。そうでなくても君にとってルディアス帝は実の父親だろう・・・」
元帥は少し言い淀み、視線を落とす。
「だからです。この中でルディアス帝とハビィ王子を最もよく知る人間は私です。交渉もしやすい。その場に他の兵士がいたらまともに話もできないかもしれません」
「ルディアス帝はともかく、ここでなんと言おうと、いざ目の前にすれば君はルディアス帝に情をかけるかもしれない。言っておくが、君を信用していないのではなく、ただ、人間とはそういうものだという話だ」
元帥は説得よりも諭すように語りかける。
「えぇ、確かに私は父にも兄にも死んで欲しくなどありません」
「そうだろう。だから・・・」
「でも、それでも良いじゃないですか」
「は?」
円卓に座る皆の視線がカイルに集まる。
「我々の目的はルディアス帝国の降伏ですよね? 別にルディアス帝の首が欲しいわけではないはずです」
「そうかもしれないが、事実上それはルディアス帝の処刑と同義だ。それに、そもそも単騎で城に侵入し、ルディアス帝の下まで辿り着き、尚且つ交渉に成功するなど不可能だ。冷静になれ」
円卓の数人が静かに頷く。
「できなかったらあとは皆さんの当初の作戦にお任せします」
「馬鹿な。君が侵入した時点で作戦が筒抜けだろう」
「言葉を返すようですが、情報の漏洩を議論するならば、このルートを選択した時点で奇襲は敵いません」
カイルは壁に貼られた地図を指す。
「ゼクスピアとツヴァルスフィアの間のこの森の中にはとある公爵家の屋敷があります。この森を通れば十中八九、そこから城まで我々の進軍の情報が伝わるでしょう」
「何・・・? だが、君もこの作戦に同意したはずだろう・・・」
元帥の隣に座っていた男が話しに横やりを入れる。
「何故、何故反対しなかった・・・?」
「私はこれで問題ないと判断したからです。」
「どういうことだ・・・」
「現在ゼクスピアに1日足らずで十分な戦力を揃えられるほどの資源も人間もいません。ゼクスピアまで問題なく侵攻できた時点で我々の負けはまずない。なら、最も被害の少ない作戦を執るべきでしょう」
カイルは周囲の視線などものともせず、毅然と言い返す。
「・・・だが、それでも君だけでは・・・・・・」
「先程元帥殿がおっしゃったように、私はこの国の人間ではありません。例え私がゼクスピアで死んだとしてもこの国に損害はないはずです」
「馬鹿っ! そういう問題ではないだろ!」
「いえ、一つのリスクも取らずにどうにかなる戦争ならとっくの昔に終わっているでしょう。だらだらと安全策を講じている内に犠牲になるのは戦場の兵士達だと知っているはずです。元帥殿、貴方も国の未来を握る人間なら、覚悟を決めてください」
「なっ・・・・・・」
思わず立ち上がった元帥は、ゆっくりと座り直す。
「後悔・・・、するなよ・・・・・・」
元帥は独り言のように呟いた。
+++
―終戦より3日前
森を抜けたカブラル軍はゼクスピアの手前で待機していた。
「本当に信用して大丈夫だったのですか?」
若い兵士がこの作戦を指揮する兵長に問いかける。
「彼が我々にもたらした功績は非常に大きい。実際、彼がいなければこれほど早くここに辿り着けなかっただろう。乗りかかった船だ。最後まで彼を信じようではないか」
兵長は気丈に振る舞うも齢14の少年に重要な作戦の要を任せることに不安を感じていた。
―ゼクスピア城 門前
「何者だ!? 武器を捨てろ!」
カイルは剣を抜き、門兵に向かって走る。
「待て! 止まれ!!」
「失礼します」
カイルは槍を構える門兵の命令を無視し、跳躍する。瞬時に槍を払い、1人の頭を踏み台のようにして門を飛び越える。
「し、侵入者~!! 衛兵は武器を構えろっ!!」
けたたましく警鐘が響く。
城の中には既に武装した衛兵が布陣を展開していた。
「まともに闘うのは数ヶ月ぶりかな・・・」
それを見てもカイルは足を止めなかった。
「来たぞ! 向かい討て!」
「1人で真正面から来るつもりか!? 馬鹿めっ!!」
『帝国流極剣術――』
水平に構えられた剣が風を切る。
「陛下の下には行かせるな!」
「殺せっ!!!」
『”魔天”』
ー王室
「侵入者だと!? 攻めてきているのはカブラル軍だろ!!」
「確かに、そのはずなのですが・・・、侵入してきた者は1人だけでして・・・・・・」
「衛兵は何をしている! このウスノロがっ!!」
ハビィは八つ当たりをするように参謀に掴みかかる。
「へ、陛下!」
バンッと勢いよく扉が開かれ、血だらけの衛兵が顔を出す。
「なんだ、侵入者は捕らえたか?」
「そ、それが、侵入者の勢い止まらず、その正体は・・・・・・」
「もう十分です」
そこまで言いかけた衛兵は意識を失い、背後からカイルが現れる。
「貴様が侵入者か!! 一体何処の誰・・・・・・!?」
「お久しぶりです。ハビィお兄様」
「まさか・・・、何故ここに居る!? この騒ぎはなんだ・・・」
ハビィは震える指でカイルを指す。
「・・・そうか、お前か! 情報を敵に流したのは!!」
「はい。私はこの戦争にもあなた方の思想にも反対です。苦しいでしょう。もうやめにしませんか?」
「ふざけるな!! 帝国誇りを捨てた売国奴がっ!! よこせ、私が直々に殺してやる」
「しかし、ハビィ様!」
「退けっっ!」
ハビィは傍らの衛兵から無理矢理剣を奪い、ツカツカとカイルに詰め寄る。
「私はあなたと剣を交えたくなどありません」
「黙れ! ならばそこでじっとしていろ。お前の首はあの女と同じようにゴミ溜めに飾ってやる」
「・・・そうですか。では、私もあなたに敬意を払い、帝国の礼儀に則りましょう」
カイルは剣に付着した血を払った。
ルディアス帝の座る玉座の前で2人は剣を構え、向かい合う。
「「帝国流極剣術――」」
呼吸が止まる。
「「”黒残雪”。!」」
衛兵の瞬きの間に2人の位置は入れ替わり、鮮血が宙を舞う。
「・・・・・・最後にお会いできて光栄でした。さようなら、お兄様」
「!!?」
「ハビィ様!!」
カイルの背後でハビィが倒れる。意識のないハビィの下に数人の兵士が駆け寄ったが、それに目をくれることなく、カイルは玉座に鎮座する父、ルディアス帝に視線を移す。
「・・・さて、あなたを守る者はもういません。降伏してください」
「それは脅しか? カイル」
ルディアス帝は頬杖を突きながら見下すような視線を送る。
「そうですね・・・。返答次第では、私はあなたを殺さなければならないでしょう」
「口の利き方を忘れたか? お前のその剣術も知識も、私が与えたものだ」
「違います。私に大切なことを教えてくれたの全てカルラです。あなたじゃない」
「あれが居なければお前は今頃優秀な軍師だった。とんだ病弊がいたものだな」
「・・・・・・」
カイルは静かにルディアス帝と言葉を交わしていたが、徐々にその剣を握る手に力がこもる。
「・・・御託はいい。大人しく降伏してください。私も肉親をこの手にかけたくない」
「愚問だ。私にとってこの国は誇りそのものである。例えお前をこの手で殺すことになろうと、この国の敗北は認めん」
「その誇りのために犠牲になっているのが誰だかご存じですか?」
「知らん。貴族に生まれなかった有象無象など、何処で生き、何処で死のうがどうでもいい。ただ駒としての機能さえ果たせばな」
「っ・・・」
カイルは感情を抑えるように奥歯を強く噛む。
「その人たちだってあなたと同じく大切なものがあったはずだ。誰もあんな死に方、望んでいなかったはずだ・・・!」
「だからどうでもいいと言っている。私は王である。国民は王に従うのが当然の姿だ・・・」
「っそんな王はこの世界にいらない!!」
カイルは思わず声を荒げたが、平静を保とうと呼吸を整える。
「・・・例えあなたがここで私を殺しても、あなたの首を狙う者は戦争が続く限り現れ続ける。」
「ならが全てを蹴散らし、」
「そんなことできるわけなことは分かっているでしょう!?」
「・・・・・・」
「現に今、カブラル軍がいつでもここに攻めることができる位置に待機しています。それほどにこの国の国力は疲弊している。あなたも、兵士も! 戦いを続けたって無為な屍の山が積み上がるだけだ! この地獄は終わらない・・・!」
ルディアス帝は黙ってカイルを見ていた。
「だから私はあなたと交渉をしに来ました。ここで降伏して頂ければ我々はあなたの首だけはとらない。静かな場所で余生を過ごすことができる。私はあなたにだって死んで欲しくない・・・」
「・・・くだらない。私の誇りは・・・・・・」
「その誇りは命よりも重いものですか?」
カイルは続ける。
「命よりも大切? 命に替えてでも? 死んだ方がマシ? そんなわけない! 死んだら何もかも終わりだ! 何も残らない!! 僕はただ、傍に居てくれるだけで嬉しかったんだ・・・」
カイルは息継ぎも忘れ、声を振り絞った。
「あなたが子供の頃に思い描いた未来はこんな地獄じゃないだろ! 大事なものがひとつでもあるなら生きて大事にし続けろよ、クソ親父!!!」
「・・・・・・」
カイルは自分でも驚くほど息を切らしていた。
「・・・・・・とんだ愚息だ」
ルディアス帝は深く息を吐き、数秒目を閉じた。
その日、ゼクスピア城には白旗が掲げられた。
後に情報が連合国にも伝わり、3日後、正式な終戦宣言が行われる。
お読み頂き、ありがとうございます。
次回は3/30投稿予定です。
お楽しみに。




