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大変遅くなりすみません。。

こんな感じのペースなので暇つぶしに気が向けば読んでいただければ幸いです。

ある日の午後。

エミリーとのお茶会


「やだ……」


「ユフィ?……何が嫌なのよ?」


「婚約者出来たら行かなくていいんじゃないの!?」


「相手によるんじゃないかしら?それにユフィのお家的に行かなくていいわけなんじゃないの?」


「お兄様がいけば問題ないじゃない……」


「トラヴィス様は絶対よねぇ〜」


我が家は人脈の幅広さが代々素晴らしく広い。

国内に限らず広いので伯爵家と言えど重宝されている。

人脈というのは基本的に社交界での顔合わせに情報が必要になる……ということは社交界での夜会は絶対。



て言うけどさ……私は継がないじゃない?

我が家の兄トラヴィス=エルントラ

妹が言うのもなんだが成績も良し

興味が無い私にも顔も悪くない人当たりもいいし

跡継ぎとして問題なし

父の仕事も手伝っていて現在で6割がた兄に任されていて

継承もその内だろうと思っている

その兄が参加するのよ?

そして私には婚約者できたし私夜会に必要かしら?


私ユフィリアは人と関わることがあまり好きではない。

嫌いな訳では無いが大の苦手なのだ。


「まぁ、トラヴィス様が参加するのはエルントラ家としてだけどユフィは公爵家とエルントラ家の繋がりだからやっぱいるんじゃないの?エスコートしてくれるんでしょ?」



「ため息しか出ないわ…………」


「なんでよ?皆が羨む碧い薔薇のエスコートよ?羨ましい!」


「なら変わってくれるかしら?人の視線が刺さるわよ……」


「あー…………んー……頑張って?」


ポンと肩を軽く叩かれる


私は軽くエミリーを睨む


「あ、ブロンソン伯爵令嬢には気をつけて」


「あ――………いや、気をつけるも何も……」


ブロンソン伯爵令嬢とはキャリー=ブロンソン

ブロンソン伯爵家次女で私やユフィと同い年で

何もしてないはずなのに絡んでくる

よく居る御令嬢。


長いものとお顔の良い男に巻かれるタイプ。

私としては尊敬するレベルですわ。

お兄様がいる時といない時の豹変が素晴らしいの。


「気をつけて回避できるの?……」


「無理ね♡」



エミリーのウィンク付でかえってきました。


「自信ないわ……壁の花じゃダメなのかしら……」


「ダメに決まってるでしょ?今までも結局人に囲まれたりするのに公爵家婚約者まで追加されちゃったらね〜」


「なんで集まってくるのよ……」


「そりゃ家柄と言い第1は顔かしら?」


「なんで顔?そんな変な顔してる?」


「……貴方は本気で気づいてないから余計タチ悪いわよね……しかも無駄に外面付けててはぁー……周りが可哀想だわ……」


盛大にため息疲れた……なんなのよ



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