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プロローグ,第1話 謎の少女が五月蝿い。

この物語は、作者が趣味で書いたものであり、『死神様の高校生活は波乱万丈です。』をリメイクしたものです。内容は同じですが、題名と本文が少々違います。

*プロローグ*


今、街で巨大な蜘蛛型の化神が暴れている。


驚くか?体長は人間よりデカイぞ?

そんな奴が街で暴れてたらひとたまりもないわな。

正直言って俺が1番驚いている。

なんてったってその巨大な蜘蛛は"知り合いが召喚した"もので、その知り合いは只今"行方不明"。

しかも、今からその巨大な蜘蛛を討伐しなくてはならないのだから…

何故そうなったか?

そんなこと、こっちが聞きたいよまったく…

そして、視界に巨大な蜘蛛が現れた。

ん?

蜘蛛の前に誰かいるんですけど…

あ〜あ、腰抜かしちゃってる…

蜘蛛は今にも襲いかかろうとしていた。

蜘蛛が襲いかかる前に足に力を入れ地面を蹴り、飛びながら"人間ではありえない力"で蹴り飛ばす。

すると蜘蛛は横に吹っ飛び、近くにあった壁に突き刺さった。

蹴り飛ばした際に襲われそうだった誰かが視界に入った。


その人はよく知っている人だった…


「え?………あんたは……」


「は?」


できれば会いたくなかった……



バレてしまったのだ人間では無いことを…



*第1話 謎の少女が五月蝿い。*



俺は今年で高校2年,一光学園(イッコウガクエン)に通っている神藤新だ。

見た目は特別カッコいい訳でもなく、いたって普通。

告白経験はゼロ。

ちなみに、彼女を作りたいとも思わない。

趣味が楽しいし、仕事もしなければならないからだ。

ん?どうした?

ああ、仕事?なぜしてるかって?

う〜ん…

いや、仕事している親父がいるんだけどね?

なんていうか〜"足りない"からだな。

弟もいるし。

家に、引きこもっている知り合いもいるしね…

まぁ、とりあえず仕事の話しはいずれ話すとして、そろそろ、学校に行かなければならない。

今日は一学期の始業式だ。


* * *


さて、新しい教室わっと…2-Aかぁ。

取り敢えず教室に向かう。

教室に着いたところで、当然の如く自分の席を探し…おお〜あったあった、ラッキー窓際じゃん。

何となく窓際が嬉しい。

この気持ちがわかる人は多いんじゃないのかな?


席に着き、鞄の中から、"5,6冊"本をを出す…


その本は、表紙には可愛らしい少女が描かれている。

いわゆるライトノベル、通称ラノベだ。

はい。これが俺の趣味です。

モテる可能性はゼロに近いだろ?

まぁ、楽しいしから気にしてないし

さっきも言ったが、彼女を作りたいとも思わない。

そのうちの一冊を手に持ち読み始める。

うん、面白い!楽しい!

やっぱりラノベは良いもんだな〜

キャラクターも可愛いし!

と、黙々とラノベを読んでると教室のドアが開き、一人の少女が入ってきた。

黒くサラサラとした髪は胸の辺りまでのび、髪型はサイドテール。

目は少しつり目、少し寂しい胸を張り、堂々とした態度だったが、なぜか少し暗い雰囲気がある…

でも、まぁ多分男子からの人気は高いだろう。

二次元とかで言う、ツンデレ的な感じだからな。

見た目が。

まぁ、気にせずラノベ読もうっと。

ちょうど良いところだし!

という訳で、再び読み始めると、何やら視線を感じるんだが…

まぁ、気のせいかな?

それにしても、この作者ラノベ書くのうまいな〜

アニメ化も期待出来るだろう。


「ねぇ…」


いや〜アニメやるんだったら良い会社が作ってくれると嬉しいんだがな〜


「…ちょっと…」


このイラストもパナいな〜

この色使いがたまらないな〜


「…聞いてるの…?」


…う〜ん、さっきから声をかけられてるような気がするような…


"まぁ、いっか "


それより続き続…



「ねぇ、聞いてるのって言ってるでしょうが‼︎」



…う〜ん、できればスルーしたかったんだが…

スルーできないもんだな…

なるべく人とは話したく無いんだけど…

「聞こえてんだったら返事ぐらいしなさい‼︎」

まぁ、返事ぐらいはいいか…

「あいあい、聞こえてますよ…。

何かごようですか?」



「あんた、学校間違えてるんじゃないの?」



「どうやったら間違えるんだよ⁉︎」



思わず、ツッコミを入れてしまった。

学校はないだろう、学校は‼︎


「…。じゃあ、あんた、教室間違えてんじゃないの?」


ん?マジで?

取り敢えずもう一度確認してみるか…

(名簿を見る)…確かに自分の名前がある…。

うん、間違える訳ないわな。

もう一度席に着く。

ラノベを読む。

本当にこのラノb…



「結果ぐらい教えなさいよ!」



…いちいち声がデカイな……


「間違えてなかったぞ…」


「ハァ⁉︎、そんな訳ないでしょ!」


「ハァって言いたいのはこっちなんだが、一様聞いとくけど何でそう決めつけるんだよ…」


まぁ、だいたい理由はわかるんだけどね…



「そんな、気持ち悪い本を積み上げて、気持ち悪い本読んで気持ち悪い笑い方してる奴がこのエリート高校のエリートクラスにいる訳ないじゃない‼︎」



う〜ん、予想どおりだった。

ってか、3回も気持ち悪いって言うなよ…。

う〜ん、取り敢えず、仕返しついでに軽く挑発しとくか。



「は〜い、残念でした〜。リアルにここにいました〜(笑 (棒読み)」



棒読みで挑発すると余計うざく聞こえる…。

さてと、どんな反応をするかなと…。


「あんた、"退学"にするわよ?」


………………………………

……………………………………………は?


「いやちょと待て⁉︎挑発されたぐらいで退学にするなよ⁉︎ってか何様だよ⁉︎」


「何様って、私は、私よ」


「意味が分からん⁉︎」


「ハァ⁉︎私を知らないっていうの⁉︎」


「さっきの言葉とどうつながっているのかは知らんが、お前誰だよ‼︎」


と、そこでチャイムが鳴り響いた。

気づけば、同じクラスと思われる生徒がいつの間にか教室の中に。

そして、俺たちのことをチラチラと見ていた…

それに気づいた彼女は、顔がカーッと赤くなりスタスタと立ち去った。

チャイムナイス‼︎と思わず叫びたくなったが我慢する…

チャイムが鳴ったって事は始業式か…

ここの高校は、入学式と始業式を合同で行うから時間がかなりかかる。

面倒くさいな…

ここの校長の話…長いんだよなぁ…とてつもなく…

まぁ、彼奴が黙るきっかけが出来ただけよしとするか…


「あんた、今失礼な事考えてなかった?」


いつの間にか近くに戻って来た……

本当に五月蝿い…

ってか人のこころでも読めるのか…

できる訳ないけどな、"アレ"を使わない限りはな……


いかがでしたか?

面白ければ幸いです。

時間があるときにバンバン出していきます。

これからも、よろしくお願い致します。

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