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大日本帝国の正義  作者: 幻華元帥
1/1

帝国首脳部の苦悩

──1945年、大日本帝国はポツダム宣言を受託、戦争に敗北した。

帝国は、いつから国の羅針盤を狂わせていったのか。

もし有能元帥がいれば...


中将「やはり米国を相手にするなど無謀すぎる!」


大将「我が帝国海軍の力を持ってすれば勝てる!」


少将「しかし相手はあの圧倒的な石油埋蔵量を誇る米国ですぞ!」


大将「問題ない。こちらには大和がいる。」


少将「そういう問題では無くてですな...!」


大将「では何だ。大日本帝国は神の国であるぞ!断じて勝つ!」


その他「...」


元帥「止めよ。」


一同「!?」


大将「どうなされましたかな、元帥殿。」


元帥「あの米国を相手取るなどナチスのような阿呆がやる事だ。」


一同「!?」


少将「元帥殿、その発言は些か危ないですぞ!」


元帥「構わん。これより大日本帝国はナチス・ドイツと縁を切る。」


大将「な!?」


中将「今なんと!?」


少将「...それは...!?」


元帥「既に天皇陛下の御許可は頂いている。」


一同「!?」


中将「しかし何故あの強国と縁を切るのですか!?」


元帥「まだ分からぬのか。」


元帥「ナチスはすぐに滅ぶであろう。」


一同「!?」


少将「確かに、ナチスはこの頃前線の敗北が濃く見えます。」


少将「しかしそれだけで判断されるのはd」


元帥「それだけで判断しているのではない。」


少将「...では他に何か問題が?」


元帥「そもそも、ナチスの周りに味方というものは代表的な国でも」


元帥「イタリアぐらいしか居らぬではないか。」


元帥「ハンガリーやルーマニアが参加した所で意味があるか?」


元帥「さらに周りにはソ連、イギリスが居るのだぞ?」


中将「しかし、ナチスの機甲師団は最強でありますが?」


元帥「あれは確かに強い。が、これからは航空機の時代である。」


元帥「雲が浮かぶような所から爆弾が降り注がれる時代になる。」


少将「なんと...」


一同「...」


元帥「まあ、それは一度置いておこう。」


元帥「いいか?皆の者」


元帥「米国とは、皆が思うておる以上に強国である。」


元帥「敵に回れば恐ろしいことになる。」


ざわ…ざわ…


参謀「元帥殿がそこまで言うとは...」


中将「やはり相手取るのは無謀すぎると...」


大将「分かりました。米国と戦争するのは止めましょう。」


元帥「それが懸命である。」


元帥「皆もそれで良いな?」


一同「イギナーシ」


元帥「これより我が帝国は枢軸より抜け、米国と盟を成す。」


一同「ハッ!」


──数ヶ月後...


大尉「元帥殿!失礼致します!」


元帥「どうした。まあ落ち着かぬか。」


大尉「イギリスが...大英帝国が、降伏しました!」


元帥「...詳細を。」


大尉「ハッ!」


大尉「ナチスが行った空爆によりロンドンがかなりの被害が。」


大尉「死人増加を阻止するため降伏したと。」


元帥「...空爆如きでか?」


大尉「それが...個体名〈原子爆弾〉が投下されたと...」


元帥「......狂ってるやがる...」


少将「元帥殿!報告が!」


大尉「少将殿!報告は既に...」


少将「そうであったか。」


少将「いやそれよりも...元帥殿...原爆とは...」


元帥「............」


元帥「...ナチスを、攻め落とすぞ。」


少将「!?」


少将「しかしどうすれば...」


元帥「少将、米国とソ連にナチス攻めの要請を。」


元帥「うちも陸軍を出撃させるぞ。」


少将「それでは...!全面戦争に...!」


元帥「ナチスのヒゲを潰しに行くぞ。」


──暇だったら続く...


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