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第4話 新の正体・暴走した者達

*第4話 新の正体 ・暴走した○○達*


と言う訳で家に帰って来た。

どうやって帰ってきたかって?

もう直ぐわぐ分かるから説明はあとだということで。

ちなみに家は普通の二階建ての一軒家。


「お〜い。

希里〜帰ってるか〜?会議に行くぞ〜!」

「すぐに行きます。」


すると、二階から、パタパタと中学生くらい少年が降りてきた。

実際、中学生なんだけどな…

まぁいいや、そして、彼が我が弟の希里である。

髪は茶髪(別に染めている訳じゃないぞ?天然だぞ?)で、瞳は赤く。

身長は、俺の肩より低いくらいである。


ちなみに、学校ではかなりモテるらしい…


ん?俺はどうかって?



モテる訳ないじゃん?



ラノベ机に積み上げている時点で…

別に悔しくないぞ?

…いや、本当に…


「お待たせしました、兄上。」


「ん、ほんじゃあ行くか。」


てな訳で、会議会場に向かう。

廊下を進んでいき一番奥の扉に前に立つ。そして…



『gate open!』



と言うと扉の隙間から緑色の光が漏れ出た。

そして、扉を開く。

そう、ここが会議会場である、『 heaven church 』天の教会と言う意味がある。

この部屋は、全ての" 神 "が集まる場である。

そして、俺は人間では無い。



" 死神 "だ。



「遅いぞ死神どの。

時間ギリギリでわないか。」


「悪い。

仕事があったもんで。」


すでに俺と希里以外は全員部屋の中にいた。

声をかけてきたのは、僕より少し背の高いおっさん。


「で、今日の会議はどんな要件なんだ?」


と近くにいた金髪の少年が言う。


「うん。全員集まったようだね。では、会議を始める。」


と、部屋の奥の方で玉座に座っている白髪の成年が言った。


「ん?姉さんはどうしたんだ?

見当たらないが?」


「女神は、用事があるんだそうだ。

手続きが何とかって…」


と、またもやおっさんが答えた。

ふん?手続き?何の手続きだろう?

あ、今でたから言っておくと俺には従姉弟の姉さんがいます。



" 女神 "です。



まぁ、そのうち出てくるだろう。


ちなみに希里は" 鬼神 "な。



「話を進めるよ?

今日、ここに集まった要件は…

皆んなに警戒態勢に入ってもらいたいからだ。」



「「「っ!」」」


「警戒態勢?どういうことよ!」


とさっきの金髪少年の近くにいた緑がかった銀髪の少女が言う。

ちなみにさっきの少年と少女は腕を組んでいる。

リア充め…


「警戒態勢に入ってもらう理由は…獣神界にいた獣神、アラクネ,メディゥーサ,セイレーン,ビートル,パサライト,九尾の計6人が突然消えたからだ。」


「何だと?今までにそんなことは無かったではないか!」


「しかも、九尾とパサライトって‼︎

獣神の中でもかなり強い獣神でしたよね‼︎⁉︎」


「うむ。だから警戒態勢に入ってもらいたいのだよ。

特に死神君は24時間ずっと、" all life "を使って獣神達を探して欲しい。

どこかに現れるかもしれないからな。」


" all life "というのは俺だけが使うことができる、" 魔法 "の名だ。

魔法はハリ○ポッ○ーみたいな感じだと思ってくれていい。

さっき、ジュネーブから帰って来る時も魔法を使って空を飛んで来た。

魔法を使うのは別に構わない。



ただ……



「…使いたくない気持ちも分からんでもないが宜しく頼むよ。」



そう、この魔法は俺が最も嫌っている魔法の一つである。

" all life "=全ての命…動物、魚、鳥、虫、植物、そして"神"の全ての位置を全て把握できる便利な魔法だが、それと同時に相手の感情、気持ちなども、読み取れてしまう…


「早速、all lifeを使って獣神達を探してくれ。」


「……分かった。

魔力解放…魔力に異常無し…" all life "…発動……」


俺の目がほんのりと熱くなる。

そして、全ての命の位置が目に映る。

すると、あるポイントから強い反応があった。

間違いない。


獣神だ。



「見つけた。」


「何⁉︎どこだ‼︎」


「だけど…ここは…地球?…でも、いるのはアラクネだけだ。」


「何故地球に現れたんだ?」


「そんなの僕が知るわけないで…っ⁉︎」

「どうした?」


「アラクネが…化身を一体放って…消えた…」


「何⁉︎」


化身とは、それぞれの獣神が持つ獣の兵隊といたところだな。それぞれ、特殊な能力を持っている。獣神にしかできない魔力の使い方だ。すると現れた化身が…


「…化身が暴れ始めた…」


「どうなっている‼︎ あの、アラクネが人を襲うというのか‼︎」


「とりあえず、化身を人に見られるのはマズイ。

死神は直ちにその場所へ向い、事態を最小限におさえ、化身の討伐をはかってくれ。

見られた場合はこっちで何とかする。

頼んだぞ!」


「了解しました。」


俺は、扉を開け急いで化身の元へ向かった。

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