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第87話 懐中時計

*第87話 懐中時計*




純白の戦士は、新の前に立っていた。

天使の羽を思わせる真白な機体。

両サイドに付いた、3対の腕。

宙に浮かぶ、二つを含めた合計三つの顔。

足は1対だが、背中に付いたジェットエンジンの小型版が両脹脛と両踵に付いていた。

背中のジェットエンジンのすぐ横に付いているのはウィング。つまり翼である。

しかし、飛行機のように1対ではない。

主翼が一対。その間に垂直尾翼が1つ。その両サイドにジェットエンジンが付いており、そのジェットエンジンを覆うように斜め45度に主翼と同等の大きさの副翼が一対付いていた。


『大丈夫か?マスター』


『いやいや、見てわかるでしょ。全然大丈夫じゃないわよ。嵐、早く“アレ”を渡すわよ。』


「マスターコレを受け取ってください。」


ガチンッと左腕の内の1つが肘から下が切り離され、切り口にかけられた反重力魔法で浮遊しながら新の方へ飛んできた。


しかし、奴らはその光景を黙って見ていてはくれなかった。


三体が同時に地面を蹴り、銀色の戦士、【AsuraアスラMkマーク-IIツー】へ襲いかかる。


「“Division arms”」


バチンっという音と共に、機体の腕1対を残し、他2対の腕が浮遊した状態になり、新の方へ飛ぶ腕を除いた合計3本の腕が、迫り来る悪魔達へ発射される。

握り拳が2体の悪魔達の胸部に命中する。

そう、命中したのは飽く迄“2体”だけだ。


「!?」


3体の内一体が縮んだのだ。

どちらかと言ったら萎んだの方が正しいのかもしれない。

悪魔達に拳が入る直前。

一体だけが体から蒸気を噴出し、その体が萎んだのだ。まるで風船のように。

そして、縮んだ事により、拳は空気を撃つ。

無論、悪魔への攻撃は空振り。


しかし、驚くべきところはそこだけではなかった。

悪魔は拳を軽々避けると、その細長い手で地面を掴んだかと思うと、それを軸にして体を前に突き飛ばし、加速する。

ソレは先程の悪魔達では考えられない早さだった。


「っ!!!! “Lightningライトニング swordソード”!!」


すると、機体に残った1対の腕の掌なや中央から、拳より一回り大きい程度の棒が吐き出される。

ソレを掴むと、棒の先バチバチと雷を放ちながら淡く金色に光る刀身が現れた。

二本の雷の剣。


【Asura Mk-II】はその二本の剣を構えると、2つの弧を描き悪魔を斬り裂く。

しかし、悪魔は異様な反射神経と動体視力を持ち合わせているようで、ソレを片腕が飛ばされる程度で躱す。

重症に思えるが、奴らにとっては屁でもない。


悪魔はどんどん加速し、音速を超える。

そして、新の方へ飛んでいた腕の上に着地し、手首に鋭利な爪を立て引裂く。

バキッと鈍い音を立てながら、手首は吹き飛び、腕は大破する。

それと同時に、手で握っていたものが爆発に巻き込まれ飛んでゆく。


「しまっ…!!!」


飛んで行った先は竹林生い茂る藪の中。

探すのは困難である。

しかし、ソレは新にとって必要となるものだった。

急いで追いかけようとするが、行く手を悪魔達に阻まれる。


「くっ…!!」


さらに追い討ちをかけるように、腕を破壊した悪魔がゆっくりと倒れ込む新の方へ接近する。


(ダメっ…!!!!)


しかし、次の瞬間、悪魔は大きく後退した。

その直後、“突風”と“雷撃”が新と悪魔に割って入るように襲来する。


(間に合った…!!!!)


嵐は京都へ出発すると同時に、神々達へこの事を通達していたのだ。

無論。神々の中で“最速を誇る彼彼女ら”にもだ。


「疾風迅雷☆」


「駆けつけました♡」


「雷神☆」「風神♡」




「「只今参上!!!!☆♡」」




「俺達が来たからには☆」「もう大丈夫よ♡」


「な、ハニー☆」「ね、ダーリン♡」




やたらカッコイイ、何処ぞのタツ〇コ〇ロ作品のようなポーズを決めつつイチャつきながら雷人と風吹は、戦場へと降り立ったのだった。


少々呆れながら、嵐はほっと一息つく。

雷人と風吹がここに来たということは、間もなく援軍が到着するということである。

数は力なりと言うが、強敵相手には強き者達の力は必要不可欠である。

それを、今まで新は、殆ど1人でやってのけていたのだ。


だから、今度は嵐達が力を振るう番である。




「御二方、御力添え感謝します!!我ら神々の名にかけて、何としてでも奴ら駆逐します!!!!!!」




「おう☆」「もっちろん♡」




こうして、戦いは中盤を迎えることとなった。

そして、彼らは知ったのだ。

この戦いの本当の“敵”を……




* * *




その頃一方、華菜はその場所、現状を理解しつつあった。


1つ。今現在、大規模な戦闘が繰り広げられている。

2つ。自分は神々によって助けられた。

3つ。神の1人は自分の生徒の神藤新であった。

4つ。新は死を決意して無謀な戦いを挑み、自分を助けた。

5つ。現在地は変わり果てているが嵐山。先程目を覚ました場所だ。今は西園寺百合華と合流。未だ西園寺百合華は気を失っていた。

6つ。自分のすべき事は西園寺百合華を連れてこの場から離れること。彼、神の邪魔にならないように。


しかし、本当にそれで良いのだろうか?

神ではあるが自分の生徒を見殺しにしてこの場を立ち去っても良いのだろうか?


華菜の頭の中では妙な違和感と感情が入り混じっていた。


彼の為には逃げる事が1番良いことであるはず。ソレは彼も言っていたことだ。

しかし、ここで彼を失ってしまったら自分の何かが壊れてしまうような気がした。

それが何だかは分からない。


そこで、西園寺百合華が目を覚ました。


「ここ、は…?確か…」


「目が覚めたか西園寺。」


「先、生?ここは…?」


目を覚ました西園寺を見て、華菜は教師としての役目を果たすことを決意した。

自分の勝手で生徒を危険な目にあわせるわけにはいかない。


「話は後だ。すぐに此処から離れるぞ。」


「え?は、はい。」


その瞬間、とてつもない爆音がこの地を揺らした。

その方向は言うまでもなく、彼のいた方向である。

先程、華菜は目を覚ましてから自力であの場所まで行ったのだ。方向くらい分かっていた。


「今の音………………………まさか!!」


「……西園寺、今すぐにここから離れるぞ。」


「嫌です!!私は行かなきゃならないんです!!」


「駄目だ。私は教師としてお前の安全が第1に考えなければならない。危険な場所には行かせられん。」


「でも!!新が!!!!」


そこで華菜は気づいた。


どうして、彼女、西園寺百合華があの場所に神藤新が居ると分かったのか?

彼女は、彼の正体を知っていたのか?


「お前…神藤の正体を知っているのか?」


「…………………言えません。」


「安心しろ、私も彼が神であることは知っている。」


「!?何故その事を!?」


「さっき聞かされたからだ…」


「さっき!?新はどうしたんですか!?無事なんですよね!?」


「…………………。」


「何とか言ってください!!!!先生!!!!!!!!」


思わず黙ってしまった。

言うべきか、言わぬべきか…

世の中、知らない方が幸せな事だってある。

しかし、彼、神藤新は、彼女、西園寺百合華にとっては大切な人物であることは、教師である華菜には分かっていた。

伝えるべき…なのだろう…

意を決して口を開く。


「神藤は……自分の命と引き換えに私を逃がした。」


「!?」


「その時、私は彼から頼まれたのだ。お前を、西園寺を連れて此処から離れろと。

私は教師としてもソレは同意見だと思う。役ただずが何人いようが、彼の邪魔になるだけだ。」


「っ!!!!」


「それが彼の意思だ!!!!西園寺百合華!!!!!!」


「!!」


華菜は怒鳴った。ソレは彼女を止めるためか、それとも…


「彼の意思、決意を無駄にはするな…」


「だったら…」とその言葉は華菜の耳には届かなかった…


「彼のためにも私達は…」




「だったら、どうして貴女は泣いているのですか!!!!」




「っ!?」


ハッとして気づく、自分の目から溢れんばかりに涙が頬を伝うことを。


自分が怒鳴ったその言葉は、彼女を止めようとするためか…それとも、“自分に言い聞かせるためか”。




「どうして貴女は泣いているのですか!!どうして貴女はそんな風にしていられるのですか!?!?

貴女は……貴女は、新にとって“何者”なんですか!!!!!!!!!!!!」




「!?」


「貴女はこう答えるでしょう。教師だと。違うでしょ!?貴女にとって新はもっと…もっと!!!!!!!!」




「“それ以上先は、お嬢ちゃんであろうと言ってはならない事だよ”。」




その時、彼は現れた。

ソレはとても美しく、それでいて神々しい。

“3対の銀の翼”で天を仰ぎ、彼は私達の前に降臨した。




* * *




「やぁ、久しぶりだねお嬢ちゃん。元気してたかい?

そして、初めましてかな?新の担任の…ええっと…藤澤華菜先生…?だったかな?」


彼女達の前に現れたのは、3対の翼を背中に付け、ローマ人のような真白なローブを纏った、細目で、白髪の青年。

翼を閉じながら彼は言った。


「初めまして、私は新の父親です。ゼウスと名乗っています。“全能神”です。」


彼、ゼウスはそう言った。


「さてと、まずお嬢ちゃんから話そうかな。お嬢ちゃんはその話を、多分…そうだねぇ…桜姬ちゃんかな?に聞いたんだよね?」


「は、はい…」


「その話は、本来なら知った瞬間、その事と私達の事を含めた、神に関するとこ全ての“記憶”を消さなきゃならないんだ。」


「「っ!?」」


「しかし、お嬢ちゃんの現在の立ち位置がかなり微妙でねぇ?消したくても消せないんだよね?

だから、“くれぐれも誰にも言わないこと”。

ソレは“神の盟約”に関わることだから。

いいね?」


普段のゼウスからでは考えられない、異様な威圧感が百合華を襲う。

百合華はその言葉に強制される形で頷いて答えた。

「よろしい。」とゼウスが言う。


「さて、次は先生だね。さっきも言った通り、私は新の父親で全能神ゼウスです。ギリシャ神話とは違ってマッチョじゃないけど、コレでも自分の顔が美形であることは誇りを持っているのだよ。」


キラっとゼウスはキメ顔をした。

若干、2人とも苦笑いをした。

しかし、その直後、ゼウスは何故か青ざめた顔になりすぐさまゴホンっと話を変えた。

何かあったのだろうか?

何やら妻に全力で土下座しながら必死に謝罪している夫の顔とは、まさにこんな顔だろうと、何故か直感的にそう思える顔をしていた。

本当にどうしたのだろうか…


「えーっと、それでね?先生は新、というか、私達の存在を知ったわけだけど、その事はお嬢ちゃん同様、他言無用だよ。」


「は、はい。」


「それと、詳しい話は修学旅行が明けてから新の家に来てから話すから、そこの所だけ宜しくね?」


「今は少し忙しいんだ。」と彼は付け加えた。

その後、「“holyホーリー churchチャーチ”」と何やら口にした後、再び彼は翼を広げて飛び立つ準備をする。


「あ、それともう1つ。」


ゼウスは自分を見て言った。


「お嬢ちゃんから聞くのは盟約違反だけど、“自分で気づくのは違反じゃないからね?”寧ろそれは”…いや、止めておこう。でしゃばっても仕方がないしね。

じゃあね〜。」


と言うと、翼を一気に動かし、天高く飛び上がる。

その直後、突風に仰がれ思わず目を閉じる。

次に目を開けた時には彼の姿は既にそこには無かった。


「……………………………。」


彼女、西園寺百合華は何を言おうとしていたのだろうか…?

気になるが、それを問うのは彼女にとって、大切なものを失ってしまうのだろう。

ソレは教師として…いや、一人の人間として、してはならない事だ。


それに、ゼウスと百合華の話の中に佐藤桜姬の名が出てきた。

神藤新が神であると知った時から予想はしていたことだ。

彼だけではなく、彼の血縁関係にある者達、あるいはその関係者は、人間の姿をした神なのであろうと。


すると、彼女、西園寺百合華も、実は神だったりするのだろうか?

いや、それは無いだろう。

でなければ、ゼウスに立ち位置などという話などされないはずだ。


ふと、そこで気づく。

実際に気づいたのは私では無い。

西園寺百合華だった。


彼女は腰のポケットの辺りに、何やら膨らみがある事に気づいたのである。


彼女はポケットの中に手を入れ、それを取り出した。




「…………“時、計”?」




ソレは、月光に当てられ、光り輝き、シンプルだが、美しいフォルムの“銀の懐中時計”であった。




* * *




その頃一方。

現在の京都は、火の海に包まれていた。

その炎はどこからともなく現れ、木々や、建築物を灰にした。

それと同時に、警察署に“数体の黒い悪魔”が暴れているという通報が何件も届いていた。

しかし、警察達は火災でパニックになった住民達が何かを見間違えたのだろうと、その通報を無視し、避難活動を進めていた。


1人のカメラマン安藤と共にヘリに乗り、京都上空へ向かうのはニュースリポーター小林だった。

小林は今年で5年目となるまだまだ新米だが実力のあるリポーターである。

割と美人であると有名だが、実際は恋人は欲しいけど今は仕事が恋人の今年の11月で29歳を迎えるバリバリ現役のキャリアウーマンである。

三十路直前で少々焦っているが、焦れば焦るほど寄ってくる男は居らず、最近はコンパに出没するが、体は三十路寸前、心は乙女な小林は、相手の理想が高過ぎるため毎度毎度失敗していると噂になっているほどだ。


間もなくして、ヘリは京都上空へと到着した。

一大事ではあるが、これ以上に良いネタはない。

流石仕事が恋人と自称するだけはあり、熱烈なやる気がカメラマンの安藤を呆れさせる。

実際のところ、いくら上空は地上より安全とはいえ、熱風が吹き込み灼熱地獄であった。

しかし、仕事で給料を貰っているので文句など言えるはずもなく。

まさに今、その現状を全国各地に知らせようとカメラマンがカメラの電源を入れたところである。


「見えますか!!ご覧下さい。今現在、午前3時過ぎ、京都で大規模な火災が発生しております。

未だ原因は不明のこの大………ちょっと、安藤さん?どこ見ているんですか?カメラの写す方向ズレてますよ!!カメラ回してください!!!!」


しかし、彼の顔は妙に青ざめていて、オマケに口も開きっぱなしである。

彼は口を開きっぱなしの状態で震えながら指をさした。


「あ、ぁ、あれ…」


「何!?今仕事中でしょ!?」


少々苛立ちながら小林はその指の先を見た。

その先を見た瞬間、小林の苛立ちは消えていた。

頭の中を巡るのは数々の記憶と疑問である。


「何…アレ…、」


指の先にいたのは黒い塊。

上空からで正確な大きさはわからないが、3mはあるだろう。

ソレは人の形、いや、尾を持った全身真っ黒な存在。

ソレは街を徘徊し、炎を吐いていた。


正しく、その姿は“悪魔”であった。


「安藤、カメラ回して!!ビックニュースよ!!」


(まさか、通報されているって噂の黒い悪魔に出会えるなんて!!)


彼女の頭は妙にクリアで、恐怖と裏腹にかなり興奮気味だった。

だからこそ、油断が生まれてしまったのだ。


その黒い悪魔は、徘徊を停止した。

そして、次の瞬間、ソレは目の前に現れた。

ガシャンッッ!!!!!!!!と窓が砕け、扉が吹き飛び、期待が揺れる。


「なっ!?」


「あがっァ……!!!!!」


小林の驚きを他所に呻き声が上がる。

それと同時に、小林の顔に生暖かい液体が降り注いだ。


「嫌だ…死にたく、ない!!!死にたくないよォおぉぉぉぉ!!!!!」


恐る恐る、その方向を見た。

そこには、体に悪魔の腕が突き刺さった、安藤の姿があった。


「た、助け…………………」


涙を流し、血を撒き散らしながら、彼の首が消えた。

彼の頭はヘリから地上に落ちていく。

そして、首の無い血塗れの体を、耳元まで裂けた悪魔の大口が彼の体を貪る。

それが自然であるかのように。


「うぁあああああああああ!!!!!!!!!!!!」


「え?ちょっ!?」


その姿を見ていた運転手が、悪魔を振り落とそうと、ヘリを加速させ、期待を揺らす。

しかし、それと同時に、悪魔のいるドアと反対側のドアが開き、そこに運悪く、先程の悪魔の激突によりシートベルトが切れたことに気づかなかった小林が吸い込まれていった。


「嘘………」


彼女は空中に放り出され、慌ててヘリに手を伸ばす。

しかし、その手は届くはずもなく、落下する。

そして、目線の先で暴れるヘリが爆発した。

爆発と同時にヘリの部品がばらまかれ、その1つが、小林の体を掠める。


しかし、それどころではない。そんな些細なことを気にしている場合ではない。

今自分は死の危機に瀕しているのである。


「いやぁあああああ!!!!死にたくない!!!!死にたくない!!!!!!

バンジージャンプはしたくても命綱は欲しいのぉ!!!!!!!!」


訳の分からないことを言いながら、落下する。

じたばたと暴れるが、物理の法則をねじ曲げれるわけもなく、加速していく。


「まだ結婚もしてないのに死ぬのは嫌だぁぁあ!!!!!!!!!!!!!!!!」


泣き叫びながらも、体は加速し続け、硬いコンクリートの地面が迫る。


そして、次の瞬間…………


徐々に彼女の体は減速を始めた。




「いやはや、死神殿の本に空から女子が降ってくるという話があったが、それは真であったか。」




彼女はその声の先を見た。

その時思い出した。

全国各地から、流星の如く蒼空を駆ける“スカイフィッシュ”の目撃情報が多数上がっていた。

しかし、その色や速さは疎らで統一性がなかった。

オカルトマニア達には釣りやすいネタだが、一般人ウケは狙えないということでスルーした情報だ。


彼女は知ったのだ。

そのスカイフィッシュの正体が………………




「大丈夫か?あ、名乗るのが先でござるか?儂はこの世界で“武神”をしているものでござる。」




その正体は、武神と名乗る、ちょっと良い声の仮○ライダーである事を。

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