『反映する、反感的享楽』・・・『詩の群れ』から
『反映する、反感的享楽』・・・『詩の群れ』から
㈠
俺は、ついにワクチンを打ったよ、昨日がそのワクチン記念日さ、だろうだ。
成程な、それは、実生活に反映するだろう、喜びが、だろうだ。
だろうだ、それなりに、もう少ししたら、安心した生活が出来るだろうだ。
だろう、それは、しかし、反感というヘイトを食らわないか、だろうだ。
㈡
お前が、言ってることは、無茶苦茶だよ、幼稚園に入りなおしたら、と思ったが、それは俺のほうだった。
何だって、いきなり何を言い出すんだ、幼稚園、差別なら、幼稚園にも気の毒じゃないか、気に障るんだよ、え?
ごめんよ、ついつい、しかし、これがほんとの、反感的享楽なんだろうだ。
だろ、反感的享楽なんか、捨てちまえ、お前はお前、俺は俺、我々はそして、我々さ、だろうだ。
㈢
つまり、反映する、反感的享楽ってことで、お前は詩の群れ追放だよ、執筆してるお前がな。
そう怒るなよ、誰だって間違えはあるさ、俺は今、真剣に、幼稚園を尊敬しているさ、だろうだ。