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親友を救いに異世界に行った話  作者: 祭
闘簫天
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血の赤毛

 ―首都アインス東部地区臨時兵舎

 1ヶ月ほど前に勃発した内乱により首都の南西部から、中心部は既に戦場となっていた。周辺の町に駐屯していた兵士はアインス中心部のカブラル国軍本部へと招集され、未熟な若い兵士や負傷した兵士は訓練と治療のために首都東部と北部に臨時で設けられた兵舎に集まっていた。


 カーンカーンと食事の時間を知らせる鐘が鳴り、訓練兵達は食堂に集められる。整然と並んだ簡易的な机には芋が2つと干し肉が1切れずつ配られていた。


 「今日もこれだけか…。」

 席に着いた一人の若い兵士が呟いた。

 「仕方ないだろ。内乱の影響で周辺の農村から食糧を届ける馬車が来れなくなってるんだ。それに一般市民の食糧だって確保しなくちゃいけないんだし」

 傍らにいた同期の兵士はため息をつきながらも弁解するように言った。


 「なあ、俺たちってその市民様を守るために兵士に志願したんだよな? 何で今俺たちはその市民と戦う訓練をしてんだよ。ていうか、なんで今まで守ってやってた奴らに剣だの矢だの向けられなくちゃいけねぇんだよ。俺たちが何したって言うんだ……」

 「おい、やめろよ。全員が全員反乱起こしてるわけじゃないだろ? 今はそんなこと考えたって仕方ない」 

 食堂内はしんと静まりかえっていた。兵士になって日が浅い訓練兵達は日々の訓練と戦う相手が市民であるという心労で皆疲弊していた。

 

 再びカンカンカンカンと静寂に包まれた食堂に鐘の音が響く。しかし、それはさっきとは異なり、緊急事態を告げる鐘の音だった。同時に教官が勢いよく扉を開け放たれる。


 「8番通りのシートン邸が放火された。中心部での戦火が東部まで広がる可能性がある。訓練兵は今すぐ消化と市民の避難誘導に取りかかれ!」

 教官の号令により、食堂にいた訓練兵達は食事も終えずに飛び出した。


 「ほら、俺たちも行くぞ。」

 「……。」

 「おい、どうした!立て! 早くしないと怒られるぞ!」

 「…なあ、今なんか聞こえなかったか?」

 「は? 何言ってんだ。訳わかんないこと言ってないでさっさと行くぞ!」

 「お、おう。そうだな。」

 訓練兵は戦場へと向かった。


+++


 草原での練習を始めてから1週間ほど経った頃、恵と桐香は体力の調節にだいぶ慣れてきて、私が帰りに恵をおぶったり、桐香に肩を貸したりすることもなくなっていた。私も町の古本屋で見つけた剣術の本を見ながら練習し、少しずつ感覚をつかみ始めている頃だった。


 「ふぅー、じゃあそろそろ帰ろうか」

 空の色が茜色に染まり始め、私たちは練習を終えて帰る準備をしていた。


 「ん~、今日も疲れた~。何かおいしいものでも食べたいわ」

 恵はそんなことを言いながら腕を伸ばしている。


 「教会のご飯もおいしいけど、なんとなく質素だしね」

 「もー、そんなこと言ってたらカイルさん達に悪いよ」

 かくいう私も内心で少し物足りなさを感じていた。


 「ま、そんなこと言ってても仕方ないか。行くよ」

 武器をしまって荷物を拾い上げた桐香がいつも通り私たちの前を歩き出した。帰り道は来た道と同じルートなのだが、少し薄暗くなってくると、町と草原の間にある森が少し不気味な雰囲気を帯びてくる。それでも私たちはずっと話しながら歩いているので、その日までは怖いと思うことはなかった。


 「ねえ、なんか今日ちょっと暗くない?」

 「え? いつもと変わらない気がするけど」

 「もしかして、桜ビビってる?」

 「いや、違うよ。なんとなく思っただけだから!」

 冗談交じりにそんなことを話していると森の出口が小さく見えてきた。そのことに安心しているとふと草むらの方から何かに見られているような視線を感じた。


 「ねえ、やっぱり何かいる気がするんだけど」

 「桜まだ言ってるの? 怖いなら怖いって素直に言えば…」

 「いや、今私も少し思った」

 「えー、桐香もなの? 私は何も感じないんだけど」

 「恵は鈍いから」

 「一言多いのよ」

 私たちは足を止め、気配のする方を見てみたものの、木や草が生い茂っていて、茂みの奥の方はよく見えない。


 「やっぱり気のせいじゃないの?」

 恵が信じられないと言った様子で再び歩き出そうとしたとき、ガサッと草むらで何かが動いた音がした。


 「…今の音何? 桜か桐香なんか踏んだ。」

 ようやく恵も気づいたようだったが、今度は信じたくないというように私たちのせいにしようとしている。


 「私たち動いてないよ」

 「何かいるのは確かだね」 

 「も、もー、2人して、私を恐がらせようとしてるんでしょ?」

 恵は口ではそう言いながらも、青ざめた表情で私たちの後ろに来た。そうして草むらを注視していると、突然、奥で何かが動き出した。どうやらこっちに近づいてきているようである。


 「な、何?なに? こっち来てるわよ!」

 私たちは後ずさって、草むらと距離を取る。すると茂みをかき分けて3mほどある巨大な熊が現れた。


 「「「きゃあああああ!!!」」」


 私たちが叫ぶと同時にその熊、正確には全身が赤黒い毛に覆われ、額に3本の小さな角がある熊によく似た動物は興奮したように雄叫びを上げた。

 「熊って遭遇したら何すれば良いんだっけ!?」

 「た、確か目を合わせたまま後退するんじゃなかったっけ…」

 どこかで聞いたような知識で、目の前の熊と目を合わせたまま数歩下がってみるものの熊は構わず私に向かって突進してきた。


 「「いやああああ!!!!」」

 「逃げよう」

 桐香は叫ぶ私と恵の手を引いて、森の出口に向かって走り出した。


 「はぁ、はぁ、2人ともちょっと待って…、脇腹が……」

 練習で既にだいぶ体力を消費している恵が私たちの後ろで脇腹を痛そうに押さえている。

 「頑張れ恵!あと少し…」

 恵の手を取ろうと振り返ると熊は既にすぐそばまで迫っていた。


 「恵、うしろ!」

 熊は巨体の割に意外に速く、恵のすぐ後ろで前脚を振り上げている。


 「伏せて!」

 いち早く気づいた桐香は咄嗟に銃を取り出し、振り上げられた熊の前脚を撃ち抜いた。


 しかし、ほどんど効いていないように再び恵に襲いかかる。


 「か、壁!」

 恵も後ろに倒れながらも杖を取り出し、透明な壁を作りだしたが、それもあまり強度はないようですぐに破られた。私はその間に恵の腕を取って逃げようとしたけど、熊と少し距離を取るだけで精一杯だった。


 「出口はすぐそこなのに、逃げきるのは無理か…」

 「どうしよう…、何か良い考えは……」

 そう考えていると熊はまた距離を詰め、突進してくる。とりあえず、恵の息を整えさせようと後ろに回すと、今度は標的を私に切り替え、爪をむき出しにした前脚を振り下ろしてくる。

 私もバッジから刀を出し、なんとかそれを受け止めた。


 ゆっくり考える暇もないし、ここまで距離を詰められてしまっては走って逃げることもできない。

 「桜、そのまま押さえてて!」

 「え! 桐香何か良い案思いついて…」

 言いかけて、一瞬息をのんだ。桐香が放った銃弾が私の顔の真横を通過し、熊の胸のあたりに命中した。それによって熊は少し怯み、私から離れた。


 「ええぇぇ! 撃つなら言ってよ!」

 「ごめん、咄嗟だったし、時間なさそうだったから。」

 心臓が飛び出るかと思ったものの、桐香の瞬時の判断でなんとか時間を稼ぐことができた。


 「今のうちに森を抜けよう!」

 「ちょ、ちょっと待って、息、整えるから」

 もう一度も出口に向かって走り出そうとすると、今度は桐香が胸を押さえて膝をついた。


 「桐香大丈夫なの!?」

 肩で息をしているような状況ですぐに走り出せる様子ではない。武器を使う度に体力が消費される仕様なだけに時間を稼ぐために威力を上げれば余計に走れなくなるというかなり危機的な状況だった。私と恵で桐香に肩を貸そうとする間にも熊はゆっくりと起き上がり、鼻息荒く私たちを睨んでいる。


 「……わかった。私が前で押さえるから、恵は後ろから隙を見て援護して」

 「桜、闘う気! あんな化け物無理だよ。」

 「でも、逃げられないし、他に選択肢ないよ。」

 私は覚悟を決めて、刀を強く握った。


 「じゃあ、いくよ!」 

 私は熊のもとに走り、脇腹当たりに向かって刀を思い切り振った。でも、私の刀は当たるには当たったけど刃が分厚い肉に挟まり、引っかかってしまった。


 「やばっ」

 もたついてる間に熊の前脚が私の左腕を掠った。反動で刀は抜けたけど完全に体勢を崩した。熊はこっちを見て牙を剥き出しにしている。


 「雷!」

 焦る私の横で閃光が走り、熊が混乱したように暴れ出した。恵が放った稲妻が熊に直撃したようだ。


 「はあ、はぁ、すぅー…、まだまだ! 火と、風!」

 恵の魔法で熊の左脚に着火し、それが風によってどんどん燃え広がっていく。


 「ありがとう、めぐm…」

 その隙に2人のもとに一旦戻ろうとした私の方に、燃えながら暴れる熊が向かってきた。完全に油断した。防御をとれる体勢ではない。血の気が引いていく感覚がはっきりとわかった。


 あ…


 もうダメだと思った瞬間、パンと乾いた音がして目の前にあった熊の腕が弾かれた。


 「桜! とどめ!」

 「はああぁぁぁぁ!!」

 桐香の声ではっと我に返り、私は体勢を崩した熊の胸元に力任せに刀を突き立てた。今度は深く刺さったようで、鮮血が飛び、熊はぐったりとして動かなくなった。


 「桜、ナイス!!」

 「…やった、やったぁぁぁ。」

 達成感と疲労感で私たちはその場に仰向けで寝転がった。



 日も沈みきった頃、町に住んでいる一人のおじいちゃんが、森の入り口当たりで休んでいた私たちのところにやってきた。

 「あれ? これはこれは天使様方でねえか。こんなところで一体何を…おおぉ!? その獣、天使様が仕留めたんでか!?」

 たまたま道を通りかかったおじいちゃんは私たちの奥で横たわっている熊に気づき、わかりやすく驚いた。


 「ええ、まあ、なんとか。」

 少し照れながら返事をすると、おじいちゃんはすごく喜んだ様子で町の方へ急ぎ足で戻っていった。数分その場で待っていると、おじいちゃんは5,6人の大きな荷車を引いた男の人たちと一緒に戻ってきた。


 「おお! 本当にこれを仕留めたのか。何とありがたい」

 「そりゃそうだ。ここにいらっしゃるのはかの天使様だぞ」

 おじいちゃんだけでなく男の人たちもすごく喜んだ様子だったけど、危ない猛獣を倒しただけにしては喜びすぎな気もする。


 「それじゃあ、早速運ぶか! 荷車こっちに回してくれ!」

 「え? 運ぶ? どこに持ってくんですか?」

 「またまた天使様。ウルサスといったら高級食材じゃないですか。しかもこんな大物、町に持って行ったらみんな喜びますよ」


 ウルサスというのはこの熊のことらしい。


 「え!? 食べるの!?」

 この熊はめったに捕れない(単純に仕留めるのが難しいという意味で)、おいしい食材らしい。

 「よっしゃ! 今晩は祭りだ! さっさと運んでみんなに知らせるぞ!!」

 男の人たちは意気揚々と町の方に帰って行った。きょとんとしながらも、私たちはそれに続いて帰路につくことにした。

 

+++


 バーリングの広場に戻った頃には辺りは暗くなっていた。一緒に帰ってきた人たち曰く、準備に2時間ほどかかるとのことだったので、私たちは一度教会に戻って休憩することにした。

 「お帰りなさいませ…!? 桜様お怪我を、それに皆様お召し物が汚れております。何かあったのですか?」

 いつものように扉の前で出迎えてくれたクレアさんが私の左腕を見て、いつもと様子が違うことに気がついた。


 「ちょっとトラブルがありまして…。でも、怪我はそんなに深くないので、」

 「いけません。手当ていたしますのでこちらへ。お二方もお怪我はありませんか?」

 ウルサスの爪が掠ったときにできた傷に、クレアさんは薬を塗って包帯を巻いてくれた。その後、恵と桐香も看てもらい、木の枝でこすったような小さな傷でも手当てしてもらっていた。


 「これで大丈夫です。疲れましたでしょう、お風呂の用意ができておりますのでごゆっくりお休みください。」

 この人は女神か何かなのだろうか。私たちはクレアさんの優しさに甘えて、いつもの浴場へと向かった。


 お風呂を出た後、私たちは久々にこっちに来たときに着ていた制服に着替え、広場に戻った。こっちに来てからは出歩く人はほとんどいなくて、シャッター商店街のような印象だったバーリングの噴水のある広場は、今日は多くの人が集まっている。即興とは思えないほど電飾や飾り付けがされて、まるでお祭りのような雰囲気になっていた。


 「この町、こんなに人いたんだ。」

 「ねえ、あっちの方からすごくおいしそうな匂いがするよ!」

 恵が走り出し、私たちもつられるように広場の中心に行った。噴水の前では円形のステージが設置され、さっき荷車を運んでいった人たちが大鍋でスープを作っている。


 「お! 天使様がいらっしゃったたぞ!」

 「こっち来てくれ、是非最初の一口は天使様にとみんな待ってたんだ!」

 私たちに気づき、ステージ上の人たちが手招きをした。


 「そんなに気を遣わなくても、順番でもらいますから」

 「いやいや、そうはいかねぇ。はやく、こちらへ!」

 「…じゃあ、はい!」

 最初は遠慮したけど、結局押しに負けて、ステージ上にあがった。


 「みなさんご注目! こちらにおりますのはこのウルサスを仕留めなさった、天使様です! どうぞ一言!」

 「えぇ!? 聞いてないんだけど…」

 スープを作っていた人は私にマイクのようにお玉を渡してきた。行って一杯もらうだけかと思ったら、思わぬ振りに面食らった。それでも下で見ている町の人たちは楽しそうに笑っているのでここで引き下がるわけにもいかない。


 「え、え~と…、み、深並桜と申します。この度はお集まりいただき……」

 「桜、堅いよ」

 隣にいた恵が私が持っていたお玉を取って、息を吸った。


 「みんなー!盛り上がってますか~!!」

 「ライブじゃないんだから。」

 私たちのやりとりを見ていた町の人たちは笑ったり、指笛を鳴らしたりして本当にライブのように盛り上がってくれた。私たちの最初の印象とはかけ離れた光景だった。



 それから調子に乗った恵に一発芸をさせられそうになったり、町の人からインタビューみたいなことをされたり色々あってから、やっとスープと串焼きをもらって、ようやくステージを降りることができた。

 「う~、緊張した~。恵と桐香は緊張しないの?」

 「みんな私の声を聞きに集まってるのだから、緊張なんてしてられないじゃない!」

 「違うと思うけど。まあ、過ぎたことより早く食べようよ。」

 いつもは教会で夕食をもらうけど、今日はその時間より遅いことと、予期せぬトラブルがあったことで私たちの空腹は限界に達していた。


 「いただきます……。おいしい。こっちで食べたものの中で一番おいしいかも!」

 「確かにこれはうまい。豚肉に近いけど、口の中で溶けるこの感じ、初めて」

 「うん。肉食動物なのにこのレベル…、異世界やるわね」

 高級食材とは聞いていたけど、ウルサスの味は私たちの想像を超えていた。間違いなくこの世界で、いや、もしかしたら今まで食べたお肉の中でもトップレベルな味だった。


 「この度はお手柄でしたね。どうですか? ウルサスのお味は」

 「ふほっ、カイルさん、いつの間に…」

 肉に夢中になっていると後ろからカイルさんが突然現れた。私は驚いて一瞬喉に詰まり、変な声が出てしまった。


 「すごくおいしいです、これ。」 

 「それはよかった。町の方達も大変喜んでいると思いますよ。」

 「そうですね。こんなに喜んでくれるなんて、私も嬉しいです。」

 鍋を囲み、肩を組んで笑い合っている町の人たちを遠目に見ていると、こっちまで頬が緩む。


 「先日お話ししたように、内乱の余波に加え、他の地域からの食材や物資の交易が減って、みんな心が暗くなっておりました。ですが、桜様達がこうして幸福をもたらしていただいて、皆楽しそうに笑っております。」

 「幸福だなんて…、私たちはただ逃げられなかっただけで、そんなつもりはなかったんですよ?」

 「いえ、結果としてこうして町の人たちの笑顔が戻ってきています。皆さんの感謝を素直に受け取ってあげてください。」

 カイルさんは、広場を眺めながら柔らかく笑った。


 「そうですね。じゃあ、ありがたくいただきます。」

 今までこんなにまっすぐな賞賛をもらったことなんてなかったから少し歯がゆかったけど、やっぱり人を笑顔にできたと言うことは素直に嬉しかった。


 「それと、あのウルサスは特に大きく、凶暴で、町の人たちからは”血の赤毛”と呼ばれて恐れられておりました。何名かの死傷者も出ておりますし、そのような脅威がなくなったという意味で喜んでらっしゃる方もいるでしょう。」


 「……はい?」

 「この熊、人食べてるんですか?」

 「はい。数名犠牲になった方がいらっしゃいます」

 「……食べちゃった、人」

 「? いえ、これはウルサスのお肉ですよ?」

 青ざめて、口元を抑える恵にカイルさんはご冗談を、とでも言いたげに笑っていた。多分こっちの世界では人を食べていようが、仕留めた命はおいしくいただこうという価値観が普通なのだろう。それはすごく良いことなのだろうけど、人を食べた動物の肉を食べるというのは…、とりあえず、おいしかったので良し。ということにした。


 

お読みいただきありがとうございます。

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