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Queen & Ace Blanks  作者: frontphace
8/14

No.7 悪夢と失敗(3)

※冒頭からアレですがこの作品は『Queen & Ace Blanks』で合ってます。念のため

 あと、ちょっと今回は長めです。

蠢く木の根に、世界を覆いつくすように伸びる枝、そして茂り影を落とす葉……天を貫かんばかりに伸びる大樹。

それは禁断の魔術、『世界樹ユグドラシル』の成れの果てでした……


<『陽淵断片コロナフラグメント』!! >


黒ずくめの少年・ハイドスが、その頂上の、術の核となる部分に火公術ファイアデューク――すなわち、上級魔術の上の、更に上……一般には『特級魔術』とも呼ばれるほどの術を詠唱し、灼熱の帯を収束させ、ぶつけ続けていました……が、世界樹は世界中の水を吸い上げ、それを自己防衛として使ったのです……


<くっ……我が邪神としての力を以ってしても通じぬとは……!! 最早手はないのか……? >

<ハイドス!! 悪いんだけど、こっちもそろそろ限界って感じなのよね!! >


弓を射って迫りくる蔦の化け物を退け続けているのは尖り耳の少女……この狂った魔術の起点となった村に住む巫人種エルフのカサネでした。

その隣には同じ村の少女で緑の髪をした緑人種ドライアドのトクサが、世界樹の床を操り矢を作り出していました……


そして、二人の援護をしていたモノクロームが、ハイドスに問いかけます……


<ハイドス様……何か……本当に何か他に手はないのですか!? >

<……ある。たった一つだけだが……モノクローム、こちらに来い>

<かしこまりました>


駆け寄るモノクロームにハイドスが耳打ちします……


<あの水量からして特級魔術に匹敵するだろう……恐らく炎属性が効かない以上、爆属性も無意味だ……だが……『電離体プラズマ』ならあるいは……あの水も、突沸の水蒸気による壁も突破できるやもしれぬ……だが、俺ももう残り魔力が少ない……>


ハイドスはさらに続けます……


<しかし『煉獄鬼火ウィルオウィスプ』のような力押しは通らん……狙うならばもっと鋭く……精密な制御が必要だ>

<御言葉ですが、能書きが長いです>

<クロース系魔術を今この場で完成させる……俺が炎を、貴様が雷を放て……生成した『電離体プラズマ』は鋭く、薄く、刃のように>


モノクロームは苦笑しました。


<……我が主ながら滅茶苦茶ですねぇ……>

<ふん、知っているだろう? 俺は邪神の落胤、理を超越し、神に刃を向けることこそが我が天命にして唯一の悪行なのだ>


ハイドスが構えた片手剣の柄の余りをモノクロームが握ります。それは二人が握るには少し小さくてぴたりと拳が密着していました……


<さぁ、始めようではないか……新たなる魔導を世に知らしめる第一歩を、そして新たなる理へと塗り替える暁光をな!! >


炎、雷が渦巻き……やがて白い閃光の螺旋へと変化していきます……


<……かつて、船守の聖者と呼ばれた男がいた。彼の掛けた加護はどんな嵐も退けたという……それはまるで帆に灯る白銀の焔のようだったそうだ……丁度この剣のように!! >


白く眩いほどに輝く炎が、刃へと、一条の斬撃へと変化していきます……


<『聖者ノ灯(セントエルモ)』……『理想ノ刃(イデアルエッジ)』!! >


その一撃は、大瀑布の如く降りかかる水も、何重にも織られた幹の防壁をも切り裂き、世界樹の核を撃ち砕…


「きゃっ!? 」


あろうことかセンスが私の胸元に頭を突っ込んだのです……

折角のクライマックスだというのに……


「センス!! いい加減に…」

「すぅ……すぅ……」


こ……これはまさか……

嗅がれてるぅ!?

……ではなくて眠っていますね……側頭部から乗っていますし……ってそれにしても普通肩に寄りかかるとかではないのですか? 少々ばかり意図を感じますわ……


「……」


そういえば、今朝から眠そうにしていました……


「ちょ……ちょっとだけですからね……」


隣のアームレストを一時的に封印術で消して、寄りかかりやすいようにしてあげました……いかんせん体格差があるので支えるのが難しいですが……まぁいいでしょう……膝枕なら許してあげま…


剥がせません。

しかもうつ伏せになられました。


うぅ……恥ずかしいですが……幸いにも劇場は暗く、人気もやや少ないので気づかれないでしょう……

アームレストは背もたれとしては良くないですし、起きたらお説教です。もう。


***


「いてぇ!? 」


俺は背中を打ち付けた痛みで目を覚ました。

……映画がつまんなくてしかも今朝の寝不足で眠くなったところまでは覚えてるんだが……

何で俺は今ミリアに馬乗りになられてるんだろうか? ……騎乗位? いやいや……そんな……


「うぅ……映画が終わってしまえば照明がつくことをすっかり忘れていました……見られてないですよね……? 」


ミリアは不安そうに周囲をさかんにきょろきょろとしていた。


「ミリア……お前も大胆…」

「誰のせいだと思っているのですか……!? 」

「な……なんかごめん……」

「……どうせ覚えてないでしょうしいいです。折角途中まで楽しんでいたのに……それどころではなくなったのですからね……」

「えっ」

「さぁ、立ってくださいませ……」


ミリアが手を差し伸べてくれた……

くしくも前かがみになり、ミリアの谷間が強調される……思わず生唾を飲んでしまった。


「おう、でどっちだ? 」

「……はい? 」

「一部と全身、どっちがたてば…」

「全身で立ってください!! 馬鹿!! 」


###


外は気づけば雨が降っていた……

まぁ折り畳み傘ならあるが……


「センス、入れていただいてもよろしいですかぁ? 」


……忘れたのかよ。


「どうぞ、お入りくださいませ御主人様」

「そういう言い方しないでくださいませ」


などと言いながらわざわざ俺が持っている手にくっつくような位置を握りながら……


「『聖者ノ光(セントエルモ)』! ……なんちゃってですわ♪」


何言ってんだコイツは。


「あ……そうでした……貴方はあの時もう寝てましたからねぇ……」

「あー……映画のネタかよ」


この王女様的にどこがツボったんだろうか。

主人公中二病だし、ムッツリだし、意味不明だし。


「つまらないと思ってみてると、何でもつまらなく感じますよぉ? 」

「いやつまんねぇものはつまんねぇだろ……」

「私としては従者ヒロインが一途で素直に主人を恋慕しているところが羨ましいなぁと」

「それさぁ……主従じゃなくて性別的に考えてみ? 」

「うーん……確かにそう考えると主人公はヒロインを避けている節があるのでやっぱり現実いまが一番ですねぇ……」


……なんだろう。この違和感。

いや違和感もクソもねぇけどな?


「その妙に間延びした口調やめろ。なんか腹立つ」

「えー」

「ククク……さもなくば、俺が邪神の落胤と化すだろ…って何で俺が逆に恥かく口調にならねぇといけねぇんだよコラ!! 」

「ふふっ……いいではありませんか。『ちゅうにびょう』に目覚めたセンス、少々見て見たくもありますわ」

「バーカ」


そんなことしたら末代までからかわれるのが目に見えてる。ギルを見て見ろ。あと四、五年もしたらあいつ絶対転げまわるほど恥ずかしがるだろうな……


まぁ……そんなことはどうでもいい……

どんどん雨が激しくなっているのが分かる……一気に人気も減ったし。


「こんだけ雨がひどいと店回ってるうちにビッショビショになるな……」

「ふふん、そこは魔術の使い方次第ですわ♪……『撥水ウォータープルーフ』、『乾燥ドライング』」


ミリアが術の名を唱えると、一気に足のびちゃびちゃした不快感が吹っ飛び、それどころか傘で防ぎきれなかった雨粒や跳ね返りを全く感じなくなった……


「すげぇな……」

「まぁ、水魔術の練度と魔力量には自信がありますから♪『撥水ウォータープルーフ』の方はニ、三時間使った程度で十分余力が残りますわ! 」


ほぉ……流石は王女様。持ってるわ。

……ん?


「ってことはお前傘要らなかったんじゃねぇの? 」

「……まぁそうなりますわ」


ミリアは天使のような笑顔でサラっと言ってのけた。


「ついでに言うと『入れてください』とは言いましたが『傘を持っていない』とは言ってません♪」

「……」


こ……こいつ突き飛ばしてやろうか……!?

人気が少ないからって相合傘とか恥ずかしい真似させやがって……!!


「そうかそうか……そんなに俺に甘えたいのか」

「えっ……いやその……そうですけど……」

「ならこれならどうだ? 」

「……!? ……♪」


ミリアに傘を持たせたまま、左手で抱き寄せる。「そうそう、こういうのですわ」と言わんばかりに嬉しそうだ。なので、右手で尻を揉んでやった。


「ひゃん!? 」


思いっきり突き飛ばされた……尻もちをついたが一切水は染み込まない。でもついた手はひんやりする。ミリアが少し申し訳なさそうに手を伸ばした。


「あ……ごめんなさい……」

「いや、別に痛くないからいいよ……お前のおかげで濡れなかったしな」

「……もう、いきなり脅かすセンスも悪いのですからね……」


……ん? 濡れないけど……でもひんやりした水の感触はあった……? ということは……閃いた!


「『アクア』」

「きゃああぁぁあぁぁぁああぁぁ!? 」


ミリアの剥き出しの谷間に手を突っ込み、水を流し込んだ。ついでに、魔力を込め続ければしばらくの間動きを操ることもできるので濡れないミリアの体をまさぐりまくってやった。こっちに感触がないのがちょっと残念だが、暴れまわる水の(性的な意味での)攻撃はクリティカルヒットしたようだ。


「やめ…やめてくださいませですわ!!!! 『乾燥ドライング』!!!! 」


あっという間にお遊びタイムは終了となった。そりゃそうか。さっきも乾かしてたしな。


「センスの馬鹿!!!! えっち!!!! 変態ですわ!!!! 」

「えー」


###


濡れないとはいえ、流石に寒くなってきたので近くにあった喫茶店に入った。ミリアはさっきの事をまだ根に持っているらしく、俺を恨みがましく睨みつけていた。


こういうカフェでも普段なら自分の分については「(メニュー)パンがあるならケーキを注文しなくてもいいではないですか」とか言い出すほどケチというかめんどくさいんだが……倍はめんどくさくなった。


言い忘れていたが、ミリアは自分の事に関してはケチなのだ。公約に『(貴族・王族の)質素倹約』を掲げるほどには。


「まぁまぁ金は天下の回り者っていう訳だし、ここでお前がケーキを食うことでそのお金がこのカフェの経営者や従業員、間接的に材料費として各地の生産者へと…」

「その配分にも問題がありますけど……それ以上に私の御小遣いは国庫……すなわち血税から捻出されているのですよ!? もっと慎重に…」

「食わなきゃ死ぬんだから必要経費必要経費。それにお前だって仕事してないわけじゃないんだから……むしろもうちょっと自分をいたわれよ」

「……まぁいいでしょう。でもセンスは先程の罰としてケーキ禁止ですわ」

「手で触ってないからセーフだろ」

「そういう問題ではありません!! むしろ悪化してます!! というか倒錯していますわ!! 」

「まぁ確かに特殊なプレイであることには間違いないな」

「そういうところですわ!! そういう事が嫌って言っているではないですか!! もう!! 」

「あーもう……悪かったって……ほら、あーん」

「あ……あーん……ん……♪」


俺の分のケーキを少し分けてやると、怒りが収まったようだ……相変わらず現金な奴だな。

とかふざけたやり取りをしていると……


銀髪と貴族服。親父とよく似た背格好。

向こうのテーブルに今会いたくない奴がいた……幸いにも背を向けてるから気づかれていないが……


「……言っておきますけど……私は甘い物でほだされた訳ではありませんからね? 『貴方が恋人らしく食べさせてくださったから』良しとしたのですわ……って聞いていますか? ……? 」


俺はミリアが余計な事を言う前にもう一切れ食わせようとしたが……


「顔が真っ青ですわ……一体どうなさったのですか? 『センス』」


手遅れだった。

そいつは俺の名を呼び驚いたかのように振り返った……


「センス!!!? 」


そう、ペルフィカ……つまり『ヌメロス城下付近パフィック公爵家直轄領地』はパフィック家(俺の実家)の『直轄領』であり……当然そこの領主は俺の兄弟である……つまり……


「久しぶりじゃないか!!!! 実家にも帰ってこないし、役場にも来てくれないからもうペルフィカに戻ってこないのかと思えば、皆に聞いてみればちょくちょく遊びに来ているらしいし……てっきり避けられているのかと思ったよ!!!! 」

「お……お久しぶりです……マイク兄さん……仕事は……? 」

「久々の休日さ……まぁ生憎の天気だけどな」


俺の兄、マイクが治めている。

っていうか実際避けてたんだよ!!!!

今日は特に!!!!


何で今日に限って!!!?


「マイク様、御久しぶりですわ」

「……!!!? こ……これはこれは『リリア』様……本日もお日柄がよろしく…」

「そんなに畏まらなくても結構ですわ。あと今日は天気は優れないようですけどね……」


ちなみに、ミリアが素顔で街を歩いているときは『リリア・アルゲブラ』という偽名を使うことになっている……あと、ミリアと俺が婚約していることも表向きは秘密だ(もちろん、マイクは全部知っているが)。


「……あの……もしかして……邪魔してしまったか……? 」

「……」


マイクが恐る恐る耳打ちする。

正直邪魔だが、邪険にするのも……とはいえ兄貴とは母さんの事があるので少々苦手だ……次兄ヘクタと違って恨み言の一つも言わず、過剰に構ってくるのが逆に怖いのだ。

ミリアが不安そうに俺の顔を見つめる……というかお前に任せる。信じてるぞ。


「……リリア、お前に任せる」

「えっ? でしたら、マイク様も相席していただいてもよろしいでしょうか? 」


あぁ、知ってたさ。お前ならきっとそう言う。

誰も悪くないさ。しいて言うなら俺の都合が悪い。


「はっ!! ありがたき光栄でございます!!!! 」

「ふふっ、領地の一つも持たぬ一令嬢にそこまで気張らないでくださいませ」

「いえ!! そういう訳にはまいりません!! 」


……おいあんた仮にも町長だろ。

一応フォローしておくと、兄は事実上公爵であり、このペルフィカというヌメロスセントル国が第二に誇る都市を治めている有能な人物だ。親父に何かあったら、次の総合大臣は彼になるだろうと言われるほどだ。要は次期当主、親父の跡継ぎである。


「兄貴、もうちょっと肩の力抜けよ……あんたの義妹になるかもしれない相手なんだぞ」

「こほん!! 『なるかも』ではなく、義妹になる相手ですわ! 」

「いやいやいや……そんな恐れ多い……」


……幸いにもミリアのおかげでたじたじになってるようだ……流石は王女…


「そんなことより、もっと楽しいお話をしましょう……センスと私のめくるめく愛の出来事とか…むぐぅ!? 」


前言撤回だコラァ!!!!


「やめろ!!!! 公然の場でノロケ話とか何考えてんだバカ!!!! 」

「ふふ……そう照れなくともいいじゃないか♪ じゃあせめて、今日はどうしたのかぐらい聞いてもいいかな? 」


……


ミリアとの間で、無言の会話を済ませた。

彼女は申し訳なさそうな愛想笑いをした。


「……今日は駄目です……」


だてに八年付き合っていない……そうそう……余計な心配を掛けたくはないしな…


「そうですね……では折角ですので先日の『贈花の日』で…あむぅ!? 」

「お前はバカなの!? バカなのか!!!? 何でよりにもよってまだ冷め切ってないクソ恥ずかしいネタ持ってこれるわけ!!!? 」

「むっ……まだ温かいからこそ、いいのではないですか」

「僕も気になるな……聞かせていただいてもよろしいですか? あ、ドレッド。センスを取り押さえてくれ」

「かしこまりました」

「やめろぉぉぉぉ!!!! 」


ドレッド、マイクの腹心が俺を抑え込んだ……

くっそ!! このおっさん無駄に力強いんだから!!


「ふふっ……何から話しましょうか……実は私達、毎年お互いに贈り合っていたのですよね……センスは花束を、私はメッセージカードを」

「えっ!? リリア様の方からですか!!!? 」

「センスは恥ずかしがり屋さんですからね……『俺だけ恥ずかしいなんて割に合わない』って……それに私からも伝えたい言葉はたくさんありましたから」

「なるほど……」

「で、今年はなんとセンスの方からメッセージカードも贈っていただいたのですわ!! ……内容は秘密ですけどね♪」

「ほう……♪」


面白がりやがって……!!

やっと抜けられた……はぁ……


「……お前だってインクまみれの顔と無駄にエロいネグリジェより恥ずかしい書き損じしてたくせに」

「ちょ!!!? アレは忘れてくださいませですわ!!!! というか無駄にエロいとはなんですかエロいとは!!!! 」

「そうなんだよ……マイク、あんたからも言ってやってくれよ……コイツ寝間着で誘惑してくるくせにプラトニックなお付き合いをーとか言って来るんだぜ」

「違いますわ!!!! 誘惑なんてしてませんからっ!!!! 」


真っ赤になって弁解するミリアに対して、マイクは苦笑していた。


「あはは……リリア様、男なら誰しも麗しき貴女の魅力の前に屈し、欲望を曝け出してしまうものです……ですから、我が愚弟も例外ではないので多少は容赦していただけるとありがたいですかね……」

「容赦とは何ですか容赦とは!!!! もう!!!! マイク様まで丸め込まれないでくださいませ!!!! 」


ご覧いただきありがとうございます。


次話投稿は20/01/20 00:00頃を予定しております。

御待ちいただけると幸いです。

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